お産直後はトラブルだらけ...困った産後の不調を一気に解決!

2016年10月15日(土)に発売された「たまごクラブ 2016年 11月号」では、お産直後について特集されておりました。

長い妊娠、苦しい出産を終えた後にも問題が出てくる産後には、どのような対策を行えばよいのでしょうか。

今回は「お産直後の問題」について、医師に解説をしていただきました。

お産直後の心身の変化

体力の消耗


お産は体力を使います。陣痛によるいきみで体力を消耗し、産後は起き上がるのがやっと、という産婦さんもいます。

痛みが続く


お産によって骨盤がゆるんでおり、痛みが発生することもあります。また帝王切開を行った場合は、傷の痛みがしばらく続きます。

精神的変化


赤ちゃんが生まれたことに喜びを感じる一方、ホルモンの変化等により精神的には不安定となり、マタニティーブルーと呼ばれる状態になることもあります。

生活面での変化


赤ちゃんの夜泣きなどで寝不足になりがちとなります。また産後赤ちゃんのお世話に付きっ切りとなり、自分のことは後回しにならざるをえません。

腱鞘炎


赤ちゃんを抱っこして頻回に哺乳を続けるので腱鞘炎を起こすことがあります。

お産直後の筋肉痛の症状

全身筋肉痛になる原因


いきむ時は腹部だけではなく、腕や足など全身に相当な力が入るためです。

特に痛みが出る部位


腹部

痛みの緩和方法


しっかりと静養をとります。また患部をもみほぐすのもよいです。

いつくらいに痛みは治まりますか?


数日以内にはほぼ治まります。

会陰切開部の痛み

会陰切開により制限される行動


制限はありませんが、座る・立つなど日常動作だけでも痛みを感じることがあります。

痛みの緩和方法


やわらかい座布団を使う、便秘にならないようにする(いきみを防ぐ)

いつくらいに痛みは治まりますか?


最初は激痛であることもありますが徐々に痛みは落ち着き、1カ月程度でだいぶ落ち着く方が多いです。

産後の激痛おっぱいマッサージ

マッサージ方法


1:マッサージする乳房と反対側の手をマッサージする乳房部分にあて、保護します。

2:マッサージする乳房側の手を保護している手の上にのせ、肘を使って上下に動かします。

3:また乳頭・乳輪部をつまみ、縦・横ともんでいきます。

行うことのメリット


乳輪が柔らかくなり、赤ちゃんが乳首にしっかり吸い付くことができます。母乳の詰まりをほぐします。

注意点


乳房をつぶしすぎないようにします。

お産直後の不眠

眠れない原因


胎盤を娩出することによって体内に存在するホルモンの量が急激に変化します。このホルモンの変化が一因と考えられます。

産後ハイとは


医学用語ではありませんが、一般的には出産後に気分が高揚し行動が活発になることととらえられているようです。

おすすめの解消法


横になるだけでもいいので、できるだけ体を休めるようにし、日中でも寝られそうな時があれば赤ちゃんと一緒に寝るのがおすすめです。

また寝る前にテレビや携帯などをできるだけ見ないようにしてください。

最後に先生から一言
妊娠中も体や精神の変化があり、大変な面がありますが、産後も体・精神ともに変化し続けます。

産後はまずはしっかりと静養すること、これが基本となります。

(監修:Doctors Me 医師)

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