堕ちて彷徨う

bdsmの精神的な面と、心理描写をたっぷりと描きます。

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2017/11/05 01:45:01

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生まれたままの姿に、クリトリスの調教アクセサリー。
わたしは両手を頭の後ろで組み、恐る恐る腰を前に突き出して、ガニ股に脚を開いて膝を曲げ、中腰になった。足腰が震えた。

「臭いな。」
「…ゃ、 はずかし…い…」
バシン!!
左の頬をSさんの平手が打つ。
「姿勢。体を丸めるな。もっと胸を張って堂々としろ。腰が引けている。もっと脚を開け」
「はぃ、ご主人さま…っ」
「ブタが何を恥ずかしがっている。お前は誰の奴隷だ? 飼ってもらう気がないのか?」
33歳のSさんの滑らかな別珍のような声が、静かに、冷酷に、35歳のわたしを掌の上で転がすように、惨めに追い込んでゆく。
わたしは腰を突き出し足を開くことが恥ずかしく、おずおずと躊躇った。
するとSさんは、革張りのデスクチェアに座ったまま、長い脚をわたしの脚の間に入れ、膝の内側を蹴った。
「俺の命令にいちいち躊躇うな。鬱陶しいんだよ。」
「っ、すみません」
その容姿も声も美しいSさんの前で、わたしが惨めな醜さを取り繕うことは、一ミリたりとも許されない。わたしは何処までも晒さなくてはいけないのだ。
わたしには、僅かだが歳上の女だ、というプライドがあった。若い女とは違う、きちんとした大人の女の美しい振る舞いと魅力をみせたかった。_____わたしだけを見て、欲しかったのかもしれない_____
だが彼は、わたしの浅はかな計算など全てお見通しのようで、却って彼の苛立ちを誘った。わたしのそんな小さなプライドは簡単にへし折られ、さらに堕とされる。女であろうとする様を嘲笑うのだ。

「み、見ないで、ください…」
こんなに醜いことが知れたら、幾ら何でも引かれる。限度がある。棄てられてしまう。嫌だ。
棄てないでください。ごめんなさい。ごめんなさい。

屈辱と羞恥と恐怖と、もう何も考えられない。

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