“間違った常識”が悪化につながる。ストレスや睡眠不足でもなる「ニキビ」



ニキビは皮脂の過剰分泌だけが原因じゃない?

ニキビは皮脂の分泌が多いことが原因といわれますが、実はこれは正確ではないのです。皮脂の分泌が多い肌タイプのことを脂性肌と言いますが、ニキビができるのはこの脂性肌の方だけではありません。皮脂の分泌の少ない乾燥肌の方も、ニキビができるのです。そうなると、ニキビの原因は一概に皮脂の分泌が多いことではないことがわかります。
皮脂の分泌そのものが多いからといって、ニキビができる肌というわけではありません。なぜなら、ニキビができるのは、毛穴がふさがれてしまうことで皮脂がつまり、アクネ菌が過剰に繁殖してしまうことが原因だからです。

つまり、皮脂の量が多くても、肌のターンオーバーで古い角質の排出が正常に行われれば、毛穴は詰まらず、ニキビになる可能性も低くなるということ!逆に、皮膚の代謝が悪いと、皮脂の量が少なくても毛穴が詰まってしまい、ニキビになる可能性が高まるのです。問題は皮脂の量ではなく、毛穴がつまりやすいかどうかということなんです。
ニキビの間違った常識とは…?
ストレスがニキビの原因になることも
ニキビについて、男性ホルモンが多い人はニキビができやすいといわれることがありますが、実際はどうなのでしょうか。たしかに、男性ホルモンは皮脂腺を刺激することから、毛穴がつまりやすくなり、ニキビになりやすいことは事実です。しかし、実際は女性の体に、そう簡単には男性ホルモンがそれほど増えたりしません。

ただし、ホルモンのバランスがニキビに影響することは事実です。ホルモンバランスをつかさどるのは脳の視床下部ですが、強いストレスを受け続けると、うまくコントロールができなくなり、ホルモン分泌の命令が乱れます。その結果、コレチゾールや男性ホルモンの過剰分泌が起きて、ホルモンバランスが崩れてしまいます。
視床下部は自律神経のコントロールも行っていますが、ストレスはその働きにも影響します。自律神経がうまく働かなくなると、肌だけではなく心身ともにさまざまな不調が現れます。
「ストレスホルモン」ってなに?


「洗顔をすればするほどニキビは治る」はウソ?

ニキビができた時に、「清潔にしなくては!」と思い、何度も洗顔する人もいるようですが、洗い過ぎは、かえってニキビによくありません。ニキビそのものに触れる機会が増えますし、洗顔後は特に乾燥しがちになります。ニキビには、乾燥は大敵なのです。

正しい洗顔方法で優しく洗いあげた肌は、触った時に少しベタつきを感じるくらいにしっとりとしているものです。それは、私たちの肌そのものが持っているセラミドなどの保湿物質がうるおいを保っているおかげ。
ニキビ跡を気にするあまり過剰な洗顔を行いがちですが、これは肌に刺激となってしまい逆効果です。正しい洗顔方法をマスターして、ニキビ跡の改善に繋げましょう。
正しい洗顔方法をマスターせよ!


睡眠は多く取ればいいわけではない

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉、骨、内臓器官などの発育に関わる重要な役割に加えて、肌の細胞分裂と修復が進み、肌を再生させることで、調子を整える作用があります。睡眠不足になると、この成長ホルモンが十分に働かなくなります。肌の細胞が傷付いたまま老化していくため、肌の状態が悪くなり、ニキビを発生させます。

成長ホルモンの分泌量のピークは、睡眠に入った直後から3時間です。また、ターンオーバーが活発に行われる時刻は22時から翌2時までです。つまり、睡眠は単に多くとればいいというわけではなく、睡眠を6時間とったとしても、就寝時刻が真夜中の2時過ぎでは意味がありません。
知っておく!睡眠とニキビの関係


正しい知識をもつことが、美肌への近道に

いかがでしたか。美肌をキープしている人は、正しい知識をもって、きちんとケアをしています。間違った常識や自己流ケアでニキビを悪化させないように、まずは正しい知識を知ることから始めてみましょう!

その他、「スキンケア大学」には女性の健康・美容やライフスタイルに関するお役立ち情報がたくさんあります。ぜひご覧になってください。
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