《第7回》メンタルビジョンでお悩み解決〜球技が苦手 編

目の機能とメンタルを同時に鍛えて、日常のパーフォマンス力をアップさせる「メンタルビジョントレーニング」。今話題のトレーニングの生みの親、松島先生がさまざまな悩みに答えます。大人はもちろん、子供にもチャレンジして欲しい!
松島雅美先生とメンタルビジョンについてはさらに詳しくはこちらへ
メンタルビジョンって何? 《連載第1回》
 


Question.

息子がサッカーを習っているのですが、他の子と比べるとワンテンポ遅いように感じます。正確にパスも出せないし、せっかく自分がボールをもっていても、相手に取れてしまうこともしょっちゅうなんです。足も速いし、運動神経はいいほうです。

 


Answer.

スポーツで勝つためには、投げる、蹴る、走るといった基本動作が優れているはもちろん、場面に応じてスピーディに状況を判断し反応することが必要です。サッカーやバスケットボールなど、ポジションが入り乱れるスポーツは特にそうですね。自分自身も動きながら、複数の相手、複数の味方、そしてボールの動きを目で見て判断しなくてはいけません。

息子さんは、運動神経はいいようですので、もしかしたら状況判断が苦手なのかもしれません。ボールを受け取ったとき、相手を見ているようで見ていない、どこにパスを出せばいいのかわかっているようでわかっていない、いわゆる「見ているつもり」になっているのではないかと思われます。

このようなお子さんには、視野を広げる「周辺視」と、目でとらえた形、位置、情報と手や体の動きを連動させる「協応動作」をトレーニングがオススメ。「周辺視」のトレーニングは2人1組で行います。トレーニングする人は顔と目は前方を見続けたまま、サポートする人がサイドで出した数字を当てます。そのとき、目はそのまま黒目だけを動かして見るように。簡単に見られるようになったら、眼はまっすぐ前に向けたまま数字を当てるようにする、または、指の位置(角度)を広げてもらいましょう。
 
動画で詳しく!周辺視野を鍛える

「目と手の協応トレーニング」は、第6回の記事でもご紹介している両手ボール投げも有効です。視野が広がり、目と手の連携がうまくいくと、どこにスペースがあって、どこに走り込めばゴールできるのかなど、スポーツにとって大切な判断力、予測力がついてきます。
 
動画で詳しく!目と身体の協応

(取材/文:若松真季 [Instagram] maki_wakamatsu_neroli)
 
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●撮影協力/穴山未生
プロウインドサーファー。
1985年04月22日生まれ。170cm,52kg。
2015年ウインドサーフィンスラローム女子において二度目の日本一となり、ワールドカップにおいても世界ランキング5位になる。またGPSでのスピード記録で日本女子最高記録64.11キロを保持している。
神奈川を中心として、世界や全国の海に行き活動するプロウインドサーファー。

松島雅美が主催するathlete club、「メンタルビジョントレーニング」。
臨床心理士として、日本で初めて、「眼の機能とメンタル機能を同時に鍛えるプログラム」を構築いたしました。「メンタル」に対する誤解を解きたいという想いで起業し、「感情=気持ちの持ちようでは変えられない!」ならば「脳の感情をコントロールする場所を鍛えるべし」、この考えから心理学本来のデータ科学を用いて導きだしたのが、メンタルビジョントレーニングです。
メンタルビジョントレーニングは、これまでにないスクリーニング方法で、一般的な体力測定では行わない「眼の筋力・スピード」、自分ではチェックしにくい「眼のクセ・処理能力・メンタルの弱点」を明確にし、現在の苦手課題にどう影響しているのかを分析しトレーニングしていくものです。
 
松島先生の講義を無料で!東京海上日動×Athlete Club
 

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