発毛有効成分であるミノキシジルとは

ドラッグストアに行くと、さまざまな有効成分を配合した育毛剤が並んでいますが外用発毛剤の成分として、効果が実証されているものに「ミノキシジル」というものがあります。今回は、ミノキシジルの具体的な効果についてお話していきます。


ミノキシジルとは

ミノキシジルは、もともとはアメリカで、血管拡張剤の成分として開発され、高血圧の人が服用する飲み薬に利用されていました。しかし、服用している人に発毛効果が認められたことで、頭皮に対する塗り薬の成分としての研究が進み、薄毛に有効であることが実証されたのです。


ミノキシジルの効果について

そもそもの髪の毛はどこでつくられるか髪の毛は、頭皮に埋もれている髪の根元の部分(毛球)でつくられており、ここには、「毛乳頭」と「毛母細胞」があります。そして、毛乳頭が、頭皮の毛細血管から受け取った栄養や酸素を毛母細胞に受け渡すとともに、毛母細胞に対して成長の指示を出します。それによって毛母細胞が盛んに細胞分裂を繰り返し、それが髪の毛となるのです。
ミノキシジルは、頭皮の血行を促進する前述の髪の毛がつくられる過程で、重要な要素として「頭皮の血行」が関係しています。頭皮の血行が悪いと、毛乳頭から毛母細胞への栄養の供給がうまく行われず、薄毛の原因となります。
ミノキシジルは、頭皮の毛細血管を拡げることで、血行を促進し毛乳頭が栄養や酸素を受け取りやすくするといわれています。
ミノキシジルは、毛母細胞へも働きかけるまた、ミノキシジルは毛母細胞にも直接働きかけ、細胞分裂を活性化させることで、髪の成長を早める作用もあるといわれています。
ミノキシジルには、上記の効果があるといわれています。なお、日本皮膚科学会が発表している男性型脱毛症(AGA)に対する有効な治療法のガイドラインでは、ミノキシジルは、成人男性および成人女性の男性型脱毛症患者に対して発毛効果が認められており、最高ランクであるAランク評価がつけられています。


ミノキシジルの副作用は?

ミノキシジルの副作用に対する研究は、まだ模索段階ですが、塗布した部分の頭皮に、
かゆみかぶれ湿疹などが出ることがあるようです。
また、もともと降圧剤に利用されていた成分なので、人によっては低血圧など、血流に対する副作用が出たり、それによって、頭痛、めまい、不眠、冷え、食欲不振、嘔吐、下痢、動悸、息切れなどの症状を引き起こすことがあったりするともいわれています。
さらに、妊娠期間中や授乳期間中の女性の場合は、胎児や乳児の循環器系に悪影響を及ぼす可能性があることから、使用を控えたほうがよいとされています。
高い効果が認められているミノキシジルですが、副作用を理解し正しい使用を心がけるとよいでしょう。
(この記事の監修: オラクル美容皮膚科院長 / 高橋栄里 先生)
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