インフルエンザ体験記〜2016大晦日に起こった我が家の悲劇【ママ女医と娘の○○な日常 vol.27】

インフルエンザの注意報が出始めました。2016年大晦日に起きた、我が家のインフルエンザ体験記をお話します。そう、よりにもよって、正月に!









記事の著者  

のんびり子育て中のママ女医   HAL先生

内科医。大学病院研修中にうつ病を発症し、数年間療養生活を経て復帰。その後、病気の間支えてくれた医者の夫と結婚し、娘を出産。現在は田舎で夫、3歳の娘と暮らす。自身の出産・育児の日々をもとに、医学的なエビデンスを交えて育児情報・ニュースなどをブログで発信。またTwitterでは、娘との会話や、ほっこりあたたまる育児エピソードも紹介し、注目を集めている。

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時に、西暦2016年

エヴァではありませんが(あれは西暦2015年か)、それは2016年12月31日の事でした。年末は旦那(内科医師)がオンコール(宅直、該当科の急患が来たら対応する呼び出し当番)だったので、31日まで自宅にいて、1月1日には旦那の実家へ、3日には私の実家へみんなで里帰りする予定でした。12月31日、大晦日です。家族3人しかいないとはいえ、年越しの準備に私は大わらわ。年越しのごちそうの準備をしたり、明日帰郷するための荷物の準備をしたり、おせちを少し作ったり……

なのに旦那が動かない。ソファにゆったりと座って、悠々と大晦日の特番を見ているわけですよ。

娘(当時2歳)の相手すらほとんどしない。イヤイヤ期真っ盛り&トイトレ真っ最中なのに、トイレに連れて行ってもくれない。全然遊んでもくれない。静かにわき上がる怒り。いつもならいろいろ手伝ってくれるのに、こいつなに考えてんだ。今、私が、こんなに忙しくて、そして娘の相手もしてるのに……。いい加減怒ろうかとふと旦那を見たら、なんだか顔がほんのりと土気色。……ん? あれ?

「……ねえ、ちょっと熱、測ってみてくれない?」

「え? いや、いいよ。熱なんて。測らなくていいよ」

「ちょっと待って、なんで拒否するの。いや、測ろうよ」

「いやいや、ないない、熱なんてないない」

強制的に体温計持って来て測りました。

38.7℃。

「いや、熱ってわかってたでしょ、なんで言わなかったの?」

「えーと、寒気がするなと思ったけど、だって、熱があるとしたら里帰りできないかなって……」

「いやいやいや、この熱の出方はインフルエンザじゃないの? 里帰りなんかしたら、みんなに迷惑かけることになるんだから、家で大人しく寝てなさい!」

里帰りはドクターストップとなりました。

全く正月らしくない正月

1月1日。旦那、勤め先の救急外来でインフルエンザの検査をうけ、めでたくA型と判定(全く嬉しくない)。感染制御部とあれこれやりとりしたり、タミフルを処方されたり。そして私も自費でタミフルを予防投与のために処方してもらいました。(周囲に全く頼れる人がいないため、私が感染するわけにはいかないという判断です。私が倒れたら、この家が終わる……)

旦那はスポーツドリンクと共に寝室に隔離。24時間マスクと、咳エチケット指導。手洗い励行、タオルも共有しない。やれる事は全てやるぞ。

それにしても、正月らしいのはテレビ番組と、昨日慌てて買って来た無駄に豪華なおせち(おつとめ品で半額だった)のみ。しかもおせちが食べれるのはほぼ私だけというこの状態。考えたらそうね、インフルエンザで食欲ないよね。

なにせ田舎だし、店は大きいスーパーくらいしか開いてないし、やれる事が、ない!というか旦那を置いて遠出でもできない!もう諦めて娘と近所の散歩などして過ごしました。正月ってどこの世界の話ですか。

そして旦那の熱は順調にあがり、39.6℃まで到達。いやー、あがるね。

「なんかね、背中とか全身あちこちが痛い。辛い。きつい」

インフルエンザワクチンうったのに、これ、効いてない感じだね!(やけくそ)

パパに会いたい娘と、会わせたくないママ

「パパはお風邪だから、一緒に遊んだらだめよ。ドアも勝手に開けたらだめよ」と娘に説明したのですが、なにせパパ大好きな娘。パパが気になって仕方が無い。

「まま、ぱぱにあいたい……」と、せがまれるのでマスクをつけさせて、そっとドアの外からご挨拶。

「ぱぱ、だいじょぶ……?」

「しっかりねてね」

「なおったらあそぼうね」

(1年経って、あの時の事を思い出した旦那。「あれは天使だった。マスクも似合ってた。最高だった」と申しております)

旦那、解熱

グロッキーな旦那は、本人の希望で雑炊やらゼリー飲料やら野菜ジュースやらで過ごしていましたが、1月2日の夜にはじわじわ下がっていた熱が、ようやく平熱レベルに!やった、解熱だ!

