外国の子育ては日本とこんなに違いが!? 参考にしたい考え方

外国(海外)と日本の子育て方法には、驚くほどの違いがあります。祖父母世代の間違った子育て方法や考えを押しつけられ、うんざりしているママもいるようですが、日本以外の国の子育て方法を知ることで参考になることもあるかも知れません。
0歳から寝室は別にする外国の子育て VS 赤ちゃんに添い寝する日本

日本と外国のアンケート結果からも、ママと赤ちゃんの寝る環境がかなり違うことが分かります。日本では赤ちゃんとママが同じ部屋で寝るのが当たり前ですが、外国では別室で一人寝をする赤ちゃんも全体の2割を占めるといわれています。
赤ちゃんでも別室で一人寝?外国の子育て事情
外国のドラマや映画を観ていると、生後間もない赤ちゃんが親とは違う部屋に置かれたベビーベッドに寝かされているシーンがよく出てくることに気づきます。モニターなどで赤ちゃんが寝ている姿を確認し、微笑み合う夫婦のシーンもお馴染みですよね。同じ部屋で添い寝するのが常識になっている日本人からすると、「なぜわざわざ違う部屋に寝かせるの?」と不思議に感じます。

外国では子どもが生まれても夫婦二人の時間を大切にするため、別室で一人寝をさせる傾向があるそうです。早くから子ども部屋を与えることで自立心を養う効果を狙うと言う意見も。ただ、最近は別室一人寝の影響からか、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率も高く、日本と同じように同じ部屋で寝るケースが半数を占めています。
一人寝のメリット
・遅く帰宅する夫など大人の生活リズムに振り回されず、早い時間からぐっすり眠れる環境が整う。昼夜の区別がつき、規則正しい生活リズムを確立しやすい

・ママもぐっすり眠れるので、産後疲れも解消しやすく、産後うつの予防効果も

・夜泣きで夫婦共に寝不足にならずに済む
外国に多い子育て中の深刻な2大トラブル
赤ちゃんと離れて寝ることも多い外国では、SIDS(乳幼児突然死症候群)とサイレントベビーの問題が起きやすいようです。
■SIDS
自分の子どもが亡くなることほど親にとって辛いことはありませんが、それが生後間もない赤ちゃんだと、ママ&パパのショックも大き過ぎて心の病を発症することも。SIDSこと乳幼児突然死症候群も、赤ちゃんの生命を突然奪う恐ろしい病気です。毛布やうつ伏せ寝による窒息、受動喫煙など色々な原因で起こる可能性があることが分かっていますが、違う部屋で寝ていると、赤ちゃんの異変にすぐに気づきにくいことも。

ただ、最近の研究により、添い寝中の突発的な事故が原因になることも多いことが判明しているので、添い寝派のママも油断は禁物です。肥満体型や深酒、睡眠薬の服用も事故が起きるきっかけになりやすいので、思い当たるママは気をつけて下さい。
■サイレントベビー
添い寝でも一人寝でも、赤ちゃんが泣いているのに放置してしまうと、サイレントベビーになる可能性があります。表情が乏しく、ほとんど泣かない赤ちゃん、笑わない赤ちゃんはサイレントベビーと呼ばれますが、サイレントベビーのまま成長すると、コミュニケーション能力が低く、心身が十分に発達できないまま大人になると言われています。日本でも、抱っこ癖がつくから泣いても放置した方が良い、と間違った考えが浸透している節もありますよね。

赤ちゃんは泣いても放置されると、気持ちを伝えても無駄だ、と感情や動きを抑えるようになります。一見育てやすいように思えるかも知れませんが、心には強い負担がかかっているので、将来ひきこもりになる確率も高くなるようです。積極的に抱っこして話しかけ、泣いたらきちんと反応してあげましょう。
日本に多い、添い寝が抱える問題
一人寝にもメリットが色々ありますが、監視の目が行き届きにくいことから、乳幼児突然死症候群のリスクが高まる点は心配ですよね。特に初めての子育てに励むママは、寝ている間も赤ちゃんの呼吸を確かめ、片時も気が休まらないことも。同じ部屋に寝ていれば、泣いたらすぐにあやすことができますし、トラブル勃発時にも早急に対応可能です。ただし、添い乳のせいで赤ちゃんが窒息してしまうトラブルも起きているので、授乳しながらママも寝てしまうのは気をつける必要があります。
添い寝のメリット
・赤ちゃんのちょっとした変化、異常にもすぐ気づいて対処できる

