ブログランキング22

不器用なわたしたち

  • 記事数 153
  • 読者 755
  • 昨日のアクセス数 10248

テーマ:小説 > 男女関係

2018/05/18 11:27:44

  • 115
  • 1

約束の時間から15分過ぎた。

もういいや。
勝手に注文しちゃおう。

適当に注文して、ナスの田楽をちょうど食べ始めた時に部屋の襖が開いた。

「こ、こんばんは。」

久しぶりの再会がほろ酔いでナスを食べているなんて。。。

高野さんは呆れることなく


「お、いいの注文したね〜
ここの田楽味噌最高だよ!」

ジャケットを脱いで向かいに座った。

「久しぶり。元気そうだね。」

「おかげさまで。」

全然変わらない高野さん。

いっそう、太って禿げていてくれたらいいのに。。。


「なに?老けた?笑」

「いいえ。悔しいけど相変わらずカッコイイです。」

「ははは。好きになっちゃう?」

好き。。。か。


「キレイになったね。」

ポロっと涙が出た。

「ごめん。俺は泣かせてばっかりだね。」

「高野さんは。。。高野さんは。。。
もう早く誰かとどうにかなってください。
スーパーモデルとかと結婚して
私の手の届かないところに行ってください!」

「無茶言うなぁ〜」

せっかく一所懸命メイクしたのに。
ボロボロだよ。

「俺はみうが好きだよ。みうが泣いて悲しんでる姿が見られないくらい大切で可愛いよ。そのみうを悲しませる原因が自分だなんて、そんな自分が許せなくて、逃げちゃった。。。」

ぶんぶんと頭を振った。

「長瀬君なら大丈夫そうだね。彼なら泣いてるみうでもすぐに笑顔に変えられるね。」


涙で高野さんの顔が見えない。
でも大好きな高野さんの優しい声。


「幸せになってね。」

「はい。」

心の中の重い重い塊が消えた。

「高野さん、大好きでした。私も高野さんを支えることができなくてすみません。」

「ありがとう。」

同じテーマの記事

コメント1

しおりをはさむ

  1. ミシェルさん(42歳)ID:6695691・05/18

    やっぱり高野さんがいい!(T_T)

このページのトップへ

GIRL’S TALKにログインする

Ameba新規登録(無料)はこちら

5/28 編集部Pick up!!

  1. 子連れに謝罪され感じたこと
  2. 新築お披露目で義両親にイライラ
  3. 何もない所で何かを呼ぶ娘が怖い

人気ブログ記事ランキング

  1. 1

  2. 2

  3. 3