~スキンケアの落とし穴~ 肌をこすっていませんか?



スキンケアの基本は「こすらない、引っ張らない」

スキンケアにおいて、肌をこすらないことは重要、かつ見落としがちなポイントです。肌は、こすればこするほどどんどん薄くなり、その結果、乾燥、エイジングしてしまうからです。
肌はたった0.2の角質層(ラップほどの薄さ)が、厚さ2の真皮層を守っています。 角質層は、角質細胞が10層前後(目の周りは7層、頬は10層)積み重なっているだけの状態です。ターンオーバーにより新しい角質層が作られると、上部の角質細胞は垢として自然とはがれ落ちていくので、こすり取る必要などないのです。
ピーリングやゴマージュ、過度なマッサージで角質層を強制的にはがすと、表面をそぎ落とすことになります。結果として、一時的に透明感が増したり、ウルウルの肌が出てきたりします。ですが、実際は角質層が薄くなり、未熟な角質層が肌表面を覆うことになります。
すると、保水力が低下し、乾燥しやすい肌になります。紫外線も通りやすくなり、シミやたるみなど、真皮にまで深刻なダメージを与えかねません。保水力が落ちた肌は、くすみやすく、透明感もなくなりやすいため、再びピーリングやゴマージュをしたくなってしまいます。こうなってくると、悪循環に陥ります。使用には、細心の注意とケアが必要です。


メイク落とし〜クリームまで、こすらないスキンケアのポイント

対策としては、まずはメイク落としの段階から、肌をこすらないように心がけましょう。クレンジング剤を手に取り、手のひらに伸ばしてから顔につけ、優しくメイクとなじませます。なじませた後は、そっと水で洗い流します。洗顔の際も、石けんの界面活性剤が角質細胞をはがしすぎないように、泡を転がすように洗います。洗顔料を洗い流すときは、顔をこすらず、すくった水を十分顔にかけるようにします。
化粧水や乳液、クリームは、手のひらに取って体温で温め、肌に優しく押し付けるようにのせます。スキンケアは温めると浸透しやすくなります。手のひらについた分がもったいないように思うかもしれませんが、実はそうでもないのです。理由は、手のひらには毛穴がないから。スキンケアの大部分は、毛穴にたまって、そこから時間をかけてジワジワと内部に浸透していきます。ぐっと毛穴に押し込むようにし、あとは肌を包み込むようにして、少し時間をかけて押し込んであげてください。
ピーリング、ゴマージュのほか、最近流行りの美顔ローラーなども、使い方によっては角質層をそぎ落としてしまう可能性があります。美顔ローラーは、皮膚表面に水分などを引き寄せますので、一時的にハリやうるおいが増すように見えるかもしれません。しかし、ひんぱんに肌に押し付けてゴロゴロ回転させれば、角質はやはり薄くなってしまいます。


ローズヒップオイルで肌に厚みをキープ

肌の薄い方におすすめめしたいのが、ローズヒップオイルです。肌の細胞膜成分を80%も含んだローズヒップオイルは、丈夫な細胞膜を持った角質細胞作りに役立ちます。このような角質細胞は、保湿力、そして肌の再生(ターンオーバー)能力も高くなります。ローズヒップオイルを使い続けることで、肌に厚みがもたらされ、保水力のある、ハリ・弾力に富んだ肌へと導いてくれます。
(スキンケアプロデューサー、日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト / 大森由紀子)
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