「学資保険」と「こども保険」は別物?違いと詳細を分かりやすく解説

子どもの保険としてよく耳にする「学資保険」ですが、「こども保険」として扱われている保険とどのような違いがあるのでしょうか?加入対象年齢や学資保険の特約など、学資保険の基本的な内容についてご紹介します。学資保険は妊娠中からチェックする必要があります。妊婦さんも必見です!
学資保険とこども保険の違いって?

子どもが誕生したらよく耳にする「学資保険」や「子ども保険」。勧誘を受けたり、資料請求したことがあるという方も多いのではないでしょうか?学資保険と子ども保険とでは、どのような違いがあるのでしょうか?
学資保険とは?
学資保険も子ども保険も、子どものために加入する保険ということは間違いないのですが、学資保険の場合は、将来必要となる教育資金のために積み立てをすることを目的にしています。加入している方の多くは、子どもの受験や入学に備えるためとしているもので、保険の満期が来る年齢を高校卒業の頃に合わせている商品が多いのも特徴です。
こども保険とは?
子ども保険とは、主に子どもの病気や万が一の怪我などに備えて加入する保険のことを指していますが、同時に子どもに将来必要となる教育費を同時に積み立てられるものもあります。学資保険と子ども保険とでは、厳密には性質が異なる保険ですが、法律などで規定があるわけではなく、学資保険のことをこども保険と呼んでいる保険会社もあります。
学資保険にはどんな種類がある?

一口に学資保険といっても、大きく分けて3つのタイプがあります。貯蓄型・保証型・貯蓄型+保証型のそれぞれの違いをチェックしてみましょう。自分に合うタイプの保険は何型になるのか考えてみましょう。
貯蓄型
貯蓄型の学資保険は、名前の通り子どもの教育資金を保険料を支払うことで積み立てていく保険です。病気や万が一の怪我に対する医療や死亡保障がないタイプです。特筆すべきは、返戻率が100%を超えるという点で、支払う保険料の総額よりも受け取れる保険金のほうが多いという点です。
保障型
学資保険の中でも、教育資金だけでなく契約期間中の万が一の事故によるケガや病気、子どもが死亡した場合などの保証もカバーするタイプが保証型です。期間中に医療に関する保証が受けられる分、返戻率は100%下回るというものが一般的です。学資保険で、保証型の場合、契約者の死亡保障(育英年金)が付いている商品も多くあります。
貯蓄型+保証型
保証型で保証される契約者の死亡保障(育英年金)や子どもの死亡保障をはずし、子どもの医療保障のみがついた学資保険が、貯蓄型+保証型の混合タイプです。貯蓄型学資保険に、子どもの軽い医療保証がついているというような商品です。返戻率は100%前後で、しっかりと教育資金を貯めながらも子どもの医療に関しても保証を忘れていない、バランスの取れた形です。

貯蓄型にするのか、保証型にするのか迷った場合には、中間的な存在として選択しても良いでしょう。
積立金額はいくら?
子どもの学資保険を選ぶときに課題のひとつとして上るものが、積み立て金額をいくらに設定するかという内容です。積立金額の多少によって、毎月支払う保険料の負担額が異なります。負担を少なくすると積立金も必然的に少なくなり、負担が大きくなると積立金も比較的まとまった金額になります。

相場としては、毎月の負担額が1万円前後、満期時に受け取れる積立金が200万円前後という商品が人気があります。
いつから加入した方が良い?対象年齢はある?

学資保険はいつから加入するべきものなのかという疑問を持つ方が多くいます。学資保険の加入対象年齢の多くは、0歳からとなっているものが多く、詳細をチェックすると妊娠中に加入することができることが記されています。

学資保険は妊娠して安定期に入った妊娠5カ月程度から入れる商品が多くあります。妊娠中から加入すると、支払う期間は少し長くなりますが、月々の保険料が安くなることもあります。また、出産後に学資保険を検討しようと思っていても、産後は生活の変化が大きく、学資保険を検討する時間がなかったということもよくあります。学資保険の検討だけでも、妊娠中からスタートしておくことをおすすめします。
学資保険にはどんな特約がつけられる?
医療生命保険のように、学資保険にも特約を付けることができます。学資保険に付ける特約にはどのようなものがあるのかチェックしてみましょう。

