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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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monochro 12

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/10/11 13:58:30

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「僕の名前は、山岡 玲史です。25歳」


25歳!?


「えーっ!?意外に若…っ!」
「もっと老けて見えました?」
「ご、ごめんなさい!玲史さん、雰囲気が落ち着いてるから…ってあたしの周りが落ち着きないだけか…」
「……名前」

顔を上げると、何となく嬉しそう…な気がする。
だからつい、あたしの方が照れて俯いてしまった。

「実は、お店ではレイで通してるんです」

視線の先に一枚の名刺が置かれた。
「monochrome」という店名と「山岡レイ」と書かれたシンプルなもの。

「あ…じゃあ、レイシさんって呼ばない方がいいですよね!?すみません」
「いいえ。華さんさえ良かったら、二人きりの時はそう呼んで下さい」


……え?
二人きり……って、あるか?

って思わずドキドキしたけど……きっと色んな子にそう言ってるんだ。
むしろその為に名刺は「レイ」にしてるんだったりして。


なーんて、少し酷い想像をしながら、自分の名刺を差し出した。

「じゃああたしも…高橋華絵です。24歳」

レイさんは驚いた表情になって、その後また微笑む。

「華絵さん…だったんですね」
「実は。みんな呼びやすいから華、って呼びますけど」
「じゃあ、僕は華絵さん、で」


……え?


「何だか僕だけ特別な感じがするでしょう?」


……うーわー……。
笑顔でこういう事言っちゃうのか。

本当、一つ一つの言動が根っからの夜男子、って感じ。


「…なんだか源氏名みたいですね。レイさん」
「確かに。そうかもしれないですね。非日常的な夢を見せるのが仕事ですからねー」
「非日常?」
「そう。日常の嫌な事や、時間を忘れて楽しむ為に皆さん来られるんですよ。その点ではホストと一緒ですね」
「……うん、確かに」


きっとあたしの仕事も一緒だなー。
お客さんに美味しいご飯とお酒と、それから楽しい時間を提供する。
それがカフェパラだもん。

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