ドリーさんのブログ

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ノリさんからのお誘い。

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2018/06/13 07:48:39

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兄貴の送別会から1ヶ月。










ノリさんとマサ君は毎日、仕込みとその日の料理をほぼ2人で回していた。










ボス猿の評判は調理師会でもあまり良いものではないのか次の板さんは募集をしても来ることはなく…
その上、兄貴が居た時よりも仕事をしなくなっていたのが洗い場に居ても良く分かった…。










マサ君は日に日に荒れていき
ノリさんはやつれていってた…










「休みの日はどこにも行く事なく必至に体力を回復させる為にひたすら寝てる…」










たまたまいっぷくが一緒になった時、ノリさんがそうボヤいた事があった…。










そんなノリさんやマサ君を見てるのが辛くなってた頃だった。










いつものように仕事を終えて帰ろうとノリさんに挨拶に行った時だった。










「お疲れ様です。お先に失礼します。」










私がノリさんの元へ挨拶に行くと










「終わったか?帰るか?」










手を動かしながらノリさんが苦笑いでそう聞いて来た、










いつもなら「おつかれ!」で終わりなのに…?
何か用があるのかな?そう思った。










「はい。終わったので帰ります…ってか、何か私に手伝える事がありますか?
何をします?あっ!それを洗います?」










私はそう聞いた。










「いや…そうじゃない…ってか、帰るか?」










歯切れの悪い言い方のノリさんは
明らかに何かを言いたげだった。











「ん?いや、これをしてくれって言ってくれたら帰らずにしますよw
今日は夕飯の支度をしっかりして来てるので大丈夫です。で?何をします?」










私は少しでもノリさんの手伝いができてノリさんが楽になるのなら…そればかり考えていた。










「いや、だからそうじゃない。」










あくまでも手を止めずに苦笑いを続けるノリさん…











「ん???じゃぁ何ですか?」










私はそんなノリさんが本気で心配になってきた

何かを言いたげだけれど言わない…
こんな会話だけれど会話中に手を止められない程仕事が山積みなのか、それとも言いにくい何かがあるのか全く分からないから尚更心配になった。









「いや………」










「ん?どうしたんですか?」










私はそんなノリさんに近づき顔を覗き込んだ。










「…………やっぱいいわ、おつかれ!」










「えっ?いいんですか?
なんか…ものすごく気になるんですけど…
いいなら帰りますね…お疲れ様です。」










私は後ろ髪を引かれる思いでその場を後にしようとした時だった。










「おい!」










私はノリさんに呼び止められた。











「はい?何ですか?」










振り返りノリさんを見るけれど
ノリさんはそんな私から目を背けた…。










「あの…何かあるならハッキリ言って下さい!w
気持ち悪いし怖いんですけど…w」










私はそう言いながらまたノリさんに近づき顔を覗き込んだ。










「ん?…」











この時、やっと私はノリさんと目が合った。

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