【心の美容!】「人生は弱みを強みに変える旅」レフン監督の言葉に感動

クリエイティビティって芸術家や音楽家など“モノづくり”に関わる人達のものだと思っていませんか? しかし職業にかかわらず、私たちは“創造力”を普段の仕事や家事に使っています。
例えば、毎日の料理は冷蔵庫にある食材を使って栄養のある献立を考え、味覚を想像しながら作り出すという、家事のなかでもとりわけ創造的な活動だといわれています。
創造力の定義はまちまちですが、自分の“想像”を実行に移して、新しいものをつくり出す力と言えるのではないでしょうか? “デキる人”、“クリエイティブな人”と評されるのは、こういった創造力が豊かで魅力的な人ですよね。
11月17日に『Apple Ginza』でのトークイベント『Meet The Filmmaker』に映画『ドライヴ』で世界中を唸らせたニコラス・ウィンディング・レフン監督と、『メタルギア』シリーズを生み出した日本が誇るゲームクリエイターの小島秀夫監督が“創造力”について対談するというニュースを聞きつけ、筆者も取材に駆けつけました!
二人の鬼才によるトークから、私たち女性の人生が潤うためのヒントをご紹介します。
 
■積極的に異業種の人に会う!
レフン監督の作品『ヴァルハラ・ライジング(2012年日本公開)』や『ドライヴ(2012年日本公開)』『オンリー・ゴッド(2014年日本公開)』などを観てすっかり惚れ込み、連絡をとったという小島監督。
「最初は僕が一方的にスキスキ光線をだして、色んな話をしていくうちにすごくお互いに共通点があって……。“モノづくり”をする人って孤独なんで、“モノづくり”をしている人にしかわからない悩みとか、そういうのを共有して仲良くなったんです」と話す小島監督。
お互いに観てきた映画や音楽に共通が多々あり、初めて会ったにもかかわらず、クラスの友達のような雰囲気が漂っていたのだそう。
「初めて一緒にしたディナーのときも、こういうときってぎこちなくなりがちなのですが、私たちの間には“静寂”というような、言葉を交わさなくても分かりあえるような“何か”がありました。それが友情の土台になったと思います」と続けるレフン監督。
創造するということは、妻にも分かち合えない一人きりの活動だとレフン監督は言います。
監督という仕事は、一緒に働いているコラボレーターやスタッフとも共有できない決断を強いられます。小島監督とは“違う分野”だからこそ分かり合える、つくり手ならではの悩みがあったのだそう。
同じ仕事場や業種だと利害関係がどうしても生じてしまいますが、異なる分野にいる人には客観的な情報を得られることも多いのではないでしょうか?
同僚やママ友とのお付き合いも大切ですが、自分とは違う環境にいる女性と出会うと、人生に新たな視点が生まれることも。
「人脈を作ろう」「コネを作ろう」と損得勘定でつながるよりも、「この人に会いたい!」という好奇心を素直に追いかけるだけで人生が楽しくなるし、新しい世界が広がりそうです。
魅力的な人に会い、刺激を受けて、さらに自分が昇華する……惹かれる人とどんどん交わることは、人生に磨きをかけるでしょう。
 
■自分の妄想力を信じて実行する!
対談の最後に観客から二人の監督たちに質問するセッションがありました。1人の観客から「作品づくりに対するあきらめない原動力はなんですか?」と聞かれて、小島監督はこう回答。
「僕があきらめてしまうとモノがあがらない。だから、そこは自分を信じてやるしかないですね」
一方レフン監督は、「創造するという活動を愛してはいるのですが、実際の私の人生は退屈なので妄想によってオルター・エゴ(もう1人の自分)を満足させているのです(笑)。ただ、創作とは創ることが好きなだけでは十分ではなくて、“創ること”に全てをそそぎこまなければ完成しないのです。
“自分の魂を売ってもよいから完成させたい”という強迫観念、誇大妄想、ナルシシズム、傲慢、そして、怖いもの知らずの心がないと何かを創造できないのです」と力説。
“モノづくり”に限らず、私たちが日々直面するチャレンジにも当てはまりませんか? 他人からどう思われても、傲慢に自分を信じてあきらめず、実行するのがクリエイティビティだというわけです。
 
■自分の“弱さ”を“強み”に変えるのがクリエイティビティ
レフン監督は色盲により中間色が見えず、失語症でもあるそう。
「失語症を抱えながらも社会で機能するためには、私は人とは違った脳の筋肉を使っているらしいのです。科学的にも根拠があるのですが……周りとバランスをとるために、ある種のスーパーヒューマンのような存在にもなるのです。
つまり、世間でいうところの“欠点”ではないのです。こういう自分の弱みを強みに変えることができればスーパーヒューマンになれるのです。“創造する”ということは自分の弱みを強みに変える旅だと思うのです」と独自の人生論を語るレフン監督。
確かに、レフン監督が創り出す光、色、音は独特の美しさを放ち、それは色盲、失語症といった監督の個性から生み出されているのかもしれません。
筆者は正直、この話にとても感動しました! 私たちは学校や仕事、育児でさえも、常に競争にさらされていますよね。
他人と自分を比べるとどうしても自分の“足りないところ”ばかりに目が行き自信を失くして、嫉妬、妬み、焦り、怒り、哀しみ、など様々なネガティブな気持ちに押しつぶされそうになります。
でも、レフン監督の言うとおり、「人生は自分の弱みを強みに変える創造の旅だ」と考えれば気が楽になりませんか?
できないコトがあったとしても、私たちの脳はバランスをとれるようにキチンと機能しているのです。特に女性は、結婚や出産などで様々な選択を強いられます。
思い描いた人生と違ってしまっても大丈夫! どこかで上手くバランスをとって自分なりの人生を創っているんですよ。
 
天才監督二人が語るクリエイティビティ、いかがでしたか?
生きるヒントがちりばめられたトークを展開したレフン監督の最新作、2017年1月に公開される『ネオン・デーモン』はエル・ファニング主演のファッション界を舞台にしたダークな物語。
想像のつかないラストと映像美で観客のド肝を抜いちゃうスタイリッシュ・スリラーに仕上がっています。
エンポリオ・アルマーニやサンローランのモードでゴアなファッションや、息もつけない衝撃的なサスペンスにドキドキしたい女子にはオススメですよ。
 

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