【レディダヴィ 第1話】異食症・スプーン爪の原因と症状を解析

2016年10月11日(火)に放送された「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」第1話では、「異食症」が取り上げられておりました。

登場したのは異食症を患った保育園児で、なんと釘や土などを食べてしまう症状があらわれることに驚いたかたも多かったのではないでしょうか。

そこで今回はこの「異食症」と、番組の最後で紹介された「スプーン爪」とはどのような疾患なのか医師に解説していただきました。

スプーン爪とは

症状


スプーン爪とは、匙状爪などとも呼ばれる爪の状態を言い、横から見たときに真ん中あたりがへこんでまるでスプーンのような形になったものを言います。

原因


スプーン爪の原因は、爪が生えてくる根元の部分である爪母と呼ばれる部分にしっかり血流がいかないことが原因となる場合が多いと考えられます。

もともとそのような爪の形であったり、特に病気がないのに起こる場合もあります。

また、血液中の鉄分が不足して起こる鉄欠乏性貧血によるもの、あるいはケガなどにより血液循環が悪化していたり、あるいは爪の両端を切り込みすぎることによって爪がそってしまうといったことがあるようです。

治療法


スプーン爪の治療法は、その原因によって異なります。鉄欠乏性貧血であれば、食事内容の指導や鉄剤の服用などが行われます。

また、ケガなどに関してはその治療が行われますし、生理的なものであればもちろん特に治療が行われることはありません。

異食症とは
栄養価のない、本来食べ物ではないものを食べたいという強い衝動が起こるものを言います。

異食症によって食べてしまうもの

■土

■氷

■粘土

■チョーク

■木炭

■人間の排せつ物

異食症の原因
異食症の原因はストレスや栄養障害などが言われておりはっきりしていませんが、鉄欠乏性貧血や亜鉛の欠乏症などで異食症が起こることがあります。

特に鉄欠乏性貧血では、氷を無性に食べたくなる氷食症が出ることがあることが知られています。

異食症による合併症
もともと食物ではないものを食べるので、消化されず消化管が詰まってしまったり、胃炎や胃潰瘍の原因になってしまう場合があります。

異食症の治療方法

異食症は、原因によって治療する科が異なります。鉄欠乏性貧血による氷食症であることがはっきりしていれば、内科で治療が行われますが、強いストレスによるものが疑われる場合は心療内科や精神科で治療が行われます。

医師からのアドバイス
異食症、と聞くと、よほどびっくりするようなものを食べるのか、と思っている方が多いかもしれませんが、鉄欠乏性貧血の際の氷食症などは比較的、日常的にみられることです。また、妊婦さんも独特の食行動をとることがあります。

(監修:Doctors Me 医師)

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