キュンとくる女性の仕草が「変わってる」!? 間宮祥太朗の恋愛観に迫る<インタビュー>

今回からはじまった、今最も旬な男の素顔と恋愛観を紹介する連載「今、いちばん〇〇な男」。栄えある第1回に登場してくれたのは、9月1日公開の映画『トリガール!』で、絶大な馬力を持つ人力飛行サークルのエースパイロット・坂場大志を演じた間宮祥太朗さん。映画では鳥人間コンテストに闘志を燃やす坂場を熱く演じた間宮さんですが、素顔はどんな「男」なのでしょうか? 映画のお話を伺いつつ、間宮さんの素顔や恋愛観に迫ってみました。

■間宮祥太朗の素顔がわかる恋愛観とは

まずは、連載のテーマである「素顔と恋愛観」について、理想の女性や惹かれる仕草を、間宮さんに教えてもらいました。

◇理想の女性は「生活感のある人」

――土屋太鳳さん演じる『トリガール!』の主人公・ゆきなは思ったことをなんでも言っちゃうような女の子ですが、間宮さん自身はそんな女の子をどう思いますか?

すごくいいと思いますね。男側がいちばん頭を悩ませるのは、女性が何も言わずに「わかってよ……」っていう態度を見せるときなんです。「言わなくてもわかってくれると思ってた」みたいなのは困りますね。あと、理由なき不機嫌とか。怖いじゃないですか、「なになに? オレなんかしたかなぁ。何怒ってんの?」みたいな(笑)。ゆきなはその都度「そういうところがさぁ!」とか、ハッキリ言ってくれるのでいいですね。

――なるほど。間宮さんの理想の女性のタイプはどんな人ですか?

生活感のある人かな。たとえば、スーパーの野菜の見方がわかる人。いい野菜の見分け方がわかってる人ってなんかいいですね。一緒に暮らすのが想像できるというか、結婚していい奥さんとかいいお母さんになりそうな人がいいです。

――そうなんですね。間宮さんはなんとなくミステリアスな人が好きそうなイメージだったので、ちょっと意外でした!

見てるぶんにはいいですけどね、そういう人は。一緒に飲んだりするのはいいですけど、やっぱりミステリアスすぎると……(笑)。たとえば生活感が全然ない人ーー家がめちゃくちゃオシャレすぎて「どこぞのホテルか」みたいな人って、ずっと一緒にいたら肩こりそうじゃないですか。

――たしかに気が休まらなそうですよね(笑)。では、間宮さんがキュンとくる女性の仕草や言動は?

これ、変わってると思うんですけど、台拭きで……(と言いながら立ち上がって台拭きでテーブルを拭くジェスチャーをしながら)こうしながらしゃべってる仕草とか、いいですね。

――何か家事をしながら、ってことですか?

やっぱり家事ができる人のほうがいいなっていうのと、なんか、さりげない感じに惹かれるというか……(と言いながらハッとして)なんでオレ立ってんだろ(笑)。宿とかに泊まりに行くと、女将さんが正座して、机を拭きながら「どこからいらっしゃったんですか?」みたいなのあるじゃないですか。そういうの「いいなぁ」って思いますね。普通はこういうのとか(と、髪をかきあげる仕草をする)なんでしょうけど、そういうのは僕、わりとどうでもいいんです。

――それよりは台拭きでテーブルを拭いてもらったほうが(笑)?

女性が何かをしているところが好きなんでしょうね。で、それも慣れてる素振りのほうがよくて。あとは無意識にやっているからいいんですよ。たとえば、居酒屋で店員さんがテーブルを片付けてるときに、空いた皿をパパっとまとめて渡してあげたりするのって、たぶん無意識でやってるじゃないですか。そういう瞬間を見ると「デキる女性だ……」ってキュンときます。

◇恋人は「なんでもない瞬間を楽しく過ごせる人」がいい

――好きな女性のファッションはありますか?

僕、ファッションのことがよくわかんなくて(笑)。このあいだ、女性ファッション誌の取材でいろいろ説明したら「ノームコアですね」って言われたんですけど……。ノームコアって知ってますか?

