―あのコの恋愛事情― #好きになったらいけないのに 編



ネイルサロンは不思議な空間。手を握り合っているからなのか、リラックスした密室空間がそうさせるのか、秘密の内緒話しを打ち明けて下さる方がとても多い場所でもあります。そんなネイルサロンで繰り広げられるみんなのリアルな恋のお話をお送り致します。
※許可を頂いたものだけ掲載しています。※個人を特定できる情報が含まれないよう職業等にフィクションも織り交ぜています。ご了承ください。

◇恋は突然


「絶対好きになったらだめなんです」里奈さん(仮名)が力を込める。言い聞かせているのか、思いこませているのか、はたまた自分で自分を洗脳中なのか。全部かもしれないけれど「好きになったらいけない人」なんているのかしら?素朴に疑問をぶつけてみた。「好き」になるだけなら自由ではないか。行動に起こさなければ。
「だめ、だめなんです。仕事のパートナーだから。仕事にならなくなっちゃう。なんで好きになっちゃったんだろう?」さっきの言い聞かせも洗脳も全く効いてない里奈さん、今までなんとも思っていなかったのに、新しくパートナーになった彼の仕事する姿を見て好きになってしまったらしい。恋は突然ですね。

◇仕事姿の魔力


仕事する姿って魅力的だ。特に、普段はふにゃふにゃしたような人がいきなりパリッと仕事してたりするとギャップ萌え。女性は好きですよね、ギャップ。仕事姿に恋をすると長引くんだよな。経験上ですけど。「仕事相手を好きになったらどうするんですか?」そんな質問をしてくるあたり、恋を諦める気はないですね?

◇おわりに


しょっちゅう仕事相手を好きになるっていう人は、そのままでいいのではないかと思う。だって、また次の仕事相手に出会ったら恋をするだろうし、それって、TVの向こうにいる流行りのタレントに恋をする感じと似ている気がして。「いいところしか見ていない」ことを自覚してする恋は楽しいし、仕事に張り合いが出るし。
でも「滅多に好きにならないのに、仕事相手を好きになってしまった」パターンは少し重い。彼の一挙手一投足に振り回されたり、彼の反応によって判断が鈍ったり、本当に仕事に影響が出てしまうタイプ。そんな恋だとしても「好きになってはいけない」ことはないのだろうけれど、好きにならないほうがいいパターンだ。
「恋を進めてはいけないと自分で思えるなら、その理性がある内に距離を置くほうがいいかもですよね。仕事に支障が出たら元も子もないですし」
「そうですよね」里奈さんの声が冷静になる。
里奈さんも役職がある立場だからこそ、振り回されるわけにはいかないのだという現実もあるんだろうな、なんて思いながら、敢えて続けて話してみた。
「縁があったら、仕事が終わってから恋になるでしょうし、縁がなければどんな出会いをしたって恋にはならないですよ」
「そうですよね!」少し吹っ切れたような里奈さんに、二人しかいない部屋で「実は」と内緒話を始めてみる。
「実は私も、仕事相手って好きになったことないのに、過去に一人だけ好きになった人がいるんです」
「えっ!ほんと?その人どうしたんですか?付き合った??」「仕事が終わる頃から付き合いましたね。その彼と仕事したのはその1回だけになりました」「その後どうしたんですか?別れたの?」「・・・・・」「ダメになっちゃいました?仕事相手とはやっぱりうまくいかないかなぁ?」
「今の旦那さんなんですけどね」
里奈さんの驚いたような、少し嬉しいような顔を見てもう一度伝えてみた。
「縁があるなら、仕事をちゃんとやり遂げてからでも恋は始まりますよ」(川上あいこ/ライター)
【あの子のレンアイ事情】(ハウコレ編集部)


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ハウコレ 02/15

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