とはいえ、職場から「インフルエンザ発症後5日、解熱後2日」休むように言われているため、指折り数えて1月5日から出勤できる事に。タミフル、半日発熱期間を短縮するだけなんて言われますが、役に立ってるよありがとう……!
インフルエンザの感染力をなめてはいけない

その後旦那はずるずるげほげほいいつつも、順調に回復していきました。……まだうつす可能性はあるので、基本的に寝室に隔離。かわいそうだが娘のためだ、許せ。だが、段々気も緩み、食事も一緒にするし、結構居間に出て来てしまう旦那。症状もどんどん改善し、まあもう大丈夫だろうとか言っていたんですが、1月4日、娘がなーんとなく元気がないような……と思っていたら、

1月5日、娘、発熱。キター。来ると思ってたー。油断したー。

もうどう考えてもインフルエンザ確定なので、受診するかどうか悩みましたが、まだ2歳なのでやはり抗インフルエンザ薬を処方してもらおうという話になり、小児科受診。タミフルドライシロップを処方されました。タミフルドライシロップ、苦いんですよ。それでももらったパンフを参考に、手かえ品かえ、なんとか飲ませる事に成功しました。やったー!

(タミフルドライシロップを飲ませるのに苦戦している方は、こちらの記事を参考にしてください。我が家のやり方をまとめています。)

  ↓ ↓

●筆者ブログ「苦いタミフルドライシロップの飲ませ方」

https://halproject01.blogspot.jp/2017/01/blog-post_11.html

旦那の看病が終わったと思ったら、そのまま娘の看病に突入です。それにしても娘の元気がないと、家の灯りが消えたようで、淋しい。熱でぐったりです。

しかし、翌6日の夜には娘も解熱。これ絶対インフルエンザワクチン効いてる……!旦那の時には疑ってごめん、インフルエンザワクチン。あなたのお陰で、娘のインフルエンザ、軽く済んでるよ……!

ずるずるげほげほハーックションといいつつ、娘もその後熱も上がらず、無事にインフルエンザから回復しました。

家族がインフルエンザにかかると、感染を防ぐのが難しい
とまあ、そんな感じで去年の年末年始を思い返したのですが、「インフルエンザ」しかありませんでした。すごい。ひどい。幸いだったのは、タミフル予防投与のおかげか、私がなんとか踏みとどまった事です。私が発症したら、もう色々終わってた。

旦那は外来でインフルエンザの患者さんと接する機会が非常に多いので、ワクチンを含めて予防はがっちりしていたのですが……疲れも相当たまっていたのでついにやられた、という感じでした(就職してから初めてのインフルエンザ)。そして、一旦家族が発症すると、家族の中で感染を防ぐのは本当に難しい……。出来る限りの事はしましたが、見事に娘にうつりました……。

もうすでに東京でインフルエンザの流行注意報が出ています。予想通り、かなり早い注意報発令です。他の地域でも、続々と注意報が出ています。

これから年始の人の移動に合わせて、ぐっとインフルエンザが全国に流行が広がります。人ごみは可能な限り避け、手洗い励行、必要に応じてマスク着用、そして疲れをためないようにしっかり休んで、インフルエンザにかからないよう、頑張ってください。そう、我が家のようにならないために(とほほ)。

(HAL)

※記事内の画像はすべてイメージです

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  1. アキ(43歳) ID:wJ37S・01/25

    昨年の1月1日に実父が風邪をひいたと言いながら当時2歳の娘を抱っこしてはなさず咳をかけまくり2日の昼に具合が悪くなり救急外来へ。翌日も外来に行ったらインフルエンザA型だった。でも父は「俺は風邪だ!」と逆ギレしていた #ただのグチです。

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