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あの頃の私と彼…の物語

《彼の面影を探して迎える転換期✨編》

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569.少しの罪悪感

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テーマ:小説 > 回顧録

2018/05/16 15:31:28

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桐谷さんや💦…

まだ私に言いたいことでもあるのか?
しつこいなぁ…もう無視しよ!
それがいい…うん…



私が急に立ち止まるから

アミちゃんは

「どうしたん?急に」と


私は

「アミちゃん前方2時の方向に
立ってるリーマン…
なに話しかけてきても無視してな!」


「え?なに?💦なんで?」


「なんでも!
キャッチみたいなもんやし…
目も合わせたらあかんよ?
ほな、行くで!」



そう言って、私は桐谷さんの前を
普段より早めのスピードで歩き通り過ぎた


後方から「紗絵ちゃん…あの…」と

聞こえるが無視した…


桐谷さんの声をかき消すように
私はアミちゃんに話しかけ
彼を無視した…


何も事情の知らないアミちゃんは
そのうち小走りで走りだした時に

「少しぐらい話し聞いてあげたら?
それかヤバい系でしつこくされてるなら
私が言ってあげよか?」

そう
言われたけど…


そして、せっかく走っても
信号で引っかかった💧


それで余裕で追いついた桐谷さんは

信号待ちしてる私に

「紗絵ちゃん…ホンマに悪かった!
悪気は無かってん💦すまん!」と

大きな声で言った…


さすがに耳がキーンで

「聞こえてるよ!もう💦」と

彼の顔をそのとき初めてマトモに見た



いつものふざけた表情じゃない…


真面目な表情で…


切なそうな目が本当に悪かったと
思ってる表情だった…


そんな表情されて謝られたら
私が意地悪してるみたいやん…💧


そう罪悪感が芽生えドキッとした…


「紗絵ちゃん?…」

私の答えを待つ彼に


私は…それでも無視して

隣のアミちゃんに「行こう!」と言い



信号を渡った…



彼は、一緒には渡らず
その場に立ったままで…



気になりチラッと後ろを振り返ると

立ち尽くしたまま
俯いてた…



その姿がなんか…


少し…可哀想やったかな?


やり過ぎたかな?…って


私の胸の奥がチクッとした。(。-_-。)

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