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*秘密の日常*7

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テーマ:小説 > 恋愛

2017/10/12 21:30:57

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正直言って夏向くんと私
そんなに親しい間柄では、ない。

夏向くんのお友達の陸くんと
私のお友達の真利奈ちゃんが
お付き合いしてて、それで
たまぁ〜にお話する程度の関係。

何度か一緒に遊びに行ったりもしたけど
私、人見知りだし…話しかけられても
何話して良いのか分からなくて
なかなか仲良くなれなかったんだよね。

遊びに行ったっていうのも
4人でだし。

2人だけで話すなんて事、
実はこれが初めてだったりする。



「…あ、あのさ。」



スマホを弄りつつ隣を歩く夏向くんが
遠慮気味に話しかけてきた。



「えっ?あ、はいっ!な、何?」


「…そんな緊張せんでも。笑」



緊張して背筋がピンとなる私を見て
夏向くんが小さく笑う。


「あっ、ご、ごめっ…」


「花岡って可愛いな。笑」



ふふ、って目を細めて笑う夏向くんに
思わずドキッとしてしまった。



「…っ!なっ、何言って…」


「今さ、陸からLINEが来てさー、花岡と俺、同じクラスらしいよ?」


「へっ?」



きょとんとしている私の顔の前に
スマホをかざす夏向くん。

スマホの画面には
クラス表をスクショした画像が載っていて
私の名前と夏向くんの名前が
3組と書かれた場所にあった。



「これから1年、宜しくなっ!」

「あ、うん。宜しくね…」



差し出された右手に
戸惑いつつも
無視するわけにもいかず
握手を交わす。



「って事で。花岡 結衣さん、俺とLINE交換しよう!」



私の目線に合わせて屈む
夏向くんの笑顔は
キラキラと眩しくて
私は少し、頭がクラクラした。

男の人にLINE交換しよう
と言われたのは
これが初めての事で
私が答えに困っていると
少し不安そうな顔して


「あ、もしかして嫌?」


と夏向くんは苦笑いした。



「ちっ、違うのっ!私、男の人にLINE交換しようって言われた事なんて今まで1度もなかったから…あの、ビックリしちゃって…嫌、とかじゃない、です。良いよ?LINE交換…私で良ければ。」



多分、赤くなっているであろう顔を
夏向くんに見られたくなくて
俯きながら話す私の顔を
覗き込むようにして笑う夏向くん。



「やったっ!じゃあ俺が花岡の男友達第1号って感じ?」


「ま、まぁ…そう、だね。笑」


「よっしゃーっ!!!俺超〜ラッキーっ!!」




何がそんなに嬉しいのか
私にはサッパリ分からなかったけど
無邪気に喜ぶ夏向くんを見ていると
つられて私も笑顔になった。

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