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『明日のきみ。昨日のわたし。』

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朝ごはん

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2018/06/16 17:11:04

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目が覚めたら


同じ布団の中に、要一郎がいました。



47歳の顔。



26歳の城とも、23歳の秋とも違う、


顔に刻まれた歴史。




頬から、耳のところを撫でたら、目を覚ましました。





ああ、ごめん、




夜中に我慢できなくなっちゃって、




お前にくっついちゃった。






『いいよ、あったかいもん』





『少しだけ…。






触っても、いい?





いやなら、止めるから』






いいよ、触って欲しい。




優しくしてね





『はい(笑)優しくします。




初めての時だって、俺は優しくなかったもんな(笑)



いきなり激しくしちゃったよーな…。』




もう、忘れたよ、20年前のことだもん





ユニクロの、買ったばかりのパジャマ。





ボタンを、上から二つだけはずす。




鎖骨と、キャミソールが見えてる




大きな手で、



デコルテを撫で回す。




あたたかい手。



キャミソールの上から、小さくしぼんだ胸を撫でる。




『ぺっちゃんこでしょ…。もうBカップかも。』




大きさは、関係ないよ。




愛菜、起きてごらん、ほら、ここに座って。



要一郎の目の前に座る。



お医者さんみたい(笑)



ボタンをもう一つはずす。



『まっ白だな、どこもかしこも』



座ったら、どうにか、胸の膨らみが復活。




『ほら、あるよ、胸』



要一郎の右手が私の左の乳房を包み込んだ。



そっと、指に力を入れて、乳房の形が変わる。




『ほんと、中身が無くなっちゃったんだな…。』



うん。何も入ってない。空っぽだよ、しわしわ。





しばらくの間、要一郎は、中身の無い、空っぽの乳房を


触っていた。





『がまんできなくなるから、朝ごはん食べよ(笑)』





うん。





外気が16度しかない。寒い。



持って来たカーディガンを羽織って、



朝からがっつり、



ミートソースパスタと、



ミネストローネ、そして、ワカメのネバネバサラダを



二人で分け合って食べた。





エアコンの暖房をつけたまま、




また、二人で布団に戻り、




手のひらで撫で回し合った。






この人のことを愛して、





結婚して、




子どもを産んで。






その8年間を思い出しながら。





また、うとうとした。













◇◇

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