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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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Wedding Song Y to K 26

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テーマ:小説 > 恋愛

2018/05/09 15:37:44

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「悪いな。実は事情知ってるんだ」
「えっ!?」

カフェに入って席に着くやいなや、シュンが悪戯っぽく笑った。

「って言っても少しだけな。蜂谷から相談受けたから」
「……相談って……?」


心臓がドキドキして気持ち悪い。
コウくんは…一体何をシュンに話してたんだろう…?


「親父さんがぎっくり腰だって?大変だったみたいだな」
「うん……」
「蜂谷は、自分が何日か仕事休んで行った方がいいんじゃないかって。それで上司も込みで相談聞いた」
「…え?」
「結局、親御さんに断られたって言ってたけどな」
「……そうなんだ……」


……それすら、あたしは何も聞いてない……。


シュンの言葉に落ち込んで、たちまち澱んだ気持ちが胸の中を埋め尽くす。

「…ま、俺は蜂谷の気持ち少しは分かるけどな」
「……え?」

顔を上げると、シュンが優しくポンポンとあたしの額を叩いた。

「結婚式の前だし、ユカに余計な心配かけたくなかったんだろ。蜂谷なりの不安もあったのかもしんねえし…」
「……不安?」
「あぁ……それに、ユカなら自分が仕事休んででも行くって言いそうだし」
「…それで何か出来るなら、もちろん行くよ?」

やっぱりな、とクスクス笑う。


……それが、不安?
コウくんはあたしに遠慮して話さなかったってこと?


「ま、蜂谷を信じてやれよ」


……シュンは、あたしが落ち込んでるって思って来てくれたんだ。
ありがたくて嬉しくて、心が少しだけ軽くなった。

昔のシュンなら気付かなそうだけど…って思って思わず笑ったら、それに気付いてシュンが聞いた。


「何笑ってんだよ?」
「ううん……シュンでも、不安になる気持ちとか分かったりするの?」
「んだよ、それ?俺を何だと思ってんだ?」
「だっていつも自信満々だし」
「…まあな」

それから少しだけ他愛もない話をして、家まで送ってもらった。

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