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過ぎたるは及ばざるが如し。 ☆ヤンデレ注意☆

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テーマ:小説 > 男女関係

2018/04/23 01:07:28

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その頃、丁度レンタカーを返しに行こうとしてたところで空っぽになったハイエースから電話を折り返した。


『もしもし?まどか?』

『………………蒼士……』



まどかの声は蚊の鳴くように小さく
弱々しかった。



『どうした?』

『…………………』


黙ったまま。
でも泣いてるような気がする。


『どうした?泣いてるの?』

『……私……だめだった………』



仕事がうまくいかなかったのか。


耳を澄ますと、虫の音が微かに聞こえる。



『今何処に居るの?』

『……来てくれるの?』

『行くよ。当然でしょ。』

『……前に二人で登った、高台覚えてる?』

『うん。そこに居るの?』

『うん。』

『待ってて。すぐに行くから。』




『……うん。待ってる………』






エンジンをかけて、直ぐに車を走らせた。





高台の下に車を停めて、階段を一気にかけ登り
辺りを見渡した。




『まどか!どこ!?』





『……蒼士……』





微かな声にも、今の俺には十分だった。




『まどか!』



高台の時計台の下に寄りかかる様にして
まどかは座っていた。





あぁ、これは……もう……



『まどか……どうして……?』


『蒼士……寒いの……なのにね、なかなか死ねないの。』



まどかがこっちに手を伸ばす。

それを掴もうと近付くと、まどかの周りに広がる血だまりが靴を汚した。





まどかはノースリーブのワンピースに何故か裸足で
体の首から下は切り傷だらけで
ワンピースは真っ赤に染まっていた。




『………蒼士を待ってたの』

『なんで……こんな……』



まどかは握りしめていたカッターナイフを
俺に渡してきた。




『……私を殺して?』

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