アリスさんのブログ

恋愛小説ふう回顧録、ときどき普通

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お見舞い

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テーマ:小説 > 短編

2017/10/05 20:50:07

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私は母に頼まれたお茶のペットボトルと着替えと携帯を
持った。あとちょっとしたスイーツも。
昨日病室を見たら冷蔵庫もあったから、もし食べきれないなら冷蔵庫にしまえばいいなと思った。
「こんにちは。お母さん、調子はどう?」
「大丈夫よ」
「着替えとか持ってきたよ」
「ありがとう。お茶とか色々助かるわ」
「ご飯は食べてる?」
「食べてるよ」
「そう。良かった」
「そういえばね、私、この間高橋さんにプロポーズ
されたの。私、結婚してもいいよね?」
「それは舞の人生だから私は反対しないわ。自由に
しなさい。高橋さんだったら安心出来る」
「ありがとう」
私は母があっさり認めてくれたので驚いた。
「舞、幸せになってね」
私は嬉しくて涙が出た。
「泣くのは早いわよ。これから忙しくなるわね」
「私は元気になるようにするから、舞も一生懸命頑張りなさい。高橋さんによろしく伝えてね」
「はい。あ、スイーツ買ったから食べる?」
「頂くわ」
私はペットボトルのお茶を渡した。
それと近くのコンビニで買った杏仁豆腐を取り出した。
「杏仁豆腐、嬉しいわ。ちょうどこういうの食べたかったの。」
小さなスプーンを添えて渡した。
「いただきます」ぱくぱく食べていた。
私は母の背中が小さくなったような気がした。
(これからは私がしっかりしないと)
そう思いながら高橋さんにメールした。

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