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きゅん♡とするおはなし

主に恋愛小説。短編多し。きゅん♡とする話を目指して、日々のストレス発散に書いてます!

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テーマ:小説 > 男女関係

2017/10/06 15:11:01

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そうは言いつつも、その後はその人の事なんてずーっと忘れていた。


あれから2ヶ月程経った時の事。
その日はディナーからの出勤で、あたしは出勤前に近隣の店舗にイベントのフライヤーとポスターを置いて貰う為に回っていた。



「今晩は、華さん」


……え?
誰?


声の方を振り向くと……あの時の癒し系全開スマイルのバーテン……!!


「え……あの……覚えて……?それに名前まで……」


あたし、あの時名乗ってないよね?
2ヶ月も前だし、ちゃんと喋ったのはあの職業の話の時とお見送りだけなのに。


「ええ。顔を覚えるのもバーテンの仕事ですから」

ニコッ


……あたしはその時、頭の中でガーンと鐘を打ち鳴らされたかの様だった。

だって……あたしも含め、うちの店の連中ときたら……
客の名前が思い出せない時は「あーっこの間はどうもー!」で貫き通すという適当っぷり。
正にノリと勢い。


「今から出勤ですか?」
「あ…はい!」
「頑張って下さいね。またお休みの日にでも、是非来て下さい」


あーやっぱこの笑顔…癒されるけどキラースマイルだなっ。
こうやって女の子をたぶらかしてるんだ!
今まで周りにいなかったタイプの夜男子だ。笑


そこで別れて、彼が入って行った小さな店を少しだけ眺めた。
西洋レトロな外観に、少し地味過ぎるんじゃないかと思う様な看板。


『monochrome』か……。


「あ、やべ。出勤時間!」

思わず独り言を呟きながら足を早める。
そして頭の中であの笑顔を思い出して、今度マキと行ってみようかな、なんて考えてみた。

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