死亡事故も起こりうるサウナの危険…医師が教える健康的な正しい利用方法

元プロレスラーの永源遥氏が11月28日死去しました。死因は現在調査中ですが、関係者によると都内のサウナ店で倒れて、そのまま亡くなられたようです(参考記事)。

この事故を踏まえて、サウナの危険性や危ないサウナの入り方、正しいサウナの入り方など、具体的に「サウナが体に及ぼす影響」を医師に解説していただきました。

サウナの危険性

サウナはその発汗が非常に爽快感があって気持ちが良いうえ、血液循環が促進され身体の老廃物を流したり、肩こりなども改善されると人気です。

しかし、高血圧や心疾患などの持病をお持ちの方はもちろんのこと、健康な方でも入り方を間違えると体調を崩す原因になったり、中で倒れてしまったり、最悪の場合は命を落とすといった事故も発生しています。



サウナで懸念される症状・疾患

熱中症


その温度と脱水からなど、熱中症をきたす場合があります。

血圧上昇


急激な血圧上昇から、循環器系や脳にトラブルを起こすケースもあります。

やけど


こちらもサウナで時に見られるものです。



危険なサウナの利用方法

■飲酒後に入る

■体調不良時に入る

■食事をしてすぐに入る

■長時間はいる(連続15分以上など)

■サウナから出て、いきなり水風呂に入る

■必要な水分補給をしない

■サウナの中で寝てしまう



サウナを利用する際に注意すること

高血圧や心疾患をお持ちの方


主治医と必ず相談の上、使用の可否を決めましょう。

高齢の方


サウナの中で気分が悪くなったりする可能性が高いので、人目のある所で入るようにしましょう。

脳梗塞の既往のある方


こちらも、サウナでの多量の発汗などが再度の梗塞の引き金にいなることも考えられるので、主治医と相談する必要があります。

熱があったり体調の悪い方


サウナを使用しないことをお勧めします。



サウナで急に具合が悪くなった場合の応急処置

まずサウナから出て、涼しいところで十分に水分補給をし、異常を感じたらすぐに医療機関を受診するようにしましょう。

サウナに入る前に必ずすべきこと

十分な水分補給と、自分のその時の体調を見極めることが挙げられます。

また、体調に問題なく、サウナに入ることにしたとしても、長い時間はいりすぎにならないように時間をはかってサウナに入ることが大切です。

健康的な正しいサウナの入り方

まず、極端な疲労時や飲酒時、食事の直後などを避け、体調の良い時に入ることが大切です。

また、サウナに入る時間は10分から15分程度で十分であるといわれています。

水分も十分補給するようにし、サウナから出た後にいきなり水風呂に入ることは、高血圧や心疾患があったり、動脈硬化が疑われている人などはしてはいけません。また、高齢の方なども無理は禁物です。



最後に医師から一言
サウナは人気がありますが、無頓着に入ると命を落とす危険もあります。
体調の良くない日は、サウナに入ることを見合わせる決断をすることも非常に重要です。

(監修:Doctors Me 医師)

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