歯茎の色で健康が分かる!歯茎マッサージで口元美人に【歯科医師解説】

歯のお手入れはしていても、歯茎までしっかりとやられている方は意外と少ないのではないでしょうか?


歯茎をマッサージすることで、歯周病なども予防できるそうなので、年齢を重ねてもキレイな歯茎の色を保てるように、歯茎マッサージの習慣をつけてみてはいかがでしょうか?


歯科医師の彦坂先生に、歯茎マッサージの効果や方法、注意点などを詳しく教えていただきました。






歯茎マッサージの目的 

  健康な歯茎

歯茎の血流を促進し、健康な歯茎を保つことに加え、歯周病の改善や唾液分泌の促進を期待することを目的にしています。


また、歯茎には、多くのツボがあると言われており、リラックス効果、リフレッシュ効果も期待できます。




健康な歯茎・不健康な歯茎の基準 

健康な歯茎 


健康なピンク色の歯茎

・綺麗なピンク色をしている

・引き締まっている


不健康な歯茎 


不健康な歯茎

・歯茎の色が赤いもしくは赤黒い

・歯茎が腫れぼったい、ぷよぷよしている

・歯を磨くと出血がある

・歯茎が下がってきている

・歯茎が黒ずんでいる(喫煙者の場合に多い)




歯茎マッサージによって得られる効果

歯周病予防

歯周病予防、改善


歯肉の血流が良くなることで、歯周病の予防、改善効果があります。


リフレッシュ、リラックス効果


歯肉には様々なツボがあると言われています。歯肉を刺激することで、ツボを刺激し、健康やリフレッシュ効果が見込めます。


口腔乾燥の緩和効果


強いストレスが蓄積すると、唾液の分泌が減り、口腔乾燥を引き起こします。


歯肉マッサージでリラックスしたり、口腔周囲の筋肉をほぐすことで唾液の分泌を促進し、また食いしばりの解消にもなります。




歯茎マッサージで用意するもの

歯肉用マッサージジェル

歯肉マッサージ用のジェルが各社から販売されています。専用のものを使用するといいでしょう。


歯周病予防用や、口腔乾燥を改善するための保湿成分が多いもの、リフレッシュ効果が高いものなど、用途に合わせて選べます。


まだ、一般のドラグストアでは取り扱いが少ないですが、歯科医院では歯科医院専売品を用意している場合は多いです。


また、何もつけなくても歯肉マッサージは効果が見込めます。




歯茎マッサージの効果的な方法と注意点

指 


指でマッサージ指の腹を使って歯肉を順に押し、刺激していきます。円を描くように手前から奥まで全体を刺激するのも効果的です。


歯肉マッサージ用のジェルをしようしながらのマッサージもいいでしょう。


また、歯肉だけではなく、口腔内から頬の側もマッサージしたり、口腔外から顎の下や耳の前あたりを軽く刺激することで、唾液腺を刺激し、唾液の分泌を促進する効果があります。


歯ブラシ 


歯ブラシ柔らかい歯ブラシを用いて、ブラシの腹で軽く歯肉をなぞるように刺激します。歯肉が傷ついてしまう場合もあるため、強さには注意が必要です。


ウォータージェット


ウォータージェット強い水流が出てくる機械です。歯と歯の間の汚れを除去する効果に加え、歯肉マッサージの効果もあります。


電動歯ブラシ 


電動歯ブラシ電動歯ブラシの場合、歯肉を傷つけてしまう場合があります。


シャワー


シャワー

お風呂場でのシャワーは歯肉マッサージには最適です。強い水流が出るシャワーを歯肉にあてることによって、歯肉の血行促進につながります。


歯磨きの後に行うとさらに効果大なので、体を洗うついでに歯茎も刺激してみてはかがでしょうか。




歯医者で行われる歯茎マッサージ

歯科保険診療の項目に歯肉マッサージはありません。そのため、自費診療、もしくはサービスとして行われています。


口腔内から行う場合には、歯肉マッサージ用のジェルを用い、歯肉や口腔周囲筋を刺激しマッサージします。


まだ、どの歯科医院でも広く行われているとは言いにくい状況の為、診療メニューとして存在しているか確認が必要でしょう。




最後に彦坂先生から一言

歯茎をチェックする女性歯肉は健康のバロメーターです。血流の良い、綺麗なピンク色の引き締まった歯茎を保つことが、健康な口腔内、そして健康な全身につながるのです。


入浴中、血行の良い状態で歯肉マッサージを行うのも効果的なので、おすすめです。歯だけではなく、歯茎の健康もいま一度考えてみてはいかがでしょうか。


【監修:歯科医師 彦坂 実な美】
プロフィール)
鶴見大学歯学部卒業後、研修医を経て一般歯科医院で経験を積む。一般診療全般をこなすが、メタルフリー治療や審美歯科、ホワイトニングを得意とする。最近力を入れているのは予防医療でニューヨークのニューヨーク大学にも研修に行くなど、積極的に欧米諸国の歯の健康に対するモチベーションを学ぶ。メタルフリー学会に所属し、銀歯の金属アレルギーやリスクについての知識の普及のため記事の執筆や講演も行っている。一児の母

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