【結婚願望が迷子です】「極度の潔癖症の私が友人の家に2日間居候してみた」

気づくと2017年もあと数か月。この時期になると、自然と1年の振り返りをしてしまう元キャバ嬢ライターのすずや鈴音です。まあ、そもそも何もせず自堕落な日々を生きているので、振り返ったところで何も得られるものはないんですけどね。
さて、おそらく私の人間性がこれまで以上に疑われたであろう前回の友人お泊まりイベント。そこで心優しい友人K子からの提案された「自分の部屋ではなく他人の部屋で過ごせるかを試したら?」を実行すべく、今回は彼氏が出張中で不在のK子宅にお邪魔させてもらうことになりました。
果たしてすずやの「潔癖症だから他人と暮らせない問題」を解決する糸口は見えてくるのでしょうか!
◆お世辞にもきれいと言えないK子宅
K子が私の部屋に来てから数週間後。「明日から彼氏が出張だからおいでよ」というK子の連絡があり、いざ彼女の部屋へとお泊まりに向かった私。
K子とは20年以上の付き合いがあるものの、実はお部屋にお邪魔するのは今回が初めて。というのも潔癖症である私は自分の部屋はもちろん、人様の部屋にも自分があがれるはずなどないと勝手な思い込みをして生きてきたのです。
そんな私がいざK子が住む部屋へ招き入れられると、真っ先に目に飛び込んできたのは玄関先で脱ぎ散らかして揃えられていない靴の山。そして廊下には長い間放置され続けているのであろう、アマ○ンの段ボール箱が複数。
それを目にした私は、とっさにこう思いました。「うん、お世辞にもきれいとは言えないな」と。
自宅ではテレビのチャンネルひとつですら、定位置にないとイライラする私。そんな私はK子宅でどのような生活を送ることになるのでしょうか。
◆お風呂場の大掃除から開始するすずやさん
この日は深夜にK子宅に到着したということもあり、とりあえずはシャワーだけを借りてすぐ就寝することに。とはいえ、前回の水まわり地獄事件がまだ記憶に新しいこともあり、私は警戒しつつ浴室の扉を開きました。
すると案の定、浴槽は水垢がところどころに目立ち、鏡は汚れ放題。極めつけは床全体が何かぬるぬるしていて気持ち悪い。
「これは掃除しないとシャワーすら浴びられない」と思った私は、K子に浴室を軽く掃除しても良いか聞いてみました。いくら汚れているとはいえ、あくまでも他人の家。勝手に掃除することなどできませんし、私物を触られることを嫌がる人だっているでしょう。
しかしK子は二つ返事で「うん、いいよ」と承諾。それどころか「掃除してくれるとか、かなり助かるんだけど」と大喜びする始末。
K子宅に来て数十分。私がまず始めたことは彼女の部屋の浴室をすみずみまで掃除するという行動でした。
◆就寝時目の前に飛び込んできた衝撃の物とは?
そして掃除を終えた浴室でシャワーを浴び、すっきりした私はK子の待つリビングへ。こちらは玄関先や浴槽と違い、きれいに片づけがされておりました。おそらく潔癖症の私が来るということもあり、K子が時間をかけて片づけてくれたのでしょう。浴槽は汚かったけど、心は誰よりもきれいで優しいK子。そんな彼女の存在に感謝しつつも、夜遅かったため軽く話してすぐに就寝することになりました。
就寝時はK子がベッドで、私はその下に敷かれた敷布団を借りることに。「電気消すね」というK子の声と共に明かりが落ちた室内。そしてふかふかの敷布団にくるまれた私がゆったりとした気持ちで眠ろう……と思った瞬間。それはいきなり目の前に飛び込んできたのです。
K子のベッドの下、めっちゃホコリだらけやないかい!!!
何とベッドのすぐそばの床に敷かれた布団で眠る私の目の前には、ベッド下のすきまにたまったホコリやゴミの山が大量に広がっていたのです。
もちろん普段の私であれば、すぐさま掃除したい衝動にかられることでしょう。でもなぜかこのときばかりは、「まあホコリを吸ったって死ぬわけでもないしな……」と思い、気づくとそのまま何も行動を起こすことなく、深い眠りについたのでした。
◆私は潔癖症ではなく、自分の物を触られたくないだけ?
その後、2日間という短期間ではあったものの、K子の部屋に居候をさせてもらった私。本来であれば、こんなに他人と長時間同じ空間にい続けるのは無理だと思います。
しかし相手が(数少ない)気を遣わずにすむ友人であるK子だからなのか、特に不満を抱くこともなく、普段通りの生活を送ることができたのです。そしてその経験をもとに私は思ったのです。
「もしかして私って潔癖症ではなく、他人に自分の物を触られたくないだけなのでは?」と。
自分の部屋にK子が来たときは、まるで意地の悪い姑のようにあれこれK子の行動に口を出しては、部屋を汚さないでと懇願していた私。
しかし場所がK子の部屋に移ったというだけで細かいこと(多少のホコリ等)は気にならず、何なら「汚れている箇所はK子の代わりに自分が掃除すればいいだけじゃん」と前向きに(?)思うことができたのです。
◆「潔癖症だから他人と暮らせない」はただの言い訳だった
今回、私の身勝手なお願いを聞き入れ、協力してくれたK子のおかげであるひとつの事実に気がつくことができました。
それは「潔癖症だから他人と暮らせないのではなく、自分の部屋という空間が大切だから他人に勝手なことをされたくないだけ」ということ。
となれば、自分の部屋でなく誰かと借りた共同スペースであれば、他人と一緒に暮らすことも可能かもしれません。たとえ相手が細かいことを気にせず、片付けができない人間であっても、K子のように心から信頼している相手であれば、苛立つことなく「私がやればいいか」と素直に思うことだってできるでしょう。
その事実からもわかる通り、「潔癖症だから他人と暮らせない」はただの言い訳であり、いくらでも解決ができる問題だったようです。
とはいえ、これまでの人生でそこまで信頼できるパートナーと出会えたことがないすずやさん。
せっかく前向きな答えを導き出せたにもかかわらず、「K子が男だったら迷わず結婚できたのに……」と、またまた現実逃避に走り、相変わらず結婚願望が迷子の道から抜け出せずにいたのでした。

(文/すずや鈴音)


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