まぶたがむくむ原因と解消方法について

朝起きたらまぶたが別人のように腫れていた経験、というのは決して珍しい話ではありません。そうなってしまう原因と、解消方法についてお伝えします。


まぶたのむくみの原因

塩分の摂りすぎまぶたがむくむ原因は、顔などのむくみと同じように、塩分の摂りすぎがあげられます。塩分(塩化ナトリウム)は浸透圧のはたらきによって水をひきつけます。そのため、細胞間に余分な水分が残り、皮膚の薄いまぶたがむくむ原因となってしまいます。ジャンクフードやインスタントフードは、塩分濃度が高く、むくみの原因となるため、食事のバランスを考えましょう。
お酒の飲みすぎお酒は、短時間に血管を広げます。これは適度な量の飲酒であれば血行を良くするという良い面もありますが、血管内の水分が血管外(間質といいます)に漏れ出し、むくみの原因になります。お酒はつい飲みすぎてしまいますが、翌朝のことも少し気にするとよいでしょう。
まぶたをこするよく、泣きすぎて目が腫れるなどと言いますが、実際は涙が原因ではなく、目をこすってしまうことが原因です。まぶたの裏には、多数の毛細血管があり、まぶたをこすりすぎると血管が痛んで(数日で修復されますが)、まぶたが腫れる原因になってしまいます。
また、メイク落としにも気をつけてください。ゴシゴシとやりすぎると、まぶたが腫れる原因となる場合があります。
睡眠不足や寝すぎ睡眠不足は、老廃物や水分をためこみ、排出されにくくなるため、むくみの原因になります。また、反対に寝すぎることも、体を動かさない状態が長くなるため、リンパが顔にたまり、むくみの原因になります。
枕が低い枕が低いと、血流が頭の方に上ってしまい、顔やまぶたに血液がたまってしまいます。睡眠の質も悪くなり、睡眠不足の原因ともなってしまいますので、適切な高さの枕に変えることをおすすめします。


まぶたのむくみの解消方法

温冷タオル蒸しタオルと冷やしタオルを使っての方法です。蒸しタオルは、45℃程度のお湯に浸け絞ったものか、水に浸けて絞ったものを、電子レンジに1分ほどかけたものを使用します。冷やしタオルは、冷たい水に浸して絞ったもの(夏場は氷水で)を使用します。やり方は、温タオルを30秒ほど顔に被せて、その後に冷タオルを30秒ほど顔に被せます。この繰り返しを2、3セット行います。目元の血流もよくなるので、むくみの解消に繋がります。
目の周りのツボ押し眉の付け根あたりの少し凹んだ部分にある、眉頭を押し上げていきます。気持ちいいくらいの強さで、人差し指で5秒間ほど押します。次に目頭と鼻の付け根の間にある窪み部分を、人差し指で5秒ほど押します。こちらも気持ちいいくらいの強さで。お互い5セットほど繰り返します。この2つのツボは、眼精疲労や眠気覚ましにも効果的です。日々パソコンとにらめっこしている方は、覚えておくと便利です。
まぶたのマッサージ人差し指で、目頭から目尻に向かって、強めになぞります。そのまま目尻で指を止めて、上に引き上げて20秒ほどキープします。この際、摩擦を加えないように注意しましょう。まぶたは皮膚が薄いので、摩擦により皮膚が伸びてたるみが生じたり、慢性的に摩擦が加わった部分に色素沈着が生じたりすることがあるためです。


食べ物による解消方法

まぶたのむくみに効果的な食べ物は、カリウムを多く含むものです。カリウムは、体にたまった塩分を、尿と一緒に排出してくれる働きがあります。昆布、わかめなどの海藻類にもっとも多く含まれ、納豆やジャガイモ、バナナなどにも含まれています。むくんだ朝の朝食は、カリウムを含む食べ物をとるようにしてください。※昆布はヨウ素が多く含まれており、摂りすぎは甲状腺ホルモンに影響を及ぼすことがあります。摂りすぎに注意しましょう。


まぶたのむくみの予防

まぶたが腫れる前にできる予防の方法もいくつかご紹介します。
枕を高くする枕の高さを調整し、睡眠中の血液の流れをよくしましょう。頭が心臓より高い位置にあることで、顔や目に血液がたまることがなくなり、むくみ予防になります。これにより、睡眠不足も解消されるかもしれません。
食生活の改善食事が、ファストフードやインスタントフードに偏ると、塩分を摂りすぎてしまい、むくみの原因になります。
塩分の高い食事を極力控えて、食生活を改善することで、むくみを予防することができます。また、水分をしっかり摂ることも、老廃物や余分な水分を排出するためにも重要です。過剰摂取はいけないですが、あまり摂らないのもよくありません。1日1.5Lから2L程度を目安にしっかり摂ってください。
運動不足の改善オフィスワークなどで、毎日あまり体を動かさない生活を続けていると、新陳代謝が下がり、血行やリンパの流れが悪くなり、むくみやすい体になってしまいます。とはいえ、いきなり激しい運動や、ジムへ通うことなどはハードルが高いので、ウォーキングなどの軽い運動から始めることをおすすめします。
まぶたの保湿目を擦りすぎると腫れてしまうように、まぶたは皮が薄く毛細血管が壊れやすいです。化粧水でうるおいを与えた後あとに、専用クリームなどでしっかりと保湿しまてください。まぶたの血行がよくなれば、むくみの予防にもなります。
(この記事の監修: 品川スキンクリニック表参道院 院長 / 石橋正太 先生)
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