堕ちて彷徨う

bdsmの精神的な面と、心理描写をたっぷりと描きます。

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2017/10/31 15:17:09

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小一時間ほど眠り、目が覚めた。
このことは、Sさんに報告しなくてはならない。休憩に送らねばならないはずの写真も送っていない。
しかしわたしは、決して逝ってはならないというSさんの命令を守れず、思い切り達してしまった。しかも大勢の見ている前で、客に叱られながら。さらに一回り歳下の大学生の男に世話をしてもらったし、わたしの恥ずかしい身体に気づかれたかも知れないなどと、振り返るととても怖くなった。この一連をどうしてもSさんに報告できぬまま、この日は帰宅し、一通も送れぬまま翌日の夜になってしまった。

LINEの通話が鳴った。
「M。俺だ。」
心臓が跳ねた。普段の穏やかな声とは違う、威厳のある支配者の声だった。たった一言に、吹き飛んでしまいそうだ。
「Sさ.さん、こ、こんにちは、あ、あの、、」
わたしは軽くパニックになっていた。脇の下は汗が吹き出してぐっしょりと濡れ、口内がカラカラになってうまく喋れない。
「昨日と、今日も。何故、報告を怠った」
「ごめんなさい、ごめんなさ」
「俺の質問に答えろ。そして報告だ」
主のSさんは、畳み掛けるようにしずかに言葉で追い討ちをかける。
「ご報告、できなくて、ごめんなさい、っ。ぁ、あの、…………」
わたしは言葉を続けられなくなり、沈黙が流れた。
「お前は口もきけないのか? ……もういい。 今すぐ来いブタ。」
恐ろしい冷たさを含んだ声で吐き捨てるように言った。
「あの、1時間で…」
消え入りそうなくぐもった声でなんとか言った。
「30分だ。遅れたら棄てる。」

わたしは、身支度もできぬまま大急ぎでタクシーに飛び乗り、Sさんのマンションへ向かった。
「棄てられる」それだけは、絶対に嫌、いや、もう、それしか考えられなくなっていた。
視界は涙で見えなくなり、おおいに股間を濡らしながら…

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