期間限定の愛人 完結編

服役囚を待つ女の、はかないひと時のラブアフェア…。 貴方は 期限付きの私の愛人…。

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哀しい女のプライド 2⃣

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2013/07/15 12:07:17

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その日、マキは上機嫌で いつになく テンションが高かった。


ホテルに入ったとたん、ルリをベッドに押し倒し、もう 許して!…と ギブアップの悲鳴を上げるまで、シャワーを浴びる前に 何度もイカせ苛み続けた。


ようやく マキの身体を振り払い、ヨロヨロと バスルームまで歩いてタブに湯を落とし始めたルリは、床に脱ぎ散らかされた 互いの服を 拾い上げながら、妖艶に笑って マキに話しかけた。


「 ウフフ、この間の 仕返しのつもり…?
私に バレた、 N美さんへの ナイショのプレゼントの…(笑)」


ベッドに 寝転がったまま 、ふふん…と意味深に 微笑んだマキは、ルリの質問には答えず、 明るい声で こう言った。


「 今日は ルリに プレゼントを持ってきてるんだ。貴女をもっと 喜ばせてあげようと 思ってね!」


と、突然 勢いよく飛び起きたマキは、いつも 持参している黒い小型のブリーフケースから、無造作にクシャクシャと丸められた 怪しげな細長い紙袋を 取り出した。


「 貴女が 今一番 必要としている物かもよ。
もちろん、俺も 一緒に楽しませて 貰いますがね(笑)」


…と言いながら、マキが 勿体をつけて紙袋から 取り出した物は、あの 悪名高き デンマ…!?


…電気マッサージャーと、深紅とブルーの 卑猥な原色のTバックショーツ2枚であった。


「 フッフッフ…(笑)どーよ、ルリ? 可愛いだろう? こんな色の 小型デンマなんて 珍しくない??
貴女の好きな色、 パープルだぜ!ネットで見つけて、ルリの好きそうなTバックと合わせて、俺 直ぐに注文しちゃったよ(笑)
ルリに ピッタリじゃないか!
これで 俺を思いだしながら 楽しんでよ。
それを妄想すると、俺も嬉しくなっちゃうからさ(笑)」


マキは エロチックに笑いながら、自慢げに それを差し出した。



電気マッサージャーと言えば、聞こえは普通だが、素人モノAVでは、必ずと言っていいほど登場する、ポピュラーな大人のオモチャである。



本体の部分が 淡いパープルとピンク二色で色分けされた そのデンマは、確かに珍しく、エロと言うよりは 、カラフルで可愛らしいシロモノだった。



「 ………!」


だが、ルリは 正直 呆然と落胆してゆく自分に気付いていた。


ルリを喜ばせるプレゼントとは これ…?


マキの考えついた、ルリが一番嬉しいと思うプレゼント…とは、こんな物なのか??


確かに 大きい声じゃ言えないが、シマだって、大人のオモチャを、ルリと楽しむ為に 買っていた。


男はしょうがない生き物…と、ルリは 苦笑しながらも、そんなシマを 可愛いと思っていた。


だがシマは、女心が わかる男だった。


今ここで、独り者の 寂しい女ルリに、いくら男に飢えているのが ミエミエだからと言って、直接的にデンマ…とは、あまりにも残酷すぎるだろう?


ルリの精神状態を読めるシマなら、きっと ここで 花束か ジュエリーだ。


現にルリは、度々シマから花束と宝石をプレゼントされている。


「 この指輪、お前に似合いそうだったから(笑)
たいしたものじゃない…どうせ偽物だろうが、キモノの時に着ければいいんじゃないか?」



記念日でもない普通の時に、シマはあれこれとルリを幸せな気分にしてくれる小さなプレゼントを、はにかみながら贈ってくれた。


どんなに 粗末なバラ一輪でも、安物の指輪でも、今ここで マキがプレゼントしてくれたものなら、きっとルリは嬉しくて嬉しくて、マキをもっと好きになれただろう。



しかし、そんな絶望感は これっぽっちも見せず、ルリは 明るい声で オーバーに叫んで見せた。


「 いやーん、もうマキさんったらスケベ(笑)
コレ、メチャ可愛いっ!!貴方に逢えなくて我慢出来ない時、アタシ 大切に使っちゃうから…キャハ!(笑)」



( …私、まるでN美のコメのように、アホで間抜けなセリフだわ。
プライドも何も無い…。)


ルリは、哀しくて仕方なかった。


これまでもルリは、多くの男たちと様々な形で、恋愛を繰り返してきた。


だが、セックスだけの男女関係とは、これほどにも虚しいものなのか…?



すると マキは、さも満足気に 悪戯っぽい笑みを浮かべ、再び バスタオル一枚巻いただけの ルリの身体を、乱暴に抱きすくめた。


「 ルリ…、貴女って 素敵だ!
今日は もっともっと 虐めてあげるから。
このこと、最高にエロくブログに書いちゃえよ(笑)」



それからマキは、鉛色に沈みそうな心とは裏腹に、 次第に甘い吐息が漏れるルリの唇を、噛むように奪い、力強く吸い続けるのだった。



以下 次号

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