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不器用なわたしたち

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テーマ:小説 > 回顧録

2018/04/25 18:30:15

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部屋は本に埋もれていた。
その光景に驚いてしまって、さっきの事を一瞬忘れてしまった。

「狭くてすみません。
適当に座って。えっと、ここどうぞ。」

本をよけてソファにスペースを作ってくれた。

「ありがとうございます。」

ボウイさんはお水をくれた。
私それを一口飲んで
ふぅ〜とため息をついた。

「よかったらお風呂使ってくれて良いですよ。」

「え、あ。。。」

「や、すみません。そういう訳じゃなくて。。。」

ボウイさんは顔を真っ赤になって下を向いてしまった。

「あの。。。私いま自分でどうなっているのか確かめる勇気が無くて。。。」

ボウイさんはスッと立って私の前に座って
さっき貸してくれたシャツのボタンをゆっくり外した。

わたは目を瞑った。

切り割かれたTシャツに手を掛けられてた瞬間全身が硬直した。

そうっとTシャツを脱がせてくれてシャツのボタンを閉めてくれた。

「Tシャツは捨てときます。胸の辺りはちょっと赤くなって少し引っ掻き傷みたいになってます。下のコンビニで消毒液買ってきます。」

「ありがとうございます。」

ポロポロと涙が出た。
ボウイさんはポンポンと頭を撫でてくれた。

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