特約に個人賠償責任保険
子どもの保険の特約として人気があるのが個人賠償責任特約です。他人に怪我をさせてしまった時や、他人の物を誤って壊してしまった時に賠償してくれる保険です。子ども同士のトラブルをスマートに解決するのに役立つとして人気があります。学資保険以外の火災保険や自動車保険などに付帯していることもあるため、重複していないかチェックしてから特約を付けることをおすすめします。
医療保障特約
子どもの万が一の事故によるケガや病気についての医療保障を特約として付けることもできます。医療保障特約を付けることで、返戻率が下がる場合もあるため、返戻率とのバランスを考える必要があります。医療保険に加入している場合には、そちらでカバーできるため、特約として付ける必要はないと言えるでしょう。
保険料払込免除特約
保険料払込免除特約とは、保険の契約者である親が死亡やその他の規定に該当するようになった場合に、その後の保険料の支払いが免除されるというものです。支払いは免除されますが、満期時の積み立て金やお祝い金は全額受け取ることができるため安心です。保険料払込免除の内容を踏まえて、契約者は主な収入を担う親にしておくことをおすすめします。
育英年金
保険の契約者である親が死亡した場合や、その他の規定に該当するようになった場合に、育英年金として所定の期間、毎年保険金が受け取れるというのが育英年金特約です。契約者である親が別に死亡保険に加入している場合には、特別に必要になる特約ではないといえるでしょう。
死亡保障特約
大人の死亡保険と同様に、子どもが死亡してしまったときに受けられる保証が死亡保障特約です。子どもの死亡と保証の必要性とはあまり関係がないため、加入の必要があるかどうかはよく話し合って決めることをおすすめします。
学資保険を扱っている業者は?

学資保険はいくつかの業者が取り扱っています。それぞれの保険の内容や周りの口コミなどを参考にして選ぶことをおすすめします。
JA共済「こども共済」
共済保険といえば医療保障が充実しているというイメージが強い方も多いのではないでしょうか?医療保障が充実している学資保険を探している場合は、特約ではなく、単体の医療共済で保障内容が充実しているJA共済のこども共済がおすすめです。共済なので、月々の掛け金が安く抑えられる上、先進医療保障がついている点にも注目です。

医療保障や育英年金をつけない場合は、払込方法を年払いを選択することで返戻率を100%以上にすることもできるため、貯蓄型としてもおすすめです。

●JA共済ホームページ「こども共済」

http://www.ja-kyosai.or.jp/okangae/product/human/kodomo.html
郵便局「はじめのかんぽ」
満期期間が17歳・18歳・21歳の3パターン、給付金支給年齢も3パターンあります。給付金支給年齢が小・中・高+大学入学時コースの場合は、0歳~3歳までの加入に限られますが、給付金支給年齢が大学4年間コースの場合や大学入学時コースの場合は加入対象が0歳~12歳までと、子供が少し大きくなってからでも加入することができます。

育英年金や子供の死亡保障を払込保険料相当額にすることで、返戻率を上げることができます。

●日本郵便ホームページ「はじめのかんぽ」

http://www.post.japanpost.jp/insurance/child/gks_kanpo.html
ソニー生命「学資保険スクエア」
ソニー生命の学資保険は、満期パターンが17歳・18歳・20歳・22歳の4パターン、給付金支給年齢は、中・高の入学時に受け取れるⅠ型と、高校卒業時にまとめて受け取れるⅡ型、大学など進学後の毎年の教育資金を受け取れるⅢ型があります。育英年金や医療保障はありませんが、返戻率が高く、貯蓄性が高い学資保険です。

保険料の支払いが月払い、半年払い、年払い、一時払いの4パターンから選べるなど、細かな設定ができるのも特徴です。

●ソニー生命保険株式会社「学資保険」

http://www.sonylife.co.jp/examine/lineup/list/educational/
まとめ

いつ、どのくらいのお金が必要となるのか、貯蓄を目的とするのか貯蓄のほかに医療の保障も受けたいのかなど、各家庭のニーズに合わせて学資保険を選ぶことが大切です。インターネット上には、人気ランキングを公開しているサイトがいくつもあるため、見比べてみたり、実際に加入している人の口コミを調べるなどをして、自分にピッタリの学資保険を見つけましょう。

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