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自問自答

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テーマ:小説 > 男女関係

2018/05/15 20:45:37

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『君はいいねぇ。いつも誰かに心配してもらって。』


またあの暗闇だ。


『蛭間さん…』


白衣姿の蛭間さんがニコニコと不気味に笑ってる。



『俺なんて、父さんにはずっと否定されてばっかりだったよ。
君のお父さんは優しいね。』


『……何が言いたいのよ。』


『そんな優しい君のお父さんは
君がこうなったのは自分のせいだって思ってるんだよね?
いたたまれないなぁ。』



さっきのお父さんの辛そうな顔がすぐに浮かんだ。



『君のお友達も。自分を助けようとして君が拉致されたと思ってるよね。きっと申し訳なくて会いに来れないんだよ。』


『違う…メイファンは警察の聴取で……』


『それはあの男の子がついてくれた嘘なんじゃない?
君がこれ以上傷つかない様に。
彼は君の事が好きなんだね。良かったね。』



『良かった?』



『だってあの殺し屋君はもう必要ないでしょ?
だから次はあの男の子で代用すればいいよね。』



代用………



『俺は君が自分勝手だって言ったでしょ?
でもいいんじゃない?

嫌な事は忘れて、また代わりを見つけて
寂しがればまた周りは優しくしてくれるよ。』









目を開けると既に外は夕方で
病室の窓からオレンジ色の夕日が射し込んでいた。




ゆっくり立ち上がり、窓の前に立った。


ガラスには寝起きの私が映ってて
窓から下を見ると、人が小さく蟻みたいにたくさん行ったり来たりしてる。



窓におでこをつけて、それを眺めた。




『私、嫌な人間だな………』






ここから飛び降りたら……
誰にも迷惑かけなくて済むかな






窓の鍵に手を伸ばした。

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