身に覚えがないのに妊娠? おかしいなと思ったら必ず病院へ行こう!

「妊娠したら気がつくものでしょ」なんて思っていたのに気がつかない間に妊娠していることがあるのです。

身に覚えのない妊娠のほとんどの原因は「避妊の失敗」か「病気」です。

身に覚えのない妊娠を経験されてしまった方は必ず医療機関で相談を受ける必要があるので注意を心がけましょう。

要チェック項目


□身に覚えのない妊娠の原因は避妊の失敗
□病気が原因で妊娠検査が陽性になることもある
□体調に異常が起こった場合にはすぐに病院へ

身に覚えのない妊娠なんて起こるの?

基本的にはあり得ません


基本的に、性交渉を持つ相手が決まっている場合には、身に覚えのない妊娠が起こる可能性は低いでしょう。

また、避妊具をきちんと用いて性交渉に臨んでいたら、間違いが起こるリスクはさらに低くなることでしょう。ただし、避妊の方法によっては100%間違いが起こらないとは限りません。

男性の場合


身に覚えがない妊娠というと女性の観点からばかり考えがちですが、妊娠するには男性の協力も必要です。

パートナーに「生理が来ないんだけど…」と言われて、喜ぶ場合は幸せな未来が待っていることでしょう。もし「ドキッ」とするようだったら、修羅場が待ち構えているかもしれません。

女性の場合


聖母マリア様が処女懐胎したということはお話としてよく知られていますが、現実に相手もいないのに妊娠するということは医学的に考えた場合あり得ません。

ただし、記憶を失っている場合は別です。泥酔をしていて記憶がないような時に、気がつかないうちに妊娠していたというケースは実際にあります。

身に覚えのない妊娠というよりはただの自己管理が甘いだけのことなのですが、心情としては「身に覚えがないのに…」と思ってしまうのかもしれません。

世の中は常識人ばかりではありません。酔っ払っている女性を見たら、不届きな考えをする男性も中に入るものです。



妊娠検査は時々間違えることもある

基本的には間違いが少ない


生理が来ない、もしかして妊娠したかも、と思う時によく使われるのが妊娠検査薬です。妊娠検査薬は非常によくできており、説明書通りの使用をした場合には、ほぼ判定を間違えることはないということです。

使い方を間違えると判定を誤ることも


妊娠検査薬は、妊娠が確定してから検査を行うと反応が出るものです。

どういうことかというと、妊娠するとhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が増加するのですが、まだ十分に増加していない時期に検査した場合、判定結果を誤ることがあるそうです。

その結果、妊娠検査薬で陰性と出たからと安心して、妊娠のことが頭から遠ざかっていたら、やっぱり生理が来なくて妊娠していた、なんてことになりかねません。

そんな時に「身に覚えがないのに」と思ってしまうのかもしれません。検査薬は正しく使うようにしましょう。

検査は絶対ではない


妊娠に限らず、医療機関で行う検査であっても絶対ということはありません。現代医学は非常に優秀なので、間違いが起こる可能性は極めて低いです。

ただ、極めて低いからといってゼロではありません。病院で検査を受けて陰性だと言われたので安心していたら、実は検査が間違っていたということは、ガンの検診などでも起こりうることです。

避妊の失敗はいつでも起こる

生理が来ないんだけど


男性が言われて「ドキッ」とするのがこの言葉かもしれません。

特に、避妊具を使わずに性交渉を行っていた場合や、女性に「安全日だから」と言われて、膣内に射精した時など、「身に覚えがない」と思ってしまうのかもしれません。

ある程度経験のある方なら分かると思うのですが、精子は射精時にのみ出る訳ではなく、カウパー腺液にも含まれています。膣内で射精しなくても、一定の割合で妊娠は起こりえます。

「身に覚えがないのに…」と思っているのは、ただの知識不足であるケースもあるようです。

避妊具の使い方を誤っている


意外と知られていないことかもしれませんが、コンドームには消費期限があるのです。コンドームはゴムでできているため、日数が経過すると劣化してしまうのです。

輪ゴムも時間が経つと切れやすくなりますよね。消費期限を過ぎたコンドームを使って、破れたところから精子が漏れることはままあります。

また、最近は極薄タイプのコンドームも発売されていますが、空けた時に袋のふちでコンドームを切ったりすることもあります。必ずゴムを袋の端に寄せてから、両手で開けるようにしましょう。

その他の避妊具


女性の側で準備する避妊具としては、経口避妊薬(ピル)や、子宮内避妊用具(避妊リング)、ペッサリーなどがありますが、正しく使用しないとやはり妊娠の可能性は残ってしまいます。

そもそも性交渉は妊娠を前提として行うもので、快楽のためだけに性交渉を行うのは人間だけだということを忘れないようにしましょう。



病気などが原因の場合もあります

検査が誤ってしまう状態


女性の体の状態によっては、妊娠検査薬に誤った反応が出てしまうことがあるそうです。例えば、hCG産生腫瘍などの持病を持っているような場合がその代表的な例です。

妊娠すると増殖するhCGホルモンが病気によって増えてしまうため、妊娠検査で陽性と出ると「身に覚えがないのに」となる訳です。

また、不妊治療でホルモン療法を行っているような際にも、誤って陽性と出てしまうことがあるようです。この場合はむしろ「陽性って出たのに…」と落胆する結果となってしまいます。

おかしいな? と思ったら必ず病院で相談しよう

妊娠検査薬はあくまでも簡易的なものです


妊娠検査薬はとても便利で、正しい使い方をすればきわめて正確に判定してくれますが、あくまでも簡易的なものですし、またタイミングによっては検査が難しいこともあります。

「もしかして妊娠しているのかも」と思ったら、とっさには妊娠機会を思い出せないような場合でも、望まぬ妊娠という母子ともに不幸な事態を避けるためにも速やかに医療機関を受診するようにしましょう。



身に覚えのない妊娠まとめ
基本的に、身に覚えのない妊娠というのはあり得ないということが分かって頂けたのではないかと思います。

ただ、心情的にそうなってしまうようなシチュエーションは多々あるということですね。本来、妊娠というのは喜ばしい出来事であるべきものです。

人生設計にも関わってくることですから、パートナーとしっかり話し合って性交渉を行うようにして下さいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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