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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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monochro 11

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/10/11 10:14:22

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次の平日の休みに、monochromeに行ってみる事にした。

この間奢ってもらったので、そのお礼に。
残念ながらマキは都合が合わなかったから一人で。


少しだけ緊張しながら重厚な扉を開く。


「いらっしゃいませ…あ、華さん!」

…なんだかいつもと違う、少し子どもっぽい笑顔。

「……こんばんは。こないだは、どうも」
「いいえ。来てくれて嬉しいです!座って下さい」

少しだけ頭を下げると、やっぱりいつもよりも弾んだ様な声でレイさんの前の席を勧めてくれた。


カウンターだけの狭いお店で、レイさんともう一人40代ぐらいの男のバーテンがいる。
外観もレトロだけど、店内のBGMも古い洋楽が流れていた。


「何飲みますか?」
「んっと…じゃあジントニック…と、レイさんも何かどうぞ」
「そんな気を遣わないでいいのに。ありがとうございます」

慣れた手つきでドリンクを二つ作ると、あたしの前に一つ置いた。
そしてお互いのグラスを合わせて唇を付ける。


……あの唇と、キスしちゃったんだ。


ってあたし変態か!!


「今日はお休みですか?」

レイさんはグラスを置いて、いつものキラースマイルで言った。

「はい。レイさんはこの間RED来てた月曜日がお休みなんですか?」
「そう、月曜が定休日で。華さん、敬語じゃなくていいですよ」
「……でも、レイさんだって敬語だし……」
「これは僕の癖みたいなものなんで」


……そうは言っても、きっとあたしより年上?だよね?
顔は可愛いけど落ち着いてるし……よく考えたら、あたしレイさんの事何にも知らないんだ。


「じゃあ、もう少し打ち解けられる様に自己紹介しましょうか?僕も華さんの事をもっと知りたいので」

まるでとっても楽しい遊びを提案するみたいに、あたしの思考を読んでいるかの様な事を言う。
だからあたしも頷きながら、少しワクワクしてしまった。



丁度その時、もう一人の年配のバーテンさんと飲んでいた男性客が帰って。
そのバーテンさんも「僕はそろそろ失礼しますね」と奥に入って行った。


「レイさん、一人の時もあるの?」
「ええ。今日は特別暇なので」


ん?
…って事は、今から二人きり?

なんか別の意味で心臓がドキドキしてきた。

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