生理が終わらない原因、考えられる病気は?

一般的に、生理の期間は3〜7日ほど、出血量は約20〜140gといわれています。もし、何週間も生理が終わらないとしたら、なんらかの問題があるのかもしれません。では、どのような原因が考えられるのでしょうか。


生理について

生理とは、生理的出血を意味する言葉で、医学的には月経と呼ばれます。女性の体内では、周期的に排卵が起こります。それにともない、卵子と精子が結びついた受精卵を迎えられるよう、子宮内膜が厚くなっていきます。受精卵が着床しなかった場合、子宮内膜の機能層がはがれ、血液とともに排出されます。これが生理です。


生理が終わらないのは、過長月経

生理の期間は、通常3〜7日ほどですが、8日以上続く生理のことを過長月経といいます。過長月経には2つの種類があり、子宮に疾患がみられる場合を器質性過長月経、異常がみられない場合を機能性過長月経と呼びます。


過長月経の原因について

生理がなかなか終わらない過長月経がみられるなら、以下のような原因が考えられます。
ホルモンバランスの乱れ生理の周期は、2つの女性ホルモン(プロゲステロンとエストロゲン)の分泌の変化により生じています。そのため、ストレスや体調不良などが原因で、女性ホルモンのバランスが乱れると、生理不順を起こしやすくなります。
無排卵月経の可能性無排卵月経とは、月経が来ているのに排卵していない状態です。普通の月経よりも出血量が少なくなり、出血が長引くことが多くなります。


過長月経の原因となり得る病気について

過長月経の原因には、病気が潜んでいる可能性もあります。
子宮筋腫子宮筋層から発生する良性腫瘍です。非常に小さなものも含めると、多くの女性にあると考えられています。子宮筋腫の場合、出血量が多くなることがあります。
子宮腺筋症子宮の筋肉に子宮内膜が入り込み増殖する病態です。激しい生理痛、下腹部痛、腰痛を引き起こします。
子宮がん不正出血、性交時の出血、腹痛、生理不順などがみられる場合、子宮や卵巣などのがんの可能性もあります。


生理不順の対策について

生理不順は、ホルモンバランスの乱れが原因となっている場合が多いようです。ホルモンバランスを整えるためには、食事、睡眠、運動などの生活習慣を見直す必要があります。
栄養バランスのよい食事ファストフードばかりだったり肉中心の食事だったりと、偏った食生活を続けていると、ホルモンバランスを崩しやすくなります。野菜をとり入れるなど、栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。
質のよい睡眠ホルモンは睡眠中に分泌されます。睡眠の質が高ければ、ホルモンの分泌量も増加します。アロマなども活用しつつ、質のよい睡眠をとるようにしましょう。
適度な運動適度な運動は自律神経の働きをよくし、ホルモンバランスを整えます。お風呂上りや寝る前などに、簡単なストレッチを行うことから始めてみましょう。
タバコ・アルコールの制限自律神経を乱しかねないタバコやアルコールの摂取制限も、ホルモンバランスを整えることにつながります。
もし生活習慣を見直しても、生理が長引くようなら、なんらかの病気が潜んでいるのかもしれません。一度医療機関を受診し、きちんと検査を受けることをおすすめします。
(この記事の監修: けい子レディースクリニック表参道 院長 / 寺師恵子 先生)
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  1. ジャスミン(22歳) ID:La3P1・09/20

    10日間当たり前だと思ってた🤣

  2. アキ(43歳) ID:wJ37S・09/20

    初潮を迎えた頃に生理が始まりなかなか終わらずやっと終わったかと思ったらまた生理がやってきた。

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