飽きない幼児食の献立とは?幼児食の重要性について知るべき事

離乳食から切り替える幼児食。幼児食はどのようにしたら良いのでしょうか? 献立の内容や栄養バランスなど、どのように注意したら良いのかをまとめました。手軽に必要な栄養を摂り入れる献立のコツも紹介しているので、参考にしてください。
幼児食の重要性とは?

幼児食は離乳食の次の段階の食事です。離乳食を終えてもすぐに大人と同じ食事内容にするのではなく、幼児食を与えることが大切とされています。なぜ幼児食が必要なのか、その重要性や始める時期などについてお話します。

幼児食とは
離乳食の次に子どもに与えるのが幼児食です。離乳食や母乳で栄養を摂っていた食事から、幼児食では大人と同じように3食の食事から栄養を摂ります。

1歳を過ぎる頃には、大人と同じような食材が食べられるようになりますが、幼児食は子どもが食べやすいように、素材を細かくしたり柔らかめにしたり、味付けを薄味にして作られます。
幼児食は何歳まで?
幼児食は明確に何歳まで続けなければいけないという決まりはありません。子どもの成長に合わせてということになりますが、子どもの咀嚼力は6歳頃でも大人の3~4割といわれています。消化器官もまだまだ未発達なので、5~6歳までは幼児食を食べさせると良いでしょう。

幼児食にこだわった方が良い理由とは
幼児食は味付けや食べやすさ、栄養バランスなどにこだわったほうが良いと考えられています。なぜかというと、幼児食の時期の食事は健康や将来の味覚に影響する可能性があるからです。

味覚は3歳までに決まると考えられています。小さいうちに濃い味付けに慣れてしまうと将来的に濃い味が好きになるといわれています。濃い味を好むようになると、将来的に健康に影響を与える可能性があります。また、子どもは大人と比べて消化器官が未発達です。塩分や糖分、油の多い食事を繰り返すことで内臓に負担を掛ける可能性もあります。

甘味・塩味・酸味・苦味・うま味といった基本の味は、下にある味蕾で感じ取ります。これを増やし味覚を鍛えるためには、素材の味が生きた薄味が良いとされます。化学調味料では味蕾を鍛えることが出来ないので、なるべく自然の素材を生かした薄味の幼児食が好ましいとされています。味覚が鍛えられると、薄味の食事でもおいしいと感じられるようになります。

このように子どもの健康や味覚に影響するので、幼児食はこだわった方が良いと考えられています。
幼児食はいつから始めればいいの?

離乳食の終了に合わせて始めるのが幼児食です。大体いつくらいからなのか、始める目安などはあるのか見ていきましょう。

離乳食の終了と合わせて
幼児食は離乳食の終了に合わせて切り替えます。離乳食の完了期は12~18カ月といわれています。この時期になると食べられる食材が増え、歯も生えそろってきます。また、自分から手づかみで食べようとする時期でもあります。

1日3食の食事に慣れて、歯が10本程度生えて食べ物をすりつぶして食べるようになってくるのが、離乳食を終了して幼児食を始める目安になります。

3つの時期で分けて考える
幼児食は1歳から1歳半、1歳半から2歳、3歳から5歳の三つの時期に分けて考えましょう。

1歳から1歳半
この時期は離乳食から幼児食に切り替える時期です。慣れない食材は少しずつ与えて様子を見ていきましょう。

1歳半から2歳
少しずつ食事にも慣れてきます。手づかみだけではなく、スプーンの使い方も少しずつ教えていきましょう。最初はうまく使えなかったり手づかみで食べたりしてしまいますが、仕方のないことです。マナーを覚えさせるよりも、食事に慣れさせることが大切な時期です。徐々に食べられるものが増え、食べ物の好みも出てくるでしょう。

3歳から6歳
3歳にもなると、手づかみで食べたがるのが減少する傾向にあります。スプーンやお箸の使い方を覚えさせていきたい時期です。スプーンがうまく使えるようになってきてからお箸も教えた方がスムーズです。また、食事中に歩かない、姿勢よく食べる、食器で遊ばないなどのマナーも教えていきましょう。
食事の味と同時に食事のマナーも教えよう
幼児食を与える時期は、食事への意識が決まる時期でもあります。子どもの頃に覚えた習慣を大人になってから変えるのは大変です。味覚だけではなく、食事に対して意識が決まるこの時期に、マナーも覚えさせると良いでしょう。

食事前後の「いただきます」「ごちそうさま」の習慣、食事中に歩き回らない、食器や食べ物で遊ばないなど基本的なマナーを覚えさせましょう。最初のうちはうまくできないのも当たり前です。スプーンやお箸も、最初のうちはボロボロとこぼしてしまうでしょう。

出来ないときに叱るよりも、出来たときに褒めてあげる方が良いでしょう。厳しく叱りつけると、食事が嫌なものになってしまうかもしれません。マナーは大人の習慣をみて自然と覚えていく部分もあるので、周りの大人が正しいマナーをみせることも大切です。
飽きない幼児食を作る献立レシピ

同じような献立が続くと、子どもが飽きてしまうことが考えられます。飽きてしまうとあまり食べなくなってしまうかもしれません。子どもが楽しく食べられしっかりと栄養が摂れるように、献立を工夫することも大切です。

子どもが幼児食を食べてくれない理由
子どもが幼児食を食べてくれない理由として、食べにくさが考えられます。3歳頃までは歯が生えそろっていないので、うまく噛むことができません。うまく食べられないので食べなくなってしまうということです。食べにくい食材に対して苦手意識を持ち、野菜や肉が嫌いになるということもあるので、幼児食は食べやすさが大切です。

また、初めての食材に警戒して食べないということもあります。最初は口から出してしまうかもしれませんが、何度か献立に取り入れることで食べるようになる可能性もあります。

食べやすい献立
大人の食事よりも、素材を細かく刻んだり柔らかく煮たりすることが基本です。硬い根菜、筋の多い野菜、薄くてうまく噛めない葉物野菜、噛み切りにくい肉類などに気を付けましょう。肉類はひき肉にするのもおすすめです。カロリーが気になる場合は鶏ひき肉がおすすめです。丸めて肉団子にしてスープに加えたり、そぼろあんにしたりすると食べやすくおすすめです。

パサつくイモ類なども、唾液の分泌量が少ない幼児期は食べにくいので、水分を多めに煮たりペーストにしたりすると良いでしょう。

主食である炭水化物としては、うどんが食べやすいのでおすすめです。鶏ひき肉を使ったあんかけうどんにしても良いですね。朝食がご飯ならお昼はうどんにするなど、変化を付けることで献立の幅を広げることにも繋がります。
栄養を考えた献立
子どもの成長に必要な栄養をきちんと摂り入れた献立が大切です。毎食きちんと作るのは難しい場合は1日のトータルで考えると良いでしょう。子どもがあまり好まない野菜類の栄養や、カルシウム、鉄分などは不足しやすいので、意識して献立に取り入れましょう。

手作りふりかけ
ご飯にかけるだけで栄養をプラスできるふりかけは便利です。市販のものでなく手作りなら幼児食でも安心です。簡単にレシピをご紹介します。

材料には鉄分豊富な小松菜や、カルシウムが多いシラス干しなど小魚、栄養豊富なゴマなどを使います。小松菜は茹でてから細かく刻み、ごま油を熱したフライパンで小魚と一緒に炒めます。そこに少量の醤油、砂糖、酢で味を付け、かつお節でうま味を加えて、ゴマを入れて味を整えれば完成です。
ちょい足しで野菜をプラスする
野菜は必要な量をしっかり摂るのが大変です。野菜単品では子どもが食べてくれないときには、みそ汁や玉子焼きなどに加えるとよいでしょう。難しいレシピを覚えなくても、簡単に野菜の量を増やせます。また、冷凍野菜があるとより手軽に献立に野菜を加えることが出来て便利です。

まとめ

子どもにとって少しずつ大人の食事に近づいていく幼児食は大切なものです。わざわざ作らなくても、大人の食事を作るときに味を付ける前に除けたり、長めに茹でたりすることで手間を減らして作ることが出来ます。子どもの健康だけではなく食育にも繋がるのが幼児食です。幼児食を通して健康的な食習慣や、食事の楽しさを子どもに覚えさせてあげましょう!

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