「今日のデート、うまくいかなかった……」ときこそ、彼との愛が深まるかも



楽しいデートばかりじゃありません。当然デートでは、お互いが楽しい時間を過ごそうとして努力するわけですけど、ふたりの間に認識のズレがあったり、また、デートの最中に会話してるだけでなぜか、いつの間にかケンカになぅたり、いろいろ全部ひっくるめて、デートなんですね。
これからは、「今日のデート、最悪だった!」と帰り道の電車で歯ぎしりしてしまうようなデートにこそ、価値を見出してみることも大切かもしれません。それも紛れもなくひとつのデートだし、また、そういったデートでしか深められないものもありますから。

■「好き」の実感


例えば、彼氏とデートでケンカをしてしまって、「じゃあもういいよ私帰る!」「帰れ!」みたいな感じで悲しき離別を示してしまったまま帰路につくとします。
もう、家につくまでの間ずっと心の中がぐちゃぐちゃで、とりあえずお茶でも飲んで心を整えようとスタバとかに入って一服するあなた。
最初の10分(ひょっとしたら1時間)くらいは、さっきのイライラをひたすら反すうして「絶対あいつが悪いわ。うん」なんて考えるのに時間を費やすかもしれません。
けど、コーヒーのおいしさや時間の経過に助けられて、だんだんと心が鎮まってきて、「本当はもっと一緒にいたかったな・・・・・・」とか「仲直り、どうやってやろう」みたいな考えが浮かんできます。
ひょっとしたら、「こっちも、ちょっとは悪かったかも」「ああいう言い方はなかったかも」と自己嫌悪みたくなってしまうこともあるかもしれません。
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「失ってはじめてわかる」とまでは言わないまでも、ふたりのコミュニケーションが険悪になって、関係を失うかもしれないっていう危機感にさらされてはじめて、自分が相手とのデートをすごく楽しみにしていたことや、さらにいえば、自分がいかに相手を好きかということについて思い知らされるはずです。
逆にいえば、平和ボケのような形で、「最高のデート」続きのカップルでは、ひょっとしたら、その幸せに麻痺してしまって贅沢な贅沢なマンネリなんていう状態にも陥ってしまいかねません(もちろん、仲が良くて、それでずっとラブラブというのは理想的ですが、あくまで理想で、なかなかそんなにうまくはいかないものです)。

■「でもこのままじゃ」の気持ち


ケンカが起きてしまったりといった「うまくいかないデート」が起きることは、それ自体が仲良しの証ですし、上述のようなたくさんのメリットもあります。
ですが、「そっか、ケンカするほど仲が良いっていうし、大丈夫なんだ」と楽観的にも思えません。
残念ながら、中には、ケンカが多くて(だから仲もいいけど)、繰り返される衝突にお互いが心をすり減らしてしまって、成り立たなくなってしまうカップルも事実いるのです。
うまくいかないデートをしてしまったとき、そこではじめて認識できる「やっぱ好き」の気持ちを実感しつつ(そしてこのとき、たしかに彼もあなたと同じ感情なはずです)、そこで止まらずに、「でもやっぱり、仲良しでいたいからこんなデートは二度と嫌だ!」という考えを実行に移していく。
例えばある記事で行ったアンケートでは、彼氏とデートでケンカをしてしまったときには、うやむやにして仲直りをするのでなく、必ず、ふたりで真剣に話し合って、今回のことがどうして起こったのか、それから今後はどうしていったらいいのかを話し合うことにしているという女性がいました。
そうすることで、付き合ったばかりは高頻度だったケンカも、回を重ねるごとに、少なくとも同じ理由のケンカはしなくなり、最後には本当にたまに、しかも本当に重要なことでしかケンカはしなくなったのだそう。
怒りの熱が冷めていくのと同時に蘇ってくる「やっぱり好きだし、ひとまず仲直りしよっと」という気持ちにかまけて、テキトーな仲直りをしない。
そうやって反省から学んでいけるカップルこそが、「お互いに好きすぎてケンカばかりしてたけど、結局糸が切れちゃった惜しいカップル」止まりにならず、「たくさんのケンカを乗り越えたからこそ、今があるカップル」になっていけるのかもしれませんね。(遣水あかり/ライター)
(ハウコレ編集部)(後藤真由子/モデル)(gaku/カメラマン)


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