――すみません、知らないです(笑)。

よかった(笑)! (知らないのは)僕だけじゃなかった。

――なんですか、それ?

簡単にいうと、「シンプル」ってことみたいです。僕自身無地の服が好きで、ふだんは柄のシャツか無地、みたいな両極端なんですけど。たぶん、女性の場合は落ち着いた格好が好きなんでしょうね。なので、ある意味「服がシンプルでもいい」って思えるその人の精神が好きなのかもしれないです。

――なるほど。内面が服に表れるって言いますもんね。

もちろん、おしゃれしてどこかに行くときもあっていいんですけど、TPOに合ってるほうがいいですね。やっぱ、バーベキューするのにめちゃくちゃキメてきたら「えっ!?」ってなるので。

――間宮さんは女性と付き合うとどうなるんですか?

よく言われるのが「変わらない」ですね。彼女と一緒にいるときも「おまえ、(普段と)変わんね~な」って友だちに言われますし。彼女ができたからといって友だちづきあいが悪くなるわけでもないし、あんまり「恋してる感」みたいなのも出ないらしいです。

――でも、2人きりのときはちがうのでは? たとえば、甘えるほう、甘えられるほうだったらどっちがいい、とかありますか?

甘えたいですかね~。あとはもう、何をやっても一緒に楽しみたい! 特別なことをしなくてもいい人がいいです。一緒に散歩したり、ご飯を作ったりするのが楽しい人というか、なんでもない瞬間を一番楽しく過ごせる人と恋人になりたいですね。

――では、今理想のデートプランを考えるとしたら、どんなデートがしてみたいですか?

田舎の民宿に行って、そこの地魚を食べたり、民宿のお母さんと仲よくなったりして、お母さんに「あんたらも手伝いなさいよ!」って言われるような感じとか、いいですね!

■続いては、映画『トリガール』の撮影裏に直撃!

「なんでもない瞬間を楽しく過ごせる人がいい」と、自然体な一面を見せてくれた間宮さん。次は映画『トリガール』について、撮影秘話や見どころについて聞きました。

◇苦手なダンスシーンは、顔の迫力とテンションで乗り切りました!

――続いては、映画『トリガール』についてお聞きします。最初に出演が決まったときは、どんな作品にしたいと思いましたか?

お話をいただいてから原作を読んだんですけど、すごく瑞々しい話で。昔、中学生ぐらいのときにあさのあつこさんの『バッテリー』を読んだときみたいな、瑞々しくて熱くて汗っぽい、でもそれがすごく清涼感があるというか、そんな話だなって。スポ根の要素があるところもすごくいいなと思いましたし、一応ラブコメにはなってるんですけど、男も共感できるというか。だから、臨場感のあるスクリーンで観たときに、そんな清涼感を肌で感じられるような映画にしたいなと思いました。

――実際に演じてみて、いかがでしたか?

すごくアドリブが多かったですね。ここまで自分の中でそのときそのときに出てくる言葉を発したことはなかったので、今までよりライブ感の強い芝居になったと思います。

――テンションの高いお芝居が多かったと思いますが、いちばん大変だったシーンは?

体力的なことで言うと、人力飛行機の機体の中のシーンですね。実際に飛んでしまうと機体が壊れてしまうので、滋賀県にある倉庫で撮影してたんですけど、空調が効かなくてものすごく暑い中、太鳳とずっと漕いでいて……。漕ぎながら大声で会話して、しかも飛行機の中なんで2人とも前を向いてるっていう。映画的にはなかなか珍しい構図で、お互い目が合うこともなくずっと叫び合っていました。それが体力的にはしんどかったですね。

――機体の中のシーンはけっこう長くかかったんですか?

1日ずっとそのシーンを撮影する日があって。早朝から夜までずっとやってたんで、僕も太鳳もヘロヘロで。最後は気力で芝居してるようなところがありました。このシーンに限らずなんですけど、今回、まったく繊細な芝居をしていないんです(笑)。僕はそこがすごくいいなと思うんですけど、セリフもちゃんと「届ける」というよりも、ワーッて投げてるような感じなんで。いい意味で、ラフなやりとりだと思います(笑)。

――そういうのって、新鮮だったり、気持ちよかったりしますか?

