意外とこんなにあるんです。日常にひそむ肌荒れの原因10個

肌荒れの原因を詳しく見ていきましょう。


肌荒れの原因はひとつではない

角化細胞は約28〜42日周期で入れ変わり、健康な肌を保っています。この肌の新陳代謝のことを「ターンオーバー」と言います。
ターンオーバーが正常に行われないと、保湿がうまくできなくなります。肌のバリア機能も弱まるので、外部の刺激を受けやすくなるというわけです。
つまり、ターンオーバーがきちんとできれば肌は健康的でいられるということ。ターンオーバーを乱す原因はいくつもあり、複数の要因が重なって肌荒れが起きているケースがほとんどです。


肌荒れを引き起こす外的要因

次のような外部の刺激によって肌荒れが起こります。
時季気温の変化は肌にストレスとなります。季節の変わり目など、気温差が激しい時期は注意が必要です。また、冷房や暖房の使用による屋内外の気温差も肌にはストレスです。冷暖房を使用すると空気も乾燥するので、使用の際は温度だけでなく湿度にも気を配るようにしましょう。湿度が50%以下になる冬は、乾燥により肌の保湿に必要なバリア機能(角質層)が壊れやすくなります。
花粉が飛散する時期には花粉症皮膚炎になる可能性があります。
紫外線紫外線は日差しの強い夏や晴れた日だけでなく、冬でも曇りの日でも常に降り注いでいます。外出する際には必ず日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めが汗で流れ落ちてしまうことが多いので、適度に塗りなおすことも忘れないようにします。日焼けは、やけどと同じです。与えるダメージが大きいので、紫外線から肌をしっかり守りましょう。
化粧品スキンケア用品やメイク用品が肌荒れの原因になっているケースも少なくありません。問題なく使っていたものが突然あわなくなることもあるので気をつけましょう。メイク落としや洗顔時にゴシゴシとこすったり過剰に洗いすぎたりしないように気をつけます。また、下地やファンデーションの種類によっては肌に負担となるうえ、毛穴をつまらせてしまうことがあるので、毎晩クレンジングできちんと洗い流す必要があります。使用するスポンジ類には雑菌が繁殖しやすいので、こまめに洗うようにしましょう。
アレルギー特定の食品を摂取したり、特定の物質や動物に接触したりして、皮膚炎を起こすことがあります。


肌荒れを引き起こす内的要因

体の不調などによっても肌荒れが起こります。
腸内環境の乱れ腸内環境が乱れると、悪玉菌が増えて有害物質が発生します。その有害物質は腸壁から吸収されて体内にめぐり皮脂に混じってから排出されますが、量が多いと処理しきれずに肌荒れを引き起こします。
血行不良血液の循環が悪くなると新陳代謝が正常に行われなくなります。肌に必要な栄養を十分に届けることもできず、老廃物もたまります。スキンケアをいくらがんばっても、血行不良を改善しないと美容成分をきちんと浸透させることができません。
ストレスストレスを感じると自律神経が乱れて、血流が悪くなります。また、肌の調子を整える働きのあるエストロゲンという女性ホルモンの分泌が減ってしまいます。
睡眠不足肌によいといわれるホルモンは、入眠後3〜4時間後に分泌されるといわれています。睡眠時間も大切ですが、この時間に良質な睡眠をとれていることが大切です。また、十分な睡眠時間を確保しないとターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。
偏った食生活糖質(炭水化物)や脂質、刺激物、加工品の食べ過ぎに注意しましょう。肌のためにはビタミンと食物繊維の不足に気をつけなければなりません。特にビタミンB群はターンオーバーに欠かせません。過度なダイエットや不規則な食生活は肌荒れの原因となります。
生理周期によるホルモンバランスの乱れ生理前は黄体ホルモンの分泌が増えます。皮脂が過剰に分泌されて、毛穴がつまりやすくなります。
さまざまな要因で肌荒れは起こります。何が原因か理解して、健康な肌をつくっていきましょう。
対処法については『肌荒れを改善する方法』をご覧ください。
(この記事の監修: タカナシクリニック 院長 / 梨真教 先生)
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