セレーナ・ゴメスも治療中!「全身性エリテマトーデス」ってどんな病気!?

昨年、難病の全身性エリテマトーデス(SLE)であることを公表し、活動を休止しているアメリカ人歌手のセレーナ・ゴメスが、3ヶ月ぶりに公の場に姿を現し、スピーチを行いました。彼女が抱える全身性エリテマトーデス(SLE)とはどのような病気なのでしょうか?


発症は原因不明!?

全身性エリテマトーデスは、発熱や倦怠感、関節炎、皮膚の発疹、腎臓、肺、中枢神経など、全身にさまざまな症状が一度に起こったり、徐々に現れる難病です。英語では、「systemic lupus erythematosus」と表記され、SLEと略されます。

全身性エリテマトーデスを発症する原因には、免疫の異常が関係していると考えられますが、きっかけも、原因も、いまだ解明されていません。患者の9割が女性で、20〜40代での発症が最も多くなります。


全身性エリテマトーデスの治療とは

全身性エリテマトーデスの治療には、自分自身への免疫を抑えるために副腎皮質ステロイドが使われます。症状の度合いによって投薬量は変わり、重症患者にはステロイドを点滴で投与する「ステロイドパルス療法」が行われます。

かつては、副腎皮質ステロイドが存在しなかったので、全身性エリテマトーデスは発症から5年以上の生存率は50%ほどとされていました。現在では95%程度と大幅に改善されています。


ステロイド治療には重い副作用も

全身性エリテマトーデスの治療に用いるステロイド剤を長期服用すると、高血圧や糖尿病、骨粗鬆症、食欲増進による肥満、視力低下など、さまざまな副作用が出ることがあります。
また、患者にとって注意したいのが感染症の存在です。ステロイド剤が免疫の働きを抑えるため、抵抗力が弱まり、ささいな病気やケガでも重篤な事態に陥りやすくなり、死に至ることも。

2015年7月には、皮膚炎や関節炎などに効果のある非ステロイドの新薬「ヒドロキシクロロキン」の認可が日本でも承認され、治療薬として使うことが可能となりました。
近年では、全身性エリテマトーデスの早期診断が可能になり、早期に効果的な治療を行えるようになったようです。セレーナ・ゴメスはスピーチで、ファンに向けて「治療に真っ向から取り組む」と宣言しました。難病と闘う彼女の復帰が待ち望まれています。

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