茶色い不正出血の原因は? 病気の可能性や注意したい他の症状

不正出血は女性にはよくあることですが、出血の状態や原因などはさまざまです。

体調不良やストレスなどのあまり心配のない原因から、妊娠、さらには重大な病気まで、あらゆる可能性が考えられます。

ほんの少しの出血なら平気だと放置しておくのはキケンかもしれません。

今回は不正出血の中でも、茶色い出血についてまとめてみます。

要チェック項目


□茶色い不正出血は血液が酸化しているせいで起こる
□不正出血が起こる原因は病気やピルによるものなどさまざま
□不正出血の他に腹痛や出血の変化、臭いなどがあれば要注意

不正出血が茶色になる原因
不正出血した時や生理の時に血液の色が茶色かったり、いつもと違ったりすることがあります。多くの女性は不正出血を経験すると言われていますので、誰もが一度くらいは経験があるかもしれません。

不正出血は女性にはよくあることです。ですがやはり生理と違う出血は不安になりますし、しかも血液の色が茶色かったり黒っぽかったりするとさらに心配にもなりますね。

血液はもともとは赤ですが、出血の仕方によっては茶色くなる場合があります。出血した血液の色が茶色い場合には次のようなことが考えられます。

血液が酸化


血液が体外に流れ出るまでに時間がかかると、その間に酸化して茶色くなると言われています。経血などの排出が上手くいかず、体内に留まってしまった場合などです。

また、前回の生理の経血が子宮内に残り、時間が経ってから排出される場合も茶色くなります。

少ない量


不正出血の量がごく少量の場合には、黄色い場合もあるようです。また、おりものに血が混じって茶色いおりものなどとなって出てくる場合もあります。

茶色い不正出血が起きる主な原因
生理の時以外に性器から出血する場合はすべて不正出血と呼ばれます。不正出血にはさまざまなパターンがあり、考えられる原因も様々です。

また女性の身体はデリケートで、ストレスや無理なダイエットなどでホルモンバランスが崩れるだけでも不正出血を引き起こします。

もちろん病気などが原因の不正出血もありますので、注意が必要です。では不正出血の原因はどのようなものがあるのでしょうか。

ホルモンバランスの乱れ


ホルモンバランスが乱れることで、生理のような出血が起こることがあります。また、歳が若い場合は身体がまだ整っておらずホルモンの分泌が上手くいかない場合があります。

排卵出血


中間期出血とも言い、月経と月経の中間、排卵期頃に起きる出血です。これは排卵期のホルモンバランスの変化によって起きると言われています。

排卵出血があるのは全員ではなく一部の女性です。基礎体温を付けていると排卵出血だと気が付きやすいようです。

着床出血など妊娠初期の出血


妊娠すると受精卵が子宮内膜に着床します。この時に少量の出血が起こる場合があります。

通常の生理よりも出血量が少なく、期間も短いことが多く、人によっては茶色っぽい出血が見られるようです。

生理予定日の1週間前くらいから生理予定日頃に出血があることが多く、妊娠が発覚した後に、着床出血だったと気が付くパターンが多いようです。

この着床出血の他にも妊娠初期にはさまざまな原因で出血がある場合があります。

茶色い不正出血が病気が原因で起こる場合
上記の不正出血は病気ではない場合の原因でした。ですが、不正出血は病気のサインであることも少なくありません。ではどのような病気が考えられるのでしょうか。

膣炎


非特異性膣炎など、もともと膣に存在していない菌に感染して炎症を起こす場合があります。

また、萎縮性膣炎は閉経後の女性に多い膣炎です。女性ホルモンの分泌が低下することで膣内部が乾燥しやすくなり、細菌が入って炎症を起こしてしまいます。

子宮頸がんや子宮筋腫


良性または悪性の腫瘍によって不正出血が起こる場合があります。具体的には子宮頸がんや子宮体がん、子宮筋腫など。自覚症状がなく、症状が出るころには病気が進行している場合などもあります。

子宮頚部びらん


多くの女性に見られる症状で、子宮の入り口辺りがただれてしまい、出血しやすくなっている場合があります。性交などによって傷つくと出血が起こります。

特に心配はしなくてもいい症状ですが、出血がひどい場合などは病院を受診しましょう。

黄体機能不全


黄体ホルモンがうまく分泌されないことで月経の周期が短くなってしまったり、不正出血が起こってしまったりします。基礎体温を付けておくと気が付きやすい病気です。

他にも不正出血を引き起こすとされている病気があります。不正出血があった場合には産婦人科を受診するのが一番安心でしょう。

茶色い不正出血の原因がピルの場合
不正出血の原因がピルにある場合もあります。

低用量ピルは卵巣ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)を服用することで排卵を止める作用のある薬です。

女性ホルモンのバランスが変化しますので、副作用として不正出血が起こることもよくあるようです。

これはピルを飲み始めた初期の頃に起こることが多く、飲み続けているうちに不正出血が起こらなくなってくることが多いと言われています。

この場合はしばらく様子を見て、不正出血が治まらないようであれば病院を受診するのがいいでしょう。

また、ピルを飲み忘れたり、下痢などでピルの成分が身体に吸収されなかったときなどに不正出血が起こることがあります。

不正出血が茶色の時、注意したい他の症状

腹痛がある


不正出血と共に腹痛がある場合は病気の可能性も高くなります。特に痛みが激しい場合などはすぐに産婦人科へ行くのがベターです。

腹痛を伴う不正出血の例として、子宮内膜症や子宮頸がん、子宮体がん、卵巣嚢腫、卵管炎などがあります。

臭いがきつい


茶色い不正出血やおりものが出て、さらに臭いがある場合には膣炎などの感染が考えられます。放っておかずに医師に相談しましょう。

茶色から鮮血に変わっていく


出血の量が増えている場合があります。生理前のごく少量の出血が通常の月経になっていった場合など生理前後の出血量の変化はよくありますが、

それ以外に何かおかしい、いつもと違うと感じたら速やかに病院を受診しましょう。

茶色い不正出血も要注意です
不正出血は女性に起こりやすいことではありますし、茶色い出血の場合にはごく少量の出血である場合が多いでしょう。

ですが、だからといって油断は禁物です。病気を早期に発見するためにも、自分の身体の調子に敏感になっておくのが一番です。

不正出血の場合も、少しでもおかしいなと感じたら早めに病院へ行きましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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