【医師監修】妊娠中や産後、首こりが起こるのはなぜ? 解消法とケア4つ

妊娠中〜産後に起こるつらい首こり。今回はその原因と解消法をわかりやすくご紹介します。







この記事の監修ドクター

藤東クリニック 藤東淳也先生

女性のトータルライフをお任せいただけるような診療を目指し、
女性のライフサイクルを応援します。
https://fujito.clinic
産後、妊娠中に首こりがひどくなる原因に迫る

妊娠中~産後に首こりで悩むママが急増中
つわり、眠気、匂いが気になる…。妊娠中のママにはさまざまな悩みが出てきます。そんな悩みの1つに腰や肩、そして首などの「こり」があります。腰のコリ・腰痛はお腹の赤ちゃんが大きくなることで体重増加が起こるためですが、肩や首のこりは、乳房が大きくなることによる「肩への負担増」が主要な原因の1つです。産後もまだ授乳期にあたり、乳房が大きいままなので、肩や首のこりに悩まされ続けるケースも少なくないと考えられます。
ストレスと筋肉の緊張も首こりの原因に??
肩や首の筋肉が緊張し続けると、血行が悪化します。その結果、首こりが発生しやすい状態となるのです。すでにご紹介したように、乳房が大きく重くなることも、筋肉が緊張する原因になっています。さらに、つわりや運動不足、出産やキャリア(仕事)への不安などのストレスも、筋肉の緊張ほか、自律神経やホルモンバランスを乱れさせ、首こり発生の原因となると考えられます。
産後は妊娠中よりホルモンバランスがガタガタに??
妊娠初期・産後など、妊娠前後はホルモンバランスが大きく崩れます。このようなホルモンバランスの変化は自律神経に作用し、筋肉の緊張へとつながりますが、これが首こりへとつながるケースがあります。特に産後は、妊娠中に増加していたエストロゲンという女性ホルモンの分泌量が激減するため、首こりのみならず、産後脱毛、冷えなどさまざまな影響が出やすくなることが知られています。
妊娠中の首こりが産後ひどくなる理由とは

産後、首こりに頭痛や耳鳴りを伴うようになったら??
産後・首こりに頭痛や耳鳴りを伴うようになった場合は、首のみならず肩や頸椎などへの負担がかなり蓄積してしまっている可能性があります。特に頭痛では、頭への血行不良も疑われますが、肩周りの筋肉などから疲労し、すでにひどい肩こりを併発しているケースも考えられます。
うつになったのは妊娠中から産後まで続く首こりのせい??
専門家の中には「首こりが副交感神経の働きに失調をもたらすことで、うつにつながるケースがある」と指摘する人もいます。こちらについては、さらに詳しい研究が望まれますが、首こりと産後うつに関係があるとすれば、やはり「単なる首こり」と放ってはおけませんね。
首のしこりと首こりは関係ある?
妊娠中に体の機能が低下すると、体の所々にリンパの腫れが発生するケースがあるようです。例えば、首・肩のこりなどが原因となり、リンパ管に腫れが起き、首にしこりのようなものが出ることがあると言います。産後に発見した場合も、オイルなどを使って少しずつソフトに「さする・揉む・押す」を繰り返すことで、なくしていくことが期待できるようです。
薬が飲めない妊娠中と産後の首こりの治療法・解消法

病院が産後ママと妊婦さんに処方する首こりの薬は??
「妊娠中は一切薬を使わない方が良い」というイメージが一般的となっていますが、実際には妊娠中のママでも使用できる薬は存在します。おおざっぱな医薬品の区分けでいいますと「第2類医薬品」「第3類医薬品」なら比較的安心して使える薬が多いと考えられます。「医薬部外品」「指定医薬部外品」は採用が緩やかであるため、より安全性が高いとされています。

一方「第1類医薬品」「指定第2類医薬品」は、妊娠・授乳期には使用禁止、使用を控えるべきというのが一般的です。心配な人は自己判断せず、医師や薬剤師に相談の処方してもらいましょう。病院では「第3類医薬品の湿布」などをすすめられることが多いと考えられますが、首こりがひどい場合には「第2類医薬品」の処方が検討されるケースもゼロでは無いようです。
専用外来を受診するなら産後より妊娠中??
妊娠中、つらい首こりになってもマッサージ店などに行っても施術を断られるケースが多いと考えられます。ホルモンバランスが安定することで、症状の改善が期待できますが、首こりがあまりに辛いならばかかりつけ医に相談したほうが良いでしょう。
薬以外の首こり解消法は??妊娠中、産後でもOK??
妊娠中の肩こり・首こりの放置が、産後のこりにつながるケースもあるようです。したがって、妊娠中から、いくつかの改善法を試しておくと良いでしょう。以下、薬以外の首こり解消法をご紹介します。

■軽く体を動かしてみる

運動不足がこりの原因の場合、これだけでも効果が実感できるケースがあります。

■画面を見る時間を減らす

PC、テレビの見過ぎは筋肉の緊張やこりの原因となるケースがあります。また、うつむいてスマートフォンを眺める時間が多い人もご注意ください。

■首や肩を温める

温湿布などを使わなくても、あたたかいお風呂、シャワー、ホットタオルなどで、首や肩を温めるとができます。血行促進とともに、筋肉の緊張をほぐし、こり改善が期待できます。

■肩甲骨のストレッチを行う

背筋を伸ばした状態で座り、両手を天井へあげます。次に、肩甲骨を引き寄せるつもりで両肘を下げていきます。最後は、肩甲骨を寄せるように閉じます。大切な事は、呼吸を意識してゆっくりと行うことです。肩甲骨の可動域が改善することで、血流改善やコリ改善が期待できます。
まとめ
首こり予防の観点からも、毎日の運動やストレッチの習慣は大切です。自分ではよくわからない場合は、マタニティースイミングやマタニティーヨガに参加してみるのも良いですね。

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  1. アキ(43歳) ID:wJ37S・09/24

    赤ちゃんを抱っこするのに前かがみになりがちだから

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