育児ノイローゼにならないための5つの注意点

「私は大丈夫」と思っていたのに、いざ産後に突入した途端、メンタルの不調に陥るケースも。今回は、ストレスを溜めない、育児生活の過ごし方について紹介していきます。
共通する5大原因!何がきっかけで育児ノイローゼになるの?

出産したママは誰でも育児ノイローゼになる可能性があります。いくら子ども好きでも、優しい性格でも、産後は生活もガラリと変わりますし、普段とは違い睡眠もほとんどとれない生活が続くことも。さらには夜泣きやイヤイヤ期など精神状態がおかしくなる壁が次々と出てきます。
自律神経とホルモンバランスが乱れる産後の心身
産後、育児ノイローゼになるママが増えるのは、身体の物理的な変化も影響しています。無事に赤ちゃんを産んだあとのママの体内では、ホルモンバランスが目まぐるしく変化します。妊娠する前の状態に戻ろうとして、ホルモンの分泌量も変わり、その影響で肌荒れや生理不順、脱毛など今までにない反応が起こることも珍しくありません。

また授乳やおむつ替えなど赤ちゃんのお世話で睡眠時間も十分に確保できない生活が続くので、自律神経も乱れ、様々な心身の不調が現れます。頑張ろうと思っても身体が動かなくなる、暑くないのに汗が出る、突然泣きたくなる、などホルモンバランスと自律神経の乱れのダブル攻撃で、平常心を保ちにくくなります。普段なら笑って楽観的に捉えることができることでも、この時期は神経質になり、前向きに考えることができなくなるのも特徴の1つです。
完璧主義の真面目なママほど育児ノイローゼになりやすい?
元々家事や仕事、人間関係など、すべてそつなくこなしていたママほど、育児ノイローゼになりやすいようです。家事や仕事は、自分の思い通りに済ませることができます。一方で、子どもは思い通りにならないことも多く、うまくいかずにへこんでしまうママが続出してしまうことがあります。
核家族でパパが頼れないと育児ノイローゼになる可能性も
最近では、「ワンオペ育児」という言葉もあるように、ママ一人が子育てをするケースも多数。実家も遠く頼れる人がいないと、育児ノイローゼになるケースが多いようです。頼る人がいない状態は大変ですし、精神的にも「私がしっかりしなければ」と追い詰められてしまいがちです。パパが協力的なら少し余裕ができますが、忙しいパパだと、ママは大変ですよね。
実母やお姑さんの言葉がきっかけになることも
一方で、里帰り中に育児ノイローゼになってしまうケースもあります。「手伝ってくれる人がいるのになぜ」と疑問に思うかも知れませんが、実の親でも世代があまりにも違うため、子育ての常識が食い違うことも多々あります。

例えば、母乳に関しても親世代とは考え方が異なる部分があり、実母やお姑さんと考え方が合わずにイライラしてしまうケースも。お世話になっていることがある分、苛立ちを溜め込みやすく育児ノイローゼになるパターンも珍しくありません。
お金がない!切実な悩みで育児に専念できない
赤ちゃんが産まれると、出費も何かと増えますよね。今まで夫婦二人暮らしでは気にならなかったお金の問題が突然浮上し、育児ノイローゼのきっかけになってもおかしくありません。出産直後はママも働きに出にくく、会社に雇用されていないと、育児休暇も取れないですよね。

保育園によっては0歳から赤ちゃんを預けることができますが、希望通りに通園できるとは限りません。また、0歳児だと年収で変動するものの多い人で8万円近くかかる保育園もあり、金銭面で預けるのを断念するケースもよくあります。自分一人の育児で息が詰まり、市区町村の支援サービスを利用しようとしても、預けるのに1時間1,000円ぐらいかかるところが大半です。

金銭的にギリギリの生活をしているために一時保育サービスも利用しにくく、将来の不安から精神状態が不安定になってしまうケースも増えています。
育児ノイローゼにならないために気をつけたい3つのこと

育児ノイローゼになっても、子育てに休みはありません。子育ても続けながら治さなければならないので、治療が長引く傾向があります。あらかじめ育児ノイローゼにならないための予防策を知り、精神的なバランスが取れるようにしておきましょう。
睡眠時間は絶対確保!隙間時間のスマホ検索は厳禁
育児ノイローゼになってしまったママの調査で分かったのは、性格が真面目なママが多いこと。育児も家事も完璧にやろうとするあまり、キャパオーバーになってしまうのです。

