整形級の技に驚いた!目の錯覚を利用する「骨筋メイク」体験レポ

去年、キム・カーダシアンがSNSで紹介して以来、世界中に大ブーム中の“コントゥアリングメイク”を試したことがありますか? 暗めと明るめのリキッドファンデーションを使って、シェーディングやハイライトを歌舞伎役者のメイクのように大胆に塗る技法です。しかし、難しそうでなかなか試しづらいですよね。
ところが、日本にはコントゥアリングを施さなくても、自分の骨格と筋肉を活かした『骨筋(こっきん)メイク』なる技術が存在するんです。そこで今回は『骨筋メイク』を提唱する化粧品ブランド『MAMEW』の新宿東南口店の店長である西 彩香さんにその技を教えていただきました!
 
■骨筋メイクとは?
『骨筋メイク』は、一人ひとりの骨格や筋肉のつき方を見極め、その人の長所を伸ばし、肌や顔立ちの悩みを目立たせないよう“目の錯覚”を利用する“修正”メイクです。
つまり、このメイク法には一つの決まったルールがあるわけではなく、眉の描き方、アイシャドウののせ方など、全てにおいてマンツーマンでメイクアップアーティストに学ぶパーソナルメイクなんです。
筆者は今回、『トライアル こっきんメイク体験コース(90分)』全2回を受けてきました。では、基本のステップをご紹介します。
 
■1:カウンセリング
あなたの好きな色、よく使う洋服やコスメの色、肌に関する悩みをメイクアップアーティストと細かくカウンセリングします。
 
■2:フェースプローポーション
独自の資料を使いながら、顔の黄金比率、顔の形から受ける人の印象、線や色の錯覚効果についての理解を深めます。例えば、細い眉はシャープに見せたいときやすっきり見せたいときに効果的で、上品で繊細なイメージを出す効果があることなどを学びます。
眉と顔の長さの関係がそれぞれ人に与えるムードを認識します。そして、“なりたい自分”になるために、どのようなメイクが最適かを考えていきます。
 
■3:ガイドラインで顔バランスを分析
顔の筋肉と骨格のプロポーションポイントに点を描いていきます。その後、点と点をつなぎ、顔のバランスを正確に判断できる“ガイドライン”を引きます。
筆者の顔は丸顔で頬がふっくらとした“子供顔”。子供顔の方は顔の縦よりも横バランスが強く、どちらかというと幼くみられる雰囲気です。一方、面長や卵型の顔の方は、縦のイメージが強く、大人っぽい印象に。
筆者がなりたい自分のイメージは、“可愛らしさ”よりも“知的な大人”なので、横バランスを弱めて、縦バランスを強調するメイクを習うことにしました。
ちなみに、下記の画像がモデルさんの顔をCGで黄金比率にしたガイドライン。こんなに完璧な黄金比率の顔の方は、めったに存在しないらしいです。
ガイドラインで自分の顔バランスを理解した後は、アーティストがクレンジングをし、軽い表情筋マッサージ(気持ちよかった!)をしてくれます。
 
4:パーソナルカラー診断
さて、ガイドラインで自分に合ったメイク法を理解した後は、パーソナルカラー診断です。自分に似合うパーソナルカラーを知っておくと、アイシャドウ、チーク、口紅のカラーチョイスで迷わなくなるのだそう。
様々なトーンやカラーの布を自分の首元にあてていくと不思議なことに、顔の色がパッと明るくなる色があるんです。よく雑誌や本などに載っているカラーパーソナル診断を、自分で試してみたことがある方も多いと思います。筆者は自己診断で、長年アースカラーが似合う“オータム”だとばかり思っていたんです。
ですが実際に色々な布をあててみると、“スプリング”だということが判明! いつもアイシャドウやブラウンやカーキなどの“オータム”カラーを選んでいたのに、実は“パステルピンク”や“ピーチ”が似合う肌だとは目からウロコでした!
そこで今回のメイクには、今まで縁がなかった“ピーチ”を使うことにしました。
 
■5:個別メイクレッスンBEFORE & AFTER
ベースメイクの基本からポイントメイクまで、筆者の悩みに合ったメイクレッスンを開始。最初にアーティストがお手本を見せてくれた後に、自分でできるようになるまで教えてもらいます。
筆者が自分の顔で悩んでいた点を修正するメイクは以下のとおり。
(1)眉と目の距離が離れている・・・眉毛の上を少しカットして眉毛の下に眉毛を描き足すことによって、眉と目の位置が近づき目力アップ。
(2)顔の横幅が広い・・・大人っぽい印象にするために、ハイライトはTゾーンにT字型にのせるのではなく、縦ラインを強調するためにIラインにのせる。チークは横長の楕円形に入れると横バランスがさらに強くなるので、シャープに上向きの斜め楕円形に入れる。
(3)頬が右よりも左が下がっている・・・左側のチークは右よりも上の位置に、少し濃いめに入れる。
(4)左目が右目よりも小さい・・・左目のアイラインを右目よりも太くし、右目のボリュームに合わせたアイメイクに。
(5)顔のくすみ・・・まぶたのくぼみや目のクマなど影があるところにはオレンジカラー、小鼻などの色ムラがあるところにはイエローカラーのコントロールカラーを塗る。あえてコンシーラーを使わずに透明感を出して若々しさを出す。
(6)乾燥肌・・・保湿力の高い下地とリキッドファンデでしっとりとさせ、最後にお粉をのせて艶のあるハーフマット肌が完成。ファンデのノリとモチがよくなるブラシの使い方を学ぶ。
 
■最後に・・・メイクシート
体験レッスン後にはメイクシートをアーティストが作成してくれます。メイクの手順を図解しているのでこのシートは絶対にキープします!
ベースメイクとポイントメイクは自分の骨格に合わせたものなのでとってもロジカルで説得力があります。
筆者のビフォー&アフターはいかがしょうか? ほかにもコントロールカラーやファンデの塗り方、ブラシの効果的な使い方など、“自分の顔立ち”に合う、そして“なりたい自分”を実現するための知識と技術をたっぷりと得られたレッスンでした。
『骨筋メイク』は自分のメイクに疑問を抱える方にオススメですよ。
 
【取材協力】
※ 西 彩香・・・『MAMEW』新宿東南口店 店長でメイクアップアーティスト歴5年。他ブランドでメイクアップアーティストとして勤務していたが、あらゆる人に対し一つのメイク法しか提案しないブランドの方針に疑問を抱く。そんなとき、一人一人の顔立ちや肌色に最適なメイク法を提案する『骨筋メイク』と出会う。新しい自分を発見し自分自身の“キレイ”を引き出せる手伝いをしたいというのがモットー。
 

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