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*秘密の日常*10

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/13 10:24:58

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「そー言えばウチらのクラスの担任って新任の先生らしいよー。」


「へー、そうなんだ。男かな?女かな?」


「私、イケメンの男がいいーっ!」



席に座ってHRが始まるのを
真利奈ちゃんと一緒に待っていると
そんな声が聞こえてきた。



「結衣、聞こえた?」


「うん、私達の担任の先生って新任なんだね。優しい人だといいな。」


「そうだね。私はやっぱりイケメン先生が良いな〜!」


「真利奈ちゃんには陸くんがいるじゃない。笑」


「それとこれとは別っ!目の保養は大事なのっ!」




真利奈ちゃんは
そう言って笑うけど
私にはいまいち分からないなぁ。

私だったら
好きな人だけ見ていたいし
好きな人が誰よりも1番
カッコいいって思うはずだから。

だから、目の保養なんていらないかな。




そんな事を考えてると
HRが始まる鐘が鳴って
次々と生徒たちが教室へと入ってくる。

その中に夏向くんの姿もあり
目が合うと小さく手を振る夏向くん。

私もぎこちなく笑いながらも
小さく手を振った。




ーーなんか、こういうの
ちょっと恥ずかしい。




頬が少し熱く感じるのは
私の顔が赤くなってるからなのか
教室の中が妙に暑いからなのか…
自分でも、よく分からなかった。




「あっ!あの先生じゃない?ウチのクラスの担任っ!」



廊下側に座る生徒の1人が
窓から顔をヒョコって出しながら
大きな声でそう言うと
次々に生徒たちが窓から顔を出す。



「待って。ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!超〜カッコいいんですけどっ!」


「うわーマジかー男かよー!」


「なんか若くね?」


「あ、本当だ。若い、若い。」


「やぁ〜ん♡私狙っちゃおー!」


「お前じゃ相手にされんて。笑」


「は?埋めるぞコラ。」




周りがギャー、ギャー、騒ぐ中
教室のドアが静かに開かれた。

正直言って、私は担任の先生が
男だろうが、女だろうが、
若かろうが、若くなかろうが、
どうでも良くて。

ただ、あまり熱血過ぎず
厳し過ぎない先生だったら良いな。

くらいにしか思ってなかった。


けど…


教室に入ってきた人物を見るなり
私はハッと息を呑む。

まるで時が止まったかの様に感じた。

ギャー、ギャー、うるさい生徒の声も
椅子を鳴らして席に着くガタッ、ガタッ
って音も、何も聞こえない。

心臓が今までにない位に
ドクドクと激しく動いていて
息が苦しくなる。


だって…だって、

私達のクラスの教壇に立つ彼は…

私の初恋の人、

今でも大好きな人、

ずっと、ずっと、会いたかった

翔ちゃんだったからーーーー

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