なかなか手を出してこない彼は「あなたのことが嫌いなわけではない」



「彼とつきあって3ヵ月になりますが、彼はいっこうにわたしに手を出してきません」たとえばこういう恋愛相談が複数寄せられます。
この相談に対する答えの前提はつねに、「彼はあなたのことが嫌いなわけではない」というものです。

■なかなか手を出してこない彼のホンネ


なかなか手を出してこない彼は、たとえば「手を出したら彼女に嫌われてしまうのではないか?」と思っているから、手を出してきません。
具体的にいえば、彼は彼女に「わたしのカラダだけが目的でつきあっているの?」と言われたくないと思っています。あるいは手を出してしまったあとに、彼女と気まずい微妙な関係になってしまわないか、という心配をしています。
反対に、すぐに手を出してくる男子は、このへんの恐れや心配を何回か経験し、「どのタイミングで彼女に手を出すといいかを知っている」。あるいは、「彼女がなにかネガティブなことを言ってきたときに、すぐに使える言い訳を用意している」男子です。
あるいは、恐れとか不安以上に、「じぶんが利を得ること」に敏感な男子。「とにかくしたい」と思えば、ふつう若い男子は、恐れや不安を抱きがちですが、「したいなら即行動する」という思考回路が、なぜか頭のなかにできあがっている男子は、あまりエッチすることに逡巡することはない。
必要以上にネガティブな予測をしない、というのは、ある意味ではお育ちの良さの表れかもしれません(自分勝手ともいえますが)。いずれにせよ彼にとっては「するかしないか」の二択であって、その中間、というのは存在しないのです。

■彼女とはいわば絶対的な存在です



比較的ウブな男子にとって、彼女とはいわば絶対的な存在です。言うまでもなく20歳も過ぎれば、人は精神的に親から自立します。男子は、母親に甘えることができません。甘えている男子だって当然いますが、男として世間から期待されている役割は、母親に甘えるのではなく、母親を守ることですよね。
母親から卒業せざるをえない彼にとって、彼女を甘える対象として見ている、という側面もあります。守るべき存在として彼女を見ることも、当然あります。エッチという気持ちいいことをやらせてくれる、この地球上で唯一の素晴らしい人、というふうに彼女のことを捉えることもあります。
「エッチ=遊び」と捉える男子だってもちろんいますが、まともな男子は、遊び心がありつつも、彼女とマジメに愛を育むためにエッチするわけですから、「そういう行為をさせてもらえるかけがえのない人=彼女」と、捉えている男子だっています。
***
こういう素晴らしい人に、ネガティブに思われたくない、嫌われたくないと思えば、どうしても行動が慎重になってきます。だから彼はなかなか手を出してこない。
もっとも男子だって、経験を積んで空気が読めるようになれば、「女子に恥をかかせてはいけない」と思うようになることもあります。
つまり彼女が、「今夜はしたい」と思っているという空気を読んで、ちゃんと彼女の期待に応えるようになります。このような空気って、冷静であればあるほど読めてくるものですが、彼は冷静ではいられないから、読めません。読めたとしても冷静じゃないから、読めた空気をもとに具体的に行動することができない。
**
恐怖も不安も、空気を読めない不器用さも、空気を読んだ後に行動できない不器用さも、すべて、彼女のことが好きだからこそ、です。
このような不器用さなんか必要なく、とにかくわたしの空気を読んで、さっと抱いてもらいたい。ある種の女子はこう(本能的に)思うのかもしれませんが、女子が女子特有の恥じらいという呪縛からなかなか解放されないように、男子も男子特有の呪縛からなかなか解放されません。
ではどうすべきなのか?彼女が、彼の心の中のネガティブな要素を消してあげるしかないでしょう。たとえば彼に「触ってもいいよ」と言ってあげるといいということです。「触ってもいいよ」という女子からの許可って、男子にしてみれば神様からのご神託みたいなものなのです。(ひとみしょう/文筆家)
(ハウコレ編集部)


【関連記事】
彼にとっての恋のライバルはいつも「年上の男」
都合のいい女になったほうが恋は長続きする
―あのコの恋愛事情― #彼と恋愛を始める方法 編
嫉妬させられてうれしがる「いい男」はいない
脱・重たい女?「どこまで彼に尽くしても大丈夫なの?」

ハウコレ 09/26

このページのトップへ