【保存版】ノロウイルスの症状と知っておくべき感染予防マニュアル

冬場に多い病気で、感染力が強く危険度が高い病気といえばノロウイルスです。名前はよく聞くけれども、あまり詳しくなくどう対処すればわからない人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はノロウィルスの症状や予防方法についてご紹介します。

要チェック項目


□ノロウィルスは感染力が強い
□経口感染により罹患する
□2枚貝が感染源となることが多い

ノロウイルスとは?

ノロウイルス感染症というのは、ここ10数年でかなり猛威を振るうようになったウィルス性の食中毒です。

初めてのノロウイルスを確認されたのは、1968年のアメリカのオハイオ州です。

日本では、ここ10数年で発生件数がかなり増えており、厚生労働省の発表では、平成16年では、277件12,537人の患者であったのに対して、

平成27年では481件14,876人の患者数とかなり事件発生数が高くなっている食中毒です。

また、食中毒の中でも感染力、危険性が高いという事で知られているウイルスです。

新型ノロウィルスと呼ばれているものは、免疫が効かずわずか10数個のウイルスが体内に入っても爆発的に増加して、食中毒を起こす可能性が高いです。

ノロウィルスの厄介な点としては、明確な薬やワクチンというものが存在しておらず、ただただ、体外に排出されるのを待たないといけないという事です。

ノロウイルスの感染経路と潜伏期間

感染経路


<食べ物>
ノロウィルスのおおもとの感染源は、2枚貝といわれています。特にカキでの感染が多いとされており、流行中に食す場合は注意が必要です。

生で食べずに加熱すればいいのかというと、そうもいかないです。ノロウィルスは熱耐性のウィルスとしても知られており、加熱が甘いと食中毒感染を引き起こしてしまいます。

<人>
ノロウイルスの場合、ほとんどすべてが経口感染です。先に紹介した2枚貝だけではなく、人から人へと経口感染する確率が高いです。

ノロウイルスは少量でも感染力が高いため、ノロウィルス感染者から出された吐しゃ物や糞便から、二次感染することが多いです。

吐しゃ物や糞便が乾燥して、空気中に飛沫したものが体内に取り込まれ、二次感染を引き起こしてしまう可能性が高いです。

潜伏期間


潜伏期間は、1〜2日といわれており、感染してから発症するまでの期間が短いことでも知られています。

これってノロウイルス? 症状の判断法!
ノロウイルスに感染すると1〜2日で発症します。

症状


・吐き気
・嘔吐
・下痢
・腹痛

また、ある程度の発熱はするものの、インフルエンザのように高熱になるという事がないのが特徴です。

感染後は、1~2日症状が続きますが、免疫力が落ちているときなどは、発症中1日に数十回の下痢になることもあり、脱水症状で命の危険にさらされることも少なくありません。

また、タイミングにより、下痢の症状を発症しない場合もありますが、その場合でも同じくらいのウイルスを保有していますので、二次感染に注意が必要です。

さらに症状が治まった後でも、体内には最長で1カ月ほどウィルスが存在している状態ですので、症状が和らいだからと安心せずに、2次感染予防に努めてください。

ノロウイルスに感染した時の対処法
ノロウイルスには、明確な特効薬や予防接種というものがありません。そのため、感染して発症した場合は、絶対安静が最も最短の回復方法です。

嘔吐や下痢により、急速に体内の水分が失われていきます。脱水症状に気を付けておきましょう。

お湯や水、スポーツ飲料などを少量ずつでも、頻繁に飲むようにすることで脱水症状を予防することができます。

また、胃腸にダメージを負っていますので、口にするものはできる限り消化の良いものにしましょう。

食欲がないからと言って、食べないのは非常に良くないです。すりおろしリンゴでもいいので、できる限り食べるようにしましょう。

ノロウイルスに感染しないためには⁉

食べ物からの感染を防ぐためには、2枚貝などを食す場合は中心部までしっかりと過熱する必要があります。

また、食品以外の感染を防ぐ方法としては、定期的にしっかりと石鹸を使用して手を洗いましょう。そして、手を洗った後はアルコールなどで消毒するとより効果的です。

感染者の介抱をする場合、吐しゃ物を処理するときは、使い捨てのビニール手袋やゴム手袋を使用して自身の手に付着しないように注意しましょう。

また、吐しゃ物の合った周辺は、次亜塩素酸の入った塩素系漂白剤や洗剤で掃除をするとウィルスを限りなく除去することができます。

ノロウイルス対策を十分にしよう!
さて、今回はノロウイルスの症状や感染時の対策、予防法についてご紹介させていただきました。

発症時の症状がかなりひどくなりますので、特に幼児やご老人など体が強くない人が感染してしまった時は注意が必要です。

しっかりと予防すれば、可能な限り感染を防ぐことができます。皆さんもしっかりと対策をしておきましょう。

(監修:Doctors Me 医師)

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