【子どもの教育資金】学資保険とNISAのどちらが良いの?

教育資金を貯めるにあたっ、児童手当だけでなく、学資保険や定期預金、NISAなど様々なものがあります。教育資金は、将来の学費の値上がりや住宅ローン返済なども考慮して備える必要があります。中でも人気の「学資保険」と「NISA」はどのような違いがあるのでしょうか?学資保険とNISAの違いを比較してみましょう。

学資保険とは?

多く家庭で、将来必要となる教育資金を貯蓄する目的で行っている学資保険。一般的な生命保険会社の商品として販売されています。学資保険は加入契約した時点で将来受け取れる金額が分かっている確定利回り商品です。途中解約しなければ、商品によっては安定した返戻率をキープできます。満期で保険金がおりるものや、途中で祝金が出るもの、医療保障のあるものなどさまざまな種類がありますが、貯蓄を目的とする場合は、返戻率が100%を下回らない商品を選ぶようにしましょう。

学資保険は、基本的に加入条件として子どもの年齢に制限があります。妊娠中から加入できる商品もあるため、早めから比較検討して準備しておくことをおすすめします。
NISAとは?

将来の教育資金を考えた時に株やNISAを検討する方も多いのではないでしょうか?ひとくちにNISAと言っても、2018年1月からスタートした積み立てNISAやジュニアNISAなどさまざまな種類があります。

なかでも教育資金として人気があるのはジュニアNISAです。日本に住む0歳から19歳までの未成年者が契約者となって行う資金運用です。実質運用するのは親なのですが、契約者が子どもになることで、18歳までは口座からの払出しができないことになっています。そのため、損益通算としての商品というよりも、長期間の資産形成と捉えるべきで、出金できる年齢から考慮すると教育資金としての側面が大きい商品だと言えるでしょう。

NISAは少額ですが投資なので、運用の仕方によって資金が大きく増えることもあれば、元本割れしてしまうこともあります。

●金融庁ホームページ「NISA特別ウェブサイト NISAとは?」

http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
学資保険とNISAの比較

学資保険とジュニアNISAでは、どちらが教育資金を貯めるのに向いているのでしょうか?安全性や収益性などさまざまな面で比較してみましょう。
比較して分かること
【安全性や収益性】
学資保険は満期まで保有した場合、返戻率が100%を超えるものであれば元本割れする可能性が低く、貯蓄性や安全性という面ではおすすめできますが、大きく増やすことは難しく収益性としてはいまひとつだと言えます。一方、ジュニアNISAの場合は、運用具合によって増やすことも可能です。しかし、元本割れする可能性も多いにあり、収益性と安全性のバランスが難しいとも言えるでしょう。
【途中解約した場合の対応】
解約した場合の対応も学資保険とジュニアNISAでは異なります。学資保険途中での場合は、中途解約した場合、多くの場合は中途解約返戻金が戻ってきますが、元本割れするケースが大半です。ジュニアNISAの場合は、個人の運用なのでいつでも運用を止めることができます。ただし、出金は18歳まで出来ないことが基本であり、途中で出金する場合には過去にさかのぼって利益のあった分が課税対象となります。

【税制優遇面】
税制優遇の面でも違いがあります。学資保険の保険料は一般的な生命保険と同じく、所得控除の対象となります。また、満期でもらう保険金は、支払った保険料と受け取った保険金の差額のうち50万円までは特別控除の対象となります。ジュニアNISAの場合は、譲渡益、配当、分配金ともに非課税です。ジュニアNISAの年間非課税枠は80万円です。

●金融庁ホームページ「ジュニアNISAの基礎知識」

http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/junior/knowledge/index.html
おすすめの活用方法

学資保険とNISAはどちらを教育資金とすれば良いのでしょうか?どのように活用すべきかチェックしてみましょう。
NISAと学資保険の併用
教育資金を確実に確保したい場合は、貯金型の学資保険に加入することをおすすめします。この場合、返戻率100%以上をキープしているものをチェックしておく必要があります。教育資金として資金を増やしたい場合には、学資保険よりも、ジュニアNISAのほうが向いているでしょう。

教育資金は確実に確保しつつ、いくらかは増やしたいものです。学資保険だけでは、教育資金を大きく増やすことはできません。かといってジュニアNISAだけでも、運用次第で損になってしまう可能性もあります。

おすすめなのは、確実に貯金できる学資保険と、資金を増やせるジュニアNISAの併用です。理想は、必要となる資金の7~8割を学資保険で確実に確保し、残りの2~3割をジュニアNISAにあてて運用するというものです。

また、学資保険の内容についても、不要な特約が付いていないかなど保険見直しをするのもおすすめです。ある程度資金が安定した段階で、ジュニアNISAの比率を高めていっても良いでしょう。教育資金を増やす目的でジュニアNISAを上手く活用するためには、損益のバランスをきちんと確認することが必要です。マイナスが大きく出るような場合には、時には思い切って運用をストップするという決断をすることも大切です。
まとめ

将来のためにも子どもの教育資金を準備することが大切です。今後、大学の授業料等が値上がることも予想されます。可能であれば教育資金として少し資産を増やしておきたいところです。学資保険とジュニアNISAのメリット・デメリットを理解して上手に併用活用することをおすすめします。

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