育児に疲れてしまった“イクメンブルー”が深刻…夫婦で心がけたい3カ条

現代ではパパさんも育児に積極的に参加する「イクメン」が増えてきており、育児休暇を取る男性も多いですね。

しかし、そんな中育児に疲れてしまったパパさんが「イクメンブルー」になってしまうことが起きているようなんです。

今回はイクメンブルーの概要、引き起こす要因やイクメンブルーにならない心がけなどを、医師に解説していただきました。

イクメンブルーとは

最近では男性が子育てにも積極的になる方が増えてきました。

しかし一方で仕事も家庭も両方頑張っていることで、精神的にストレスがたまり精神的な不調を訴える場合もあり、そのような人をイクメンブルーと呼びます。



イクメンブルーを引き起こす要因

仕事量は以前のままである


男性が育児と仕事を両立するための制度が、女性ほど整っていないことが起因していると考えられます。

妻と育児方針について軋轢がある


妻と育児方針が合わないことで、ストレスとなる男性が多いのではないでしょうか。

休日も育児に追われ休息がとれない


平日は仕事もフルにこなし、休日も育児をしていると自分が休息する時間がない場合も多いようです。

妻に対して強く言えない人が増えた


育児に対する考えや、休息をとりたいときなど、自分の気持ちを伝えられず、結果的にストレスをためてしまいがちです。

子育ての悩みを言える仲間が少ない


ママ友のような育児友達ができにくいため、悩みや愚痴のはけ口がなく孤立している男性もいらっしゃると考えられます。

イクメンブルーによって引き起こる症状

抑うつ気分


気分が落ち込みがちになります。

睡眠不足


ストレスがかかることで睡眠不足になりがちです。

意欲の低下


気分の落ち込みが激しいと、仕事や趣味などに対しても意欲が低下しがちです。

集中力の低下


常にストレスがあると集中力が低下してしまいます。

身体の不調


心の不調が体にも表れ、頭痛、めまい、肩こりなど身体の不調につながります。

女性の産後うつ、育児ノイローゼとの違い

女性の産後うつ


原因:ホルモンバランスの急激な変化

症状: 気分の落ち込み、不眠など

育児ノイローゼ


原因:育児からくるストレス

症状:イライラ、子供にあたるなど

イクメンブルーとの違い


産後うつはホルモンバランスの変化が一因であると考えられますが、育児ノイローゼもイクメンブルーも、育児に関するストレスからくる精神的変調、不調という意味では同じです。



一部の女性がイクメンブルーに対して厳しい理由
まず、女性は「育児は自分が主体的にやっている」との思いから、男性が頑張ってやっていても自分はそれ以上に頑張ってやっていると思っているので、そもそもの「育児を頑張る」ということに対しての目線が厳しい場合があるのではないでしょうか。

従って、「そのくらい我慢して当然」「育児とは大変なもの」という考えがベースにあるのではないかと考えられます。

イクメンブルーになりやすいパパのタイプ

■悩みを人に言えない

■生真面目

■ストレスをため込みやすい

■仕事も責任のあるポジションにいる

■責任感が強い

イクメンブルーにならないために心がける3カ条

夫婦でよく話し合う


子育てに関する考えや悩みなどはお互いに話さなければわかりません。積極的に会話をもつことが大切です。

休息をとれるときはしっかりとる


平日も休日もフル稼働していては大変です。お互いに自分が休息できる時間をとれるように工夫しましょう。

無理をし過ぎない


あれもこれもと頑張ることには限界があります。不調を感じたら無理をせず、自分の心身と向き合ってみてください。

最後に医師から一言
最近は育児に協力的な男性も多く、「子供を夫婦で育てる」という考えが随分と浸透してきたように思います。

一方で、社会的制度の面では、まだまだ男性が育児をする環境が十分には整っていない部分もあります。

夫婦でよくお互いの状況を理解しあい、子育てしていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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