あんまりなんにも考えずにやってるんですよね。あと、体を動かしてると、セリフのテンポが体のテンポとどうしても一緒になるんです。なので、グワーッて全速力で漕いでいるときに、ゆったりとしたセリフ回しにはどうしてもならないんですよね、生理的に。だから、あまり考えずに言葉を発していました。

――ダンスが苦手だそうですが、ダンスのシーンはいかがでしたか?

台本を読んで、ダンスのシーンがあった時点で「最悪だな」って(笑)。僕、振り(付け)は入る(覚えられる)んですよ。でも、振りが入ってもダンスにならないっていう。体がどうしてもダンスの動きにならなくて。ダンスの先生にも「振りは合ってるんだけど、どうしてもぎこちなく感じてしまうのはなんでなのか、私にもわかんない」って言われました。

――先生にもわからないんですか(笑)!?

振りは合ってるもんだから、僕もあとは何を直せばいいのかわからなくて。体がダンスに向いてないんじゃないかなぁって思いました。僕、運動もできるし、昔バンドをやってたりしたのでリズム感がないわけでもないと思うし……自分自身不思議なんですよね。「なんでできない?」って。

――でも最終的にはバシッと決まって。

いや、もうホントギリギリで。あとは「顔の迫力とテンションで乗り切れ」って監督から言われてたんで、それで乗り切りました!

――さすがです(笑)! ところで、同世代の共演者が多い現場だったと思うんですけど、撮影以外でなにか印象深かったことはありますか?

滋賀で撮影をしていたとき、たまたま1日空いたんで、僕と(高杉)真宙と太鳳と太鳳のマネージャーさんでテーマパークに行ったんです。僕と真宙はあんまりパレードとか入っていけるタイプじゃないんですけど、太鳳にむりやり「行くよ! 入ったら絶対楽しいから!」って言われて。入ったら、僕も真宙も「あ、意外と楽しい」ってなりました。そうやって巻き込まれなかったら、たぶん僕は一生パレードに入ることはなかっただろうなと思うので、貴重な経験をさせていただきましたね(笑)。彼女の行動力に感服しました。

――では最後に、見どころを教えてください。

この映画はコメディとしておもしろいものにしたいと思っているので、エンターテイメントとして、ちゃんと楽しんで、ちゃんと感動してもらえたらいいなと思います。笑っていた延長線上にジーンとくる感動がある。それってシンプルだけど、いちばん気持ちいいことだなって。実際の鳥人間コンテストを見ていてもジーンとくるものがあるので、それを少しでも伝えられたらいいなと思ってます。

■間宮祥太朗の素顔は「今、いちばんナチュラルな男」

時にはジェスチャーも交え、終始明るく話してくれた間宮さん。ルックスから受けるクールなイメージとはどこか真逆で庶民的なところのある、親しみやすくて自然体な人柄が見えました。恋愛においても「生活感が感じられる人となんでもない時間を楽しく過ごせるのがいちばん!」という間宮さんは「今、いちばんナチュラルな男」と言えるのではないでしょうか。

◇間宮祥太朗 (プロフィール)

1993年6月11日生まれ。神奈川県出身。O型。2008年、『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』(日本テレビ系)で俳優デビューを果たす。主な出演作は、ドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS系)『ミス・パイロット』(フジテレビ系)『お前はまだグンマを知らない』(日本テレビ系)、映画『ライチ☆光クラブ』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』『帝一の國』、舞台『銀河英雄伝説』シリーズなど。現在、ドラマ『僕たちがやりました』(フジテレビ系)に出演中。9月1日に『トリガール!』が公開される。また、主演映画『全員死刑』が11月18日に、『不能犯』が2018年2月1日に公開予定。

(取材・文:落合由希、撮影:為広麻里、衣装協力:原宿シカゴ、VICTIM、STEFANOROSSI)

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