・一人寝よりSIDS(乳幼児突然死症候群)の発生率が低い

・良いスキンシップになるので、子どもに安心感を与え、情緒が安定しやすい
日本にはない外国の子育て法律3選

日本と外国では子育てに関する法律事情にもかなりの差があります。
12歳以下の一人外出&留守番を禁止する外国
日本では低学年の子が一人で学校から帰る風景も珍しくありませんが、外国では一人歩きを禁止する国が少なくありません。例えばカリフォルニアでも、12歳以下の子どもが一人で外出するのは法律で禁止されています。自宅や自分の家の車の中で留守番させても法律違反になるほど、厳しく制限されています。当然学校や塾への送り迎えも親やベビーシッターが担当するので、日本とはだいぶ事情が違うようです。

日本では事故や事件が起きた時、災害勃発時など緊急事態にならないと集団登校しないことも。確かに誘拐や事故などの危険から子どもを守るためには、大人が付き添う対策も有効かも知れません。
日本のお尻ぺンぺンは法律違反?外国のしつけ方法
日本では言うことを聞かない子どもに「お尻ぺンするよ」と大人が脅すことも。軽く手の甲やお尻を叩く風景も珍しくありません。ただ、外国は日本より虐待に関する法律が厳しく、軽く叩くだけでも虐待だと近所の人に通報されてしまう可能性があります。肉体的な圧力は法的に禁じられているので、叩く行為はもちろん、放置も虐待として認識されています。ただ、悪いことをした子どもには時に罰も必要ですよね。
アメリカ流のタイムアウトにレッツトライ!
アメリカでは、タイムアウトと呼ばれるしつけ方法が普及しています。ソファの上や部屋の隅など、しつけ用のスペースに一定時間座らせ(or立たせ)、反省の時間を設けるやり方です。親も子どもと距離を置くことで一息つくことができますし、感情的になり過ぎるのを防ぐ効果も。暴力や怒鳴り合いではなく、冷静に話し合って問題を解決するためにとても効果がある手段です。
小学生でもパパと一緒にお風呂に入るのは日本の子どもだけ!?
日本では小学校高学年ぐらいまで、ママやパパと一緒にお風呂に入ることがよくありますよね。ただ、これも外国の子育ての考えからは大きくズレているようで、アメリカでは6歳になったら異性の親や兄弟姉妹とは一緒に入浴してはいけません。もし子どもを洗う場合、ママやパパは洋服を着たまま浴室に入るルールです。なかには6歳を過ぎたのに異性の子どもと入浴し、養育権を剥奪されてしまったパパも・・・。
子育ての考えも日本と外国はこんなに違う!

子育てに関する法律自体、日本と外国ではかなり差がありますが、考え方にも色々な違いあります。
アメリカのママが気にするのは子育て方法より頭の形
外国では気にするポイントが違うと感じることがたくさんありますが、頭の形もその1つです。日本では初対面のママ同士は、母乳育児かどうか、質問し合うケースが多いですよね。ミルク派なら「どのメーカーを使っていますか?」なんて話題で盛り上がることも。

ただ、外国では母乳やミルクなど子育て方法の問題より、頭の形にこだわるママがとても多く、赤ちゃんの頃からヘッドギアをつけることも珍しくありません。頭の形以外では歯並びにこだわるママ&パパも多いようです。日本のママ&パパは子どもの容姿をそこまで重視しないので、このあたりは外国人ならではの着眼点かも知れません。
外国では「こうしなさい」より「どうしたい?」を優先
自立心を大切にする外国では、しつけの時も「どうしたいの?」と子どもの意見をきちんと聞きます。日本では「こうすべき」と言う子育て方法がある程度決まっているので、ママ&パパも子どもの意見を聞くよりも模範的な言動をさせるよう指導する傾向があります。もし主張したいことがあっても「あとで家に帰ってから聞くから今はおとなしくして」など人目を気にするのが日本流の子育て術かも知れません。

外国では意見がない子どもに対して自分の考えをちゃんとアピールすることを大事にするので、「和をもって尊し」の日本とは少し子どもの接し方が違うようです。協調性を大事にする日本の子育ても、自分の意見を持つ外国の子育ても、それぞれ魅力があるので、バランスよく取り入れたいものです。
まとめ

外国の子育ての方法や考えが日本とはかなり違うことがお分かり頂けたでしょうか。外国では赤ちゃんに一人寝させることが多いイメージがありますが、最近は日本と同じように添い寝するママ&パパも増えています。乳幼児突然死症候群のリスクもあるので、生後間もない時期は同じ部屋に寝て様子を見守ってあげたいものです。ただ、外国の方法も日本の方法もメリットとデメリットがあるので、良い部分を上手に取り入れていきたいですね。

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