季節の変わり目に“手足の皮”がむける…原因と対処法を教えて!

季節の変わり目になると、体の不調が現れることは知られていますが、中には手足の体の皮がむける方がいらっしゃいます。


気温差や湿度の変化で体が敏感に反応しているのは分かっていても、なぜ皮がむけてしまうのでしょうか?


今回は季節の変わり目の手足の皮がむける原因、皮がむけてしまう病気や適切な対処法などを、医師に詳しく教えていただきました。






季節の変わり目に手足の皮がむける原因

ストレスが溜まってる女性


特に理由はないが、毎年季節の変わり目になると皮がむけるという人がいます。おそらく ストレスや自律神経の変調によるものではないかと言われています。




手足の皮むけ以外で現れる季節の変わり目の不調

不眠の女性


季節の変わり目には、気候の変動や生活環境の変化に伴い、以下の体調変化を感じる方がおられます。


・風邪をひきやすい

・だるい

・眠い、眠れない

・食欲がない

・食べるのを我慢できない

・持病が悪化する




体の皮がむける病気・症状 

ウイルスや細菌


皮膚は常に生まれ変わっており、古くなった細胞は体の表面から垢となってはがれ落ちています。何らかの原因があると、細胞の入れ替わりが激しくなったり、細胞同士の接着がゆるくなり、はがれ落ちやすくなります。


細菌やカビの感染


水虫の原因である白癬菌や、皮膚の常在菌の一つであるマラセチア菌などが繁殖すると、皮膚がむけやすくなります。


ウイルス感染症


手足口病が代表的ですが、その他にもウイルス感染が起こったことで免疫反応が全身で起こり、その症状の一つとして皮膚がはがれることがあります。皮膚の細胞同士を結び付ける機能に一時的に異常がでるためではないかと考えられます。


汗疱(かんぽう)、異汗性湿疹(いかんせいしっしん)


手のひら、指、足の裏に小さい水ぶくれができ、皮がむけます。原因はよく分かっていません。汗が出やすい人に多いと言われています。かゆみはあることもないこともあります。


湿疹


赤くかゆみがあります。水仕事のやりすぎによる主婦湿疹のほか、頻繁に手洗いをする医療従事者や、シャンプーをする美容師などにも多いです。乾燥する冬にも起こりやすくなります。皮がむけるだけでなくひび割れることもあります。


接触皮膚炎


「かぶれ」です。かゆみがあります。


乾癬


皮膚の入れ替わりのサイクルが早くなり、皮が白くうろこのようにむけます。原因は不明で、紫外線を浴びると改善する傾向があります。


日焼け


日焼けのあと皮がむけるのはよく知られていると思います。傷ついた皮膚を回復させるため、皮膚の入れ替わりが早くなっている状態です。




季節の変わり目の皮むけ対処法 

ワセリン


皮膚の入れ替わりと共に自然と回復していきますが、いつも以上に保湿をし、肌にダメージを与えないようにしましょう。紫外線や空調の風の直撃を避け、睡眠や栄養を取り、入浴後には保湿をしましょう。


ワセリンがおすすめ


手足にはハンドクリームを塗るのが手軽ですが、ハンドクリームには界面活性剤を含み、かえって刺激になる場合もあるため、べとつきはありますが白色ワセリンをよくすり込むのも良いでしょう。


ハンドソープや石鹸、食器用洗剤などは界面活性剤そのものであり、皮膚を保護する角質や皮脂を取り過ぎる可能性があります。


使用した後はハンドクリームや白色ワセリンで保湿したり、皿洗いや洗髪はゴム手袋をして行えるとよいでしょう。




最後に医師から一言

手のケアをする女性


上記の様々な病気は判別が難しく、特に水虫がいるかどうかは皮膚科で検査をしないと分かりません。


水虫の場合、他人にうつす可能性もあり、ステロイド薬を使用することで悪化してしまいます。保湿を心掛けても治りにくい場合は皮膚科でご相談ください。


(監修:Doctors Me 医師)



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