また、悩みを検索した際に、ネガティブな部分に注目してしまい、不要な心配をするケースも。調べものはほどほどにして、夜でも昼でも眠れる時には睡眠を確保するよう意識しましょう。寝不足状態では疲れもとれず、精神的にもイライラしやすくなります。
栄養不足で育児ノイローゼに?サプリも効果的
産後は骨盤が緩む影響などで太りやすく、妊娠前より体重が増えるママも少なくありません。きちんと食事を食べることが難しく、つまみ食いで済ませるママも。ホルモンバランスが乱れている、この時期は栄養バランスが崩れやすく、栄養不足によってメンタル面に不調が出るケースも珍しくありません。

忙しいですが、好きなものに偏ったり、ジャンクフードなどで満腹にならないよう注意が必要です。栄養のある食事を取るのが難しければ、サプリを取り入れるのもいいかもしれませんね。ビタミンB不足もイライラしやすく、ストレスに弱くなると考えられています。
どうして欲しいのか具体的にパパに伝える
育児で行き詰まっていても、やっぱりパパが頼りになります。ただ育児を巡りパパと揉めることもありますよね。うまく協力できない原因はいろいろありますが、具体的にして欲しいことを伝えていないせいで夫婦トラブルが起きるケースも。

男の人は「私はこんなに頑張っているのに」と言われても、ただ愚痴を聞いて欲しいのか、家にいる間のおむつ替えだけでも手伝って欲しいのか、判断することができません。して欲しいこともママによって違いますよね。家事には手を出して欲しくないママもいれば、とにかく家から出て一人で外出したいママも。

「少しは手伝って」ではなく、「沐浴と寝かしつけを今日だけお願いしても良い?」など、いつ何をして欲しいのか、抽象的な言い方を避けて伝えるだけで、お互いぶつかる回数が激減するでしょう。パパも結構頼れる、言えば分かってもらえると分かれば、精神的に息詰まることも少なくくなるかも知れません。「言わなくても分かって」、「察して」はNGです。
自分一人で頑張らない!100点を目指さない
育児ノイローゼになりやすい人は、自分一人で頑張り過ぎている上、完璧を目指す傾向があります。支援センターなど頼れるものは頼りましょう。支援センターでは、お金を払って預けるサービスの他、子育て広場などで他のママたちと話ができるスペースを提供していることもあります。

部屋で孤独に赤ちゃんのお世話をするより、近い月齢のママとお話することで、気持ちが楽になることもたくさんあります。また、家事も手抜きでOKです。多少散らかっていたりしても、自分を責めることはありません。今はそういう時期、と割り切ることで、自分を甘やかすことも大事です。
もしかして育児ノイローゼ?早めに相談しよう

ホルモンや自律神経の影響で、出産後のママは育児ノイローゼになりやすい状態です。普段感じたことがない不調に気づいたら、早めに専門家に相談することが大切です。
二人目ママも要注意!育児ノイローゼの兆候
育児ノイローゼになると、いつもとは違う症状が現れます。早く兆候に気づくことで症状が進むのを防ぐことができるので、おかしいと思ったらすぐにチェックしてみて下さい。育児に慣れている二人目ママも油断できません。

・朝から晩までどうしてもやる気が起きない

・身体を動かすのが億劫で何もかも面倒臭い

・無表情と指摘される

・テレビやラジオの音が煩わしい

・お笑い番組やバラエティ番組を見ても全然笑えない

・深く考えることができず、思考能力が低下

・何に対しても興味が持てない

・赤ちゃんを可愛く思えない

・赤ちゃんが近くにくるとぞっとする

・赤ちゃんが泣いてもすぐに反応できない

・肩や腰のコリが激しい

・頭痛やめまい、動悸が激しい

・眠れない、寝ても熟睡できない

・食欲がないor暴飲暴食してしまう

・突然涙が流れる

・一度イライラすると感情の抑制がきかず、怒鳴り散らすことも
投薬治療orカウンセリング!病院の何科に相談すれば良いの?
育児ノイローゼの可能性がある場合、早めに専門家に相談することが解決の近道になることも。出産した産婦人科や子どものかかりつけの病院でも相談を受けつけていることがありますが、一般的には心療内科がおすすめです。眠れない時は睡眠導入材や睡眠薬などを処方して貰えますし、症状に合った投薬治療を行うこともあります。

人間関係の悩みが引き金になっているケースでは、カウンセリングを受けられる医療機関がおすすめです。よく誤解されていますが、精神科や心療内科の基本は投薬治療で、カウンセラーがいるとは限りません。カウンセラーは話を聞くのがメインで、薬を処方することはできません。治し方、アプローチ方法が違うので、ご自身の状況に合った方法を選択しましょう。
まとめ

育児ノイローゼは自覚がないことも多数あります。出産直後やイヤイヤ期が始まる2歳頃、いつ誰がなってもおかしくないものなので、調子が悪い時は無理をせず、少し休んだりとバランスをとっていきましょう。気になることがあれば、公共施設のサービスを取り入れたり、病院を受診するようにしましょう。

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