基本的なミルク作りのポイントは?正しい作り方と役立つグッズを紹介

赤ちゃんは、生後半年頃まではママの母乳かミルクのみで育ちます。「調乳なんてお湯で溶くだけでしょ?」なんて思っていても、実際やっていると、案外大変なもの。そこで今回は、基本の粉ミルクの作り方からミルク作りに役立つ便利グッズの紹介をしていきます!
粉ミルクってなに?

そもそも粉ミルクが何からできているか知っていますか?実際に赤ちゃんを産み育てているママであっても、きちんと成分を把握している人は少ないのでは?「牛乳からできているんじゃないの?」なんて思った方、もちろん不正解ではありませんが、もちろん牛乳そのものではありません。

では、大切な赤ちゃんの成長を助けてくれる粉ミルクそのものについて、しっかりおさらいしていきましょう!
粉ミルクとは?
●粉ミルクの栄養と成分
粉ミルクは、基本的に牛乳の成分でできています。ですが、牛乳を加工しているのではなく、赤ちゃんを育てるために有効な成分を、牛乳から取り出していると考えた方が良いでしょう。例えば、糖は乳糖・オリゴ糖が使われ、脂肪は植物油・魚油などが使用されています。また、赤ちゃんの発育に必要な、ビタミン類やカリウム、カルシウム、マグネシウム、ラクトフェリンにβ-カロテンなどの栄養も加えられていて、栄養も成分も限りなく母乳に近づけられています。

なんと、味もかなり母乳に近いそう。さまざまなメーカーのものがありますが、基本的に含まれている成分は同じです。

●粉ミルクの形状
粉タイプとキューブタイプがあります。缶に入っている大容量の粉末タイプが最もオトクなので、日常的に使うのに適しています。キューブタイプやスティックタイプの場合、価格は少し割高になりますが、持ち運びに適しているので外出時にオススメです。
●ミルクアレルギー用の粉ミルク
牛乳のタンパク質を“加水分解”という方法で分解し、低分子化することでアレルゲン性を低下させたミルクです。アレルギーの程度や性質に合わせてミルクを選ぶ必要性があるので、詳しい医師と相談してミルクを選ぶと良いでしょう。
ミルクの作り方

では、実際にミルクを作ってみましょう!「お湯で溶くだけ」なのですが、実際に全行程をやってみると、案外大変です。新米ママなどは、赤ちゃんがお腹を空かせて泣いていると、ちょっぴりパニックになって、焦って失敗してしまった……なんて話も良くあることです。

また、粉とお湯の分量を間違えてしまうと、赤ちゃんが「美味しくない!」と感じて飲みが悪くなってしまうこともあります。お湯で溶くだけでも、案外奥深いんです。ということで、以下、工程ごとにポイントを解説していきます。
手を洗い、必要なら消毒を行う
あたり前のことですが、ミルクを作る前は必ず手を洗います。赤ちゃんは大人と比べ抵抗力も弱いため、ミルクを作る際は、大人の食事を作る時よりも念入りに、作る人の手も場所も清潔を保ちましょう。
哺乳瓶、ミルクを準備
哺乳瓶は必ず消毒済みのものを準備しましょう。もちろん乳首やキャップ、軽量スプーンも消毒が必要です。消毒は煮沸、電子レンジ、消毒液による方法があります。いずれも長所・短所があるので、ミルクを飲む頻度や環境に合わせて選びましょう。

ミルクのみで育児をしている場合は、赤ちゃんがミルクを飲む頻度に合わせて、哺乳瓶は数本用意しておくと便利です。
お湯を準備
やかんや電気ケトル、ポットなどのお湯を使用しますが、ここで注意したいのがお湯の温度です。従来は栄養素が壊れてしまうなどの理由で、40~60℃で作ることが推奨されていました。しかし、2007年6月よりWHO(世界保健機構)のガイドラインができ、70度以上のお湯で調乳しましょうと厚生労働省より指導がありました。

ある程度の高温を保てる調乳ポットなどを利用すると便利ですね。ただし、熱湯だとすぐに赤ちゃんにあげられないため、お湯で溶いた後に湯冷ましを加えて温度を下げる人も多いようです。この場合は、熱湯と清潔が保たれている湯冷ましと2種類の温度のお湯を用意する必要があります。

●厚生労働省ホームページ「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf
粉ミルクを哺乳瓶に入れ、お湯をそそぐ
月齢を目安に必要な量の粉ミルクを哺乳瓶に入れ、出来上がりの半分~2/3くらいのお湯を入れてミルクをしっかり溶かします。火傷には十分注意しましょう。また、冷ましてからではミルクが溶けにくいので注意が必要です。
湯冷ましなどを入れ混ぜる
湯冷ましなどを完成量の目盛りまで入れ、ゆっくりと容器を回して混ぜます。湯冷ましなどがない場合は、分量までお湯を入れます。その後、哺乳瓶ごと冷やします。
水道水をあてて人肌まで冷ます
哺乳瓶のふたをしっかり閉め、水道水を瓶にあててミルクを冷まします。流水に当てながら、少し振ると早く冷めます。氷水の入ったボウルなどに哺乳瓶を入れて冷やしても構いません。あげる前に必ず自分の腕の内側などに1滴たらして温度を確認しましょう。38~40度の間くらいがベストですが、最初のうちは温度をはかってみるのもいいですね。

注意したいのはミルクを作り置きしないこと。一度作ったミルクは赤ちゃんが口をつけた場合、時間がたつと雑菌が繁殖する可能性があるので、もったいないですが破棄しましょう。まったく口をつけなかった場合は、冷蔵庫で2時間程度まで保存できるようです。ただし、2時間以上経った場合は必ず捨てましょう。
ミルク作り便利グッズ紹介

ミルクの作り方が分かったところで、今度はあると便利なミルク作りの際にオススメのグッズを紹介します!
ミルク作り便利グッズ
1.ミルクケース

外出の際に便利なのがこの容器! 自宅で使用する場合も、あらかじめ一回分ずつを計って入れておくことで、「何杯入れたかわからなくなった!」ということも防げます。

2.保温ポット

いちいちお湯を沸かさずとも、つねに暖かいお湯があれば、いざミルクを作りたいというときに慌てずに済みますね。

3.電気ケトル

電気ケトルや電気ポットは電気でお湯をわかすことができ、沸騰したら自動的にスイッチが切れるので、赤ちゃんが泣いてあやしている間にお湯が沸いて吹きこぼれなんてこともありません。ティファールの電気ケトルなどスタイリッシュなデザインのものが多いのも特徴です。

4.魔法瓶

外出先でミルクを作りたいとき、お湯を確保できない場合は魔法瓶にお湯を入れて持ち運ぶママも多いですね。保温性のない水筒では冷めてしまうので要注意。

5.ウォーターサーバー

「とにかくすぐにミルクを作りたい!」という人にはなんといってもウォーターサーバーがおすすめ。お湯もお水も出るタイプが多いので、夜中にミルクを作る際なども安心です。
どんな水を使えばいいの?

どんな水を使うかも、ミルク作りの際に気になることのひとつですよね。「赤ちゃんにはできるだけ安心安全なものを」というのはすべてのママ共通の願いです。では、実際に水道水、ミネラルウォーター、ウォーターサーバーを比較してみましょう。
市販の水でも大丈夫?水道水やウォーターサーバーは?
基本的には水道水、ミネラルウォーター、ウォーターサーバー、どの水を使っても問題はありませんが、水道水を使う場合は必ず沸騰させてから使うようにしましょう。

また、ミネラルウォーターを使用する場合は、ミネラルの多い硬水はNG。「軟水」を必ず選んでください。まだ内臓も未発達な赤ちゃんにとって、ミネラルの多い硬水は、体にとって負担です。

コンビニやスーパーで気軽に手に入る「南アルプスの天然水」や「い・ろ・は・す」などは、ミネラルの少ない軟水のため、ミルク作りに適しているといえますね。

さらに、ウォーターサーバーを利用すれば、湯を沸かす必要も、湯冷ましの煮沸の必要もないため、なにかと便利です。ウォーターサーバーを選ぶ場合も軟水を選んでくださいね。クリクラやコスモウォーターなどはママの愛用者も多いようですよ。
まとめ
赤ちゃんのミルク作りは毎日何回も行うのことなので、なるべくママの手間はかけず、でも安心できる方法で作ってあげたいですね。

特に、ウォーターサーバーの導入は「調乳の手間がグンと減った」という声が多いため、最近は出産を機に購入する方も増えているそう。数カ月無料などのキャンペーンをしている会社も多いので、調べてみてはいかがでしょうか。

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