「感情的な女が嫌い」を真に受けてロジックで詰めたら怖がられるだけでした【トイアンナのしくじり恋愛】



こんにちは、トイアンナです。「ヒステリックになる人はちょっと苦手だな・・・・・・」「怒ったときに感情的になる女性はちょっと」という言葉、聞いたことはありませんか。私は腐るほど聞きました。そしてこう思ってしまった。
「そうか、恋愛もロジカルに進めればいいんだ」と。

離婚のときに受けた、痛烈なフィードバック


私が新卒で入った会社の社員は「ロジカル・モンスター」、あるいはアンドロイド集団と呼ばれるほど論理性に重きを置いており、正論でさえあれば先輩だろうが役員だろうがド詰めしてよい社風でした。もともとロジカルな話し方が好きだった私は、そこで爪を研いでしまいます。
もちろん恋人との喧嘩もロジカルに進めました。「以前はAという発言をしていたのになぜ今日はBなの? 矛盾してない?」「なぜそのルールで〇〇は許容されてXXは適用されないの? 不公平じゃない?」うーーーーん、面倒な女! でも私にとってはこのやりとりが普通であり、常識だったのです。
そして今年、離婚をしました。元夫となった男性へ「次に付き合うならどんな相手がいい?」と質問してみたところ・・・・・・彼の答えは「米系外資っぽい詰めをしない女」。
マジかよ。あまりにショックで、固まりました。感情的な女が嫌い、ヒステリックな女が嫌いと言っていた相手から、ロジカルに詰める喧嘩は嫌だと言われてしまったのです。

ごめんな、とハグしてやればよかったんだ


そういえば・・・・・・と思い起こすと、喧嘩で男女の片方がプギャーと感情的になったとき、正論でド詰めする人がモテた試しなんてありませんでした。むしろ少女漫画のテンプレって、こうでしたよね。「お前にこんな思いをさせて、ごめんな・・・・・・(ぎゅっ)」
そうか「感情的な女が嫌い」という男性の本音って、ロジカルな女が好きってわけじゃなかったんだ。男が「プギャー!」と感情的になってもヒステリー返しをすることもなく、正論で投げ返すでもなく「ごめんね」と共感して、受け止めてほしかったんだ。
って、まあ気づいたときには離婚してたんですけどね?

とはいえ、キャラは変わらないんだけどさ


とはいえ、私というキャラクターが変わることはありません。いまだに理想の告白といえば「俺と付き合うメリットを3点以内にまとめたパワポでプレゼンしてほしい」と思っています。偉そうすぎますね。けれどこちらも自分と付き合うメリットを提供して、重要な論点をすり合わせてから付き合いたい。逆に怒るときも「俺は皿洗いの頻度に関して全くアグリーできないけど、料理を外注する件に関しては完全同意」なんて言われたいわけです。
ああ米系外資。Agreeing on Disagreeing (議論で賛成しなくてもいいという前提を共有している)状態が理想なんです。いまさら新卒の会社を変えられるわけでもないし、もはやこれは私の脳に埋め込まれてしまった伝達手段。今の私が男性から「そんなこと思わせてごめん」なんて抱擁されかけたら、ドン引きしてしまうかもしれない。相手の男性には、大変申し訳ないんですけど・・・・・・。
でも。それは私の好みの話であって。ロジカルなコミュニケーションを求めるなら、同じ業界の男性を選ぶべきです。決してそれを全人類、ましてや偶然恋に落ちた男に求めてはならないのです。郷に入っては郷に従え、共感ベースのコミュニケーションを求める男性とお付き合いをするならば、相手が納得する方法で言葉を伝えるべきでした。
年始早々に重たいしくじりをかましましたが、私は元気です。外資で培った鋼のメンタル、よもや離婚でも活かせてしまうとは・・・・・・。本当にこれでよかったのかしら私・・・・・・。今年もよろしくお願いいたします。(トイアンナ/ライター)


【トイアンナのしくじり恋愛】(ハウコレ編集部)


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ハウコレ